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VALIS二次小説 理想が欲しくて

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VALISの二次小説です。ラノベを意識して書いています。 あまり知識が無く、考察も得意ではない為ほぼオリジナルの設定やストーリーを書いていきます。 出来れば今年中、遅くても来年中…
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2022年10月の記事一覧

VALIS二次小説 理想が欲しくて 深脊界市編Main Story -036(Case of FEI)

アーロンとの戦闘に決着をつけた日から4日。あれからさらに、10ヵ所ほど公社隊関連の施設を襲撃、破壊とデータの強奪を成功させた。      襲撃する度に警備隊の戦力は増加していったが、人間の構成員が極端に少ないのか全て無人兵器だった為、特に苦労せずに突破出来た。

現在は一度小休止をしているところであり、追ってを撒く為に狭い路地裏を歩いている。                            

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VALIS二次小説 理想が欲しくて 深脊界市編Main Story -037(Case of FEI)

迷子になったと思われる少女を襲った爆炎使いの女を殴り飛ばした後、場所を変えて襲われた少女に事情を訊いた。

彼女は明透と言う名前で最近深脊界市に来たのだが、姉である存流とはぐれてしまったらしい。                               携帯の地図見ながら存流が指定した合流場所に向かっている最中、あの女に襲われたようだ。

(いやマジか.........)

なんという偶然だろう

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VALIS二次小説 理想が欲しくて 深脊界市編Main Story -038(Case of FEI)

【深脊界市の正体とVALISの“力”に関するレポートおよび復興公社隊の目的と、それらを用いた偽造生命の処分法】

深脊界市とは、現実世界とは別次元に存在する未発達の理想郷である。          この理想郷を維持する為には、現実世界に住まう人々の『理想』を街の中央に聳える巨大な樹木、『生命の木』に収束させる必要がある。 収束させた『理想』は一種のエネルギーとなり、深脊界市の多くの都市機能に活用す

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VALIS二次小説 理想が欲しくて 深脊界市編Main Story -039(Case of FEI)

――PM19:56――深脊界市復興公社本社ビルエレベーター内。

VALIS(と追加で存流&明透)の深脊界市PRライブ当日。復興公社隊と対立してから3ヶ月経ったこの日、―――ようやく最後の戦いを迎える。

この3ヶ月は本当に多くのことがあった。                 公社隊の戦力を削ぐ為に関連施設を襲撃し、その過程で過去にプルノという偽名を使って交戦していたTypePや、元アメリカ軍のア

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VALIS二次小説 理想が欲しくて 深脊界市編Main Story -040(Case of FEI)&エピローグ

お前は変わってるって言われた。
よく解らなかった。

みんなと一緒が良いなって思った。
頑張ってみた。

嫌われたくないなって思った。
自分だけで考えてみた。

嫌な気持ちになった。
気にするなと言われた。

嫌いなやつが出来た。
対処法を身に付けた。

『普通』に疑問を持った。
考えすぎと言われた。

『常識』がおかしいと思った。
間違ってると怒られた。

親に嘘を言われるようになった。
少しず

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