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【ヘアケア業界激戦区を勝ち抜く】クラウドファンディングで差別化できるヘアケア商品の特徴

ヘアケア商品はニーズが大きく魅力的な市場ですが、しかしその分競争も激しく、多くのプロジェクトが失敗に終わっています。

このためプロジェクトを成功に導くためには、他のプロジェクトと差別化できる商品を開発することが重要です。

今回の記事では、私自身がヘアケア製品でクラウドファンディングを成功させた経験から、差別化できるヘアケア商品のポイントについて解説します。

共感やエンゲージメントを高める方法も紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

ヘアケア製品開発のポイント

1.具体的な生活シーンを想定する

ターゲット顧客を明確にするためにはまず、「その人がどのような生活を送っているのか?」「どのような悩みやニーズを持っているのか?」

について具体的に想像することが重要です。

例えば、以下のような質問を自分自身に問いかけてみてください。

  • ターゲット顧客はどのような年齢層か?

  • 性別は?

  • 家族構成は?

  • 今までに使ってきたシャンプーの種類は?

  • どうして切り替えたいのか?

  • どんな商品に興味を示しているのか?

  • どのような情報を期待しているのか?

上記の質問に答えることで、ターゲット顧客の生活シーンを具体的に想像することができます。

生活シーンを具体的に想像することで、その人がどのような悩みやニーズを持っているのかを理解しやすくなります。

2.競合の強みと弱みを調査する

ターゲット顧客を明確にするためには、競合の商品やサービスを調査し、強みと弱みを分析するすることも大切です。

競合の商品やサービスを調査する際には、以下のような点に注目しましょう。

  • 商品やサービスの内容(成分や配合量)

  • ターゲット顧客

  • 価格帯

  • 販売チャネル(通販専門、市販の有無、販売店舗)

  • マーケティング戦略顧

  • 客の口コミや評判

競合の商品やサービスを調査することで、ターゲット顧客がどのような商品やサービスを求めているのかを理解しやすくなります。

また、競合の強みと弱みを分析することで、あなたの商品やサービスをどのように差別化するべきなのかも明確になります。

失敗が多い戦略

例えば

「ターゲット顧客を明確にするためには、ペルソナ(ターゲット顧客を具体的な人物像として設定したもの)を作成することも有効です。

ペルソナを作成することで、ターゲット顧客をより身近な存在として捉えることができます。

これにより、共感やエンゲージメントを高めるコンテンツを作成しやすくなります。」

こんな情報を見たことはありませんか?

このような考え方は、失敗の可能性をはらんでいます。

何故でしょうか?

答えは簡単です。

同じ職場で同じ家族構成の方、さらに、似たような髪の悩みを持つ人が同じ商品を購入するでしょうか?

上記の内容の多くが同じでも、最後は価値観一つで全てが覆されてしまうのです。

シャンプーは安くて簡単に変えるものが良いAさん。
シャンプーはサロン仕様が良いものと思っているBさん。

同じ組織にいる人でも、価値観が違えば、興味関心を示す商品は異なります。

つまり、重要なのは、その人の悩みと価値観を組み合わせることです。

私がヘアケア商品の開発でこだわったポイント

私が開発した商品のテーマは「廃棄農産物を利用した白髪ケアシャンプー」。

私の場合、まずは

廃棄される農産物を使った商品を作りたい
それによって農産業を活性化させ、誇れる地域作りをしたい

というコンセプト先行でプロジェクトがスタートしました。

ただ、認知度ゼロのスタートアップ企業の商品が「想い」のアピールだけで売れる訳はないのも事実です。

私には、自分の想いを「売れる分野の製品」に乗せる必要があったのです。

その結果行きついたのが、

  • 30代以降

  • お金をかけても品質の良いものを求めている

  • 農産業や地域などの環境意識が高い

  • 女性

をターゲットにした「白髪ケアシャンプー」でした。

そこを選んだた理由は皆さんで考えていただきたいのですが、このようにターゲットを絞ることで、販売戦略や広告の方向性を具体的に定めることができました。

ターゲットは「身近な人」を想定

また、ターゲットを想定する際には、実際に身近にいる知り合いをイメージしました。

ターゲットが頭で考えた架空の人物だと、自分の都合の良い解釈を与えてしまい、ニーズを見誤ると考えたからです。

また、特定の人物をイメージしつつも、その人個人の感性ではなく、その人と同じ属性の人々が何を求めているか、という俯瞰的な視点も意識しました。

アドバイスをお求めの方へ

今回の記事でご紹介したのは、商品開発やマーケティングにおいて、非常に重要なポイントです。

そして、私が商品開発を経験して一番思ったことは、

「経験者に聞けば、もっとスムーズに事業を軌道に乗せることができた」

ということです。

ビジネスにおいて限られた時間と資源を有効に使うために、はじめから経験者やプロにアドバイスを受けながら進めるというのは、とても重要なことなのです。

あなたが長年抱える問題も、彼らに相談すれば一瞬で解決する内容かもしれません。

同じジャンルについて、商品化を実現した人に相談したいという方は、お気軽にご相談ください。

私が知っていることを、隠すことなくあなたにお伝えします。

興味のある方は、コメント欄からお気軽にご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!