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政策立案パターン・ランゲージーーー「政策の作り方」についての言葉

行政職員にとって、政策立案は、身近なようで身近ではない微妙な距離にある存在です。

毎年度、程度の差こそあれ、誰もが政策立案に関わっていますが、政策立案そのものについて議論されることはほとんどなく、機械的にしょうがなくこなさなければならない作業のようになっています。

しかし、政策立案は本来、そこで働く職員の思いを表現していく極めて創造的な行為ではないでしょうか。

下記のスライドは、政策立案の方法論を現場職員の思い・言葉からまとめ上げたものです。


(資料のダウンロードや印刷は、上記スライドの下部にある「オプション>その他」からお願いします)

職員の日々の苦労から紡ぎあげた仮説ですので、学術的な正しさは無いかもしれませんが、そうであるからこそ、現場で悩む職員が政策立案について考えるきっかけになっているのではないかと考えています。

全世界に大きな影響を与えたコロナウイルスは、科学的な知見と人間個人との価値観が日々ぶつかり合う中で、政策はどうあるべきなのか、どうコミュニケーションをし、どう作られるべきなのかという問いを私たちに突きつけています。

政策立案のあり方は、以前から議論されてきたものであり、その意味で古いテーマですが、継続的に改善し続けるべきものという点では、永遠に新しいテーマでもあり続けるものでもあります。今回のコロナウイルスからも、政策立案として学び、次の時代につなぐべきものも少なくないはずです。

この仮説が、みなさんの政策立案を考える「たたき台」として使われ、政策立案をより良いものにしていく一助になれば幸いです。

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