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学校の特色 - 「自治」のある学校

自治のある学校 - 子どもたちの「おかしい」と「変えたい」を大切にする
 あかさか小学校(仮)では、入学式、卒業式、運動会、宿泊体験学習、修学旅行など、従来の学校にはあるさまざまな行事は、開催を前提としていません。「何のためにあるのか」などの問いを子どもたちと共有し、個々の教職員も保護者も多様な意見を出し合いながら、子どもたちと対話し学び合うことから始めたいと考えます。当事者性をもち、自分たちのことは自分たちで決める。0から行事をつくり、あるいは行事をなくしたりしながら、一つ一つの行事をつくっていくプロセス、行事をなくしていくプロセスを大事にしたいと思います。
 子どもたちは、違いのなかに同じところを探しながら、違いを互いに承認する関係をつくるとともに、自分の心の声を聴き、ありのままの自分自身を大切にすることが保障されます。当事者性をもちながら人を大切にする力を育むとともに、「おかしい」「変えたい」が言える場が学校にあります。誰もが納得いかないことや不利益に黙ることなく、挑戦と失敗をする権利が保障されます。「強制」や「放任(なんでもあり)」ではなく、「自己決定」が尊重され、「自治」があります。常に、なぜそのルールがあるのかを問い返し、さらにはルールをつくるルールを学びながら、子どももおとなも対等に学校生活をつくります。
 

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