見出し画像

長生きをすべきか

日本人と長寿

高齢の日本人には、100まで生きたいという人がほとんどいないらしい。体の節々が痛かったり、心臓、血圧、腎臓、肝臓などの病気になったり体が歪んだり、弱ったり。もう健康ではなくなってから長生きをする人が多いらしい。西洋人には長生きを望む人が多いと聞く。

日本人の平均寿命は長いが、健康寿命はそう長くない。数十年も苦しみながら100歳を迎えたくないという気持ちはよくわかる。

反面健康寿命が最も長いのは、地中海に住む人たちだという。彼らは肉体労働をする人たちが多く、外食はあまりせずに自分たちが育てた野菜、果物、ハーブなどで自炊する。日常的にGMOの食品や化学肥料、農薬などを使った食品に触れないだけでなく、加工食品を食べる機会もほとんどない。貧しいながらも健康的な生活をしている。

日本人は、アメリカからの影響もあり、加工食品、化学肥料、農薬、ホルモンを含む肉、養殖魚に常にさらされている。巨大なスーパーに行っても、9割方添加物の入った食品しか売っていないのだ。

そうやって、体調が悪くなると、副作用のある薬品を医者に処方される。こんな環境で健康を維持できる人は少ない。

僕は長生きをしたいというわけではないけど、わざわざ体を悪くする食品ばかりを口にしようと思わないので、自然にある程度長生きすることになるだろう。

長生きするかしないかは、選択肢ではないのだ。長く生きてしまうことに備えて、体を健康に保って、できる限り柔軟性、筋力、持久力、耐久性を最後まで維持していけば楽にこの世から旅立つことができる可能性が高くなる。

たとえ、健康に異常が生じたとしても、そのような努力をしながら生きればもっと充実した人生を送れるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?