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反捨離データベースでミニマリストを目指して

ものを捨てるのは好きじゃない

アメリカ人の家内は、貧しい家に育った。そのせいか、無駄遣いを避ける癖がある。小さい頃から消費は美徳と教え込まれ、こんまりの大人気が示すように、ガレージ、屋根裏、地下室など普段誰も見ない場所に、恐ろしいほど使わないのに捨てられないものを詰め込んで、目に見える場所をチリ一つない状態に保っているごく普通の家庭とは感覚がまるで違う。(それさえもできない状態になり、家中が物だらけになることも珍しくない)

僕たちが狭い日本の家に引っ越した時には、収納場所が非常に限られていて、アメリカから持ち帰った物を半分ほど処分する羽目になったので、10年ほどかけて収納場所を少しずつ改装拡張していったのは記憶に新しい。

しかし、そんな家内もやはりアメリカ人の感覚は持っているらしい。苦労して増やした収納スペースを使い勝手がいいもの、持っていなかったものが少しずつ埋まっていく。特に彼女は日本語で書かれた商品仕様を理解しきれないので、同じようなものが増えていく。収納された品物の用途がわからなくなるのだ。断捨離に似たようなことを数回行ったが、それで収納スペースが空いてもまた数年したら元の状態になってしまう。僕の感覚では、お金を払って購入した物を捨てるのはお金を捨てるのと同じだ。

まもなく引退する家内が、引退したら必要なものだけを身の回りに置くミニマリストになりたいと言った時には、とても嬉しかった。でも、僕自身収納場所に溢れかえった何がどこにあるのかさっぱりわからなくなってしまった物また物をどうすればミニマリストの状態に移れるのかという悩みにずっと頭を抱えてきた。

何がどこにあるのかわからなくって、類似品が積み上がってしまっているのであれば、Notion のデータベース機能を使ってどこにある何を真っ先に使い切っていけばいいのか、優先順を管理してどこまで反断捨離を通じてミニマリストに近づけるのか試してみようと考えた。

まず、これまで使っていなかったデータベースのギャラリービューを使ってみる。

各レコードのページはこのようなイメージになる。
まだ写真を撮る段階にないので、データはあくまでも仮だ。

ギャラリービューでこれをみると

こんな感じになる。品物の写真と、裏にある説明書きが、画像表と画像裏だ。ジャンルは品物の分類で、残り%はどの程度まで使ったか。グループ化して、残り%を昇順にソートしたら、どの品物を残った量が少ないものから使い切っていけばいいかを判断できる。ついでに、収納場所も指定しておいた方がよさそうだ。

Notion のいいところは、少なくとも有料版ではクラウド上のデータ容量に制限がないことだ。


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