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【鳴潮】深層空想秘境『夢燃ゆる黒焔』の進めかた【攻略・準備編】

おはようございます。ジェネです。

今回からは以前公開した深層空想秘境の基礎編記事から発展して攻略の要点を押さえていこうと思います。
といってもお試し共鳴者で攻略できる人はできる難易度なので、まだ鳴潮を始めたばかりのビギナー向けの解説になる予定。
ひとまず難易度Ⅳをレンタルキャラでクリアできるくらいまでは行きたいですね。

それでは参りましょう。



前回のおさらい


深層空想秘境はVer1.1で新要素が追加され、イベント『夢燃ゆる黒焔』として期間限定で開催されている。
『夢づくりミーム』『証』『激闘評定』といった要素が戦闘を多彩かつ複雑なものとしており、これらを意識した立ち回りが有効なためある程度の理解は必要なものと考えられる。

攻略の基本的な流れはVer1.0と大きく変わっておらず、一度上げてしまえば常時恩恵を受けられるパラダイムシフトの強化を最初に済ませてから高位の難易度に挑戦するのが望ましい。
キャラの育成が不足している場合でもお試し共鳴者を借りてプレイできるため、始めたての初心者にも優しい仕様となっている。

このイベントの最終目標は2つある。
周回ごとに得られる空想標本を報酬と交換することと、特定条件の達成による報酬の獲得である。
後者の目標を達成するうちに前者の目標も(よほど極端な周回の仕方をしない限り)自然と達成できる。

当記事ではこの特定条件『特別調査』の達成を目標として、実際の戦闘での立ち回りを解説していく。


深層空想秘境 攻略へ向けて


まず押さえておくべきこと

他の攻略記事を見ていても意外と触れられない要素なのだが、このコンテンツの戦闘において操作できるキャラは一人のみである。

つまり終奏スキルと変奏スキルを使用する機会は実質存在せず、キャラ間のシナジーを利用した戦略を立てることができない。
あとはHPの減ったキャラを退避させて急場をしのいだり、近接キャラで討ち漏らした敵を拳銃キャラで処理するといった運用も不可能になる。

となれば選ぶべきキャラクターはなるべく「一人で対応可能な範囲が広い」ほうが良いということになる。
特に攻撃性能の高いキャラクターは「やられる前にやる」戦法がどの戦闘においても有効なため、操作するキャラの筆頭に挙がる。
具体的には今汐吟霖忌炎などがあてはまる。

次点としては自己回復スキル持ちのキャラクターが有力候補となる。
ダメージを食らいやすい一対多の戦闘が大半を占めるうえ、難易度が上がれば上がるほど敵からの攻撃ひとつひとつが致命傷になりうるため、負け筋を減らす意味でも単体生存力の高いキャラクターは攻略に向いている。
これに該当するのは桃祈白芷
鑑心や漂泊者・回折も回復効果の獲得が可能だが、非戦闘時にHPを満タンにしたいのであればクールタイムごとに共鳴スキルを使えばよい上記2キャラのほうが適している。

単体性能を基準にした場合は上記が操作キャラの候補となるが、それらとは別に選択した音骸との相性を考慮して選ぶのもひとつの方法である。

たとえば燎原の炎騎を選択した場合は通常の音骸スキルに加え、操作キャラの攻撃が連続して命中するたびに協同攻撃をおこなってくれる。
今汐や忌炎といった生粋のメインアタッカーは当然のこと、上記で紹介しなかった散華秧秧も攻撃ヒット数の多さからかなり強力に燎原の炎騎を運用することができる。

むしろ操作キャラクターは音骸を活かすためのパーツに過ぎないと割り切っても面白いかもしれない。
余談にはなるが、無冠者(音骸スキルで長時間の変身が可能)+気動メタファー(音骸スキルを強化する効果が豊富)+散華(メタファーと組み合わせて音骸スキルの再使用間隔を縮めやすい)など、ビルドがハマると普段とはまったく別物の戦闘を楽しめる組み合わせが幾つも考えられる。

周回が苦でないのであれば、是非当記事で紹介したキャラクター以外も使ってみてほしい。
そうすれば、報酬を取り終えた後もプレイしたくなるほどの魅力に気づくはずだ。

桃祈でクリア時の画像。ボス敵相手にも一生シールド維持してる


攻略のコツ

前項でも触れた通り、深層空想秘境では1キャラしか操作できない。
ゆえにその1キャラが倒れればその時点で挑戦は終了となるため、普段の戦闘以上に攻撃を食らわないことの重要度が増している。

基本的には「やられる前にやる」戦法でいいのだが、お試し共鳴者は武器やスキルレベルの関係上火力を控えめに設定されているので討ち漏らしはしょっちゅう起こりうる。
囲まれた場合は一旦回避に専念し、包囲を抜け出してからあらためて広範囲攻撃で処理できるよう立ち回りたい。

戦闘以外で全キャラクターに共通するコツとして「戦闘に突入する前に壊せる岩を破壊しておく」ことが挙げられる。
敵の発生する場所に行かなければ戦闘は始まらないので、まずはフィールド内の破壊可能な岩(白い文字のようなものが書かれたやつ)を壊してメタファーか夢の欠片を回収しておくと有利に戦える。
出現するかはランダムなため始めたてのプレイヤーほど見落としがちな要素だが、慣れるまではスキャンを用いれば取りこぼすことも少なくなるだろう。

扉の選択についてはなるべく報酬の多いほうを選びたいが、安全を取りたいのであれば未知や休息を選ぶのも充分視野に入る。
運が良ければ岩からメタファーを得て戦力強化も行えるため、無理に戦闘をこなすよりも以後の生存率が上がる場合もある。

ちなみに歴錬or格闘(激闘)の組み合わせで選択となった場合、ステージ難易度が低いほど歴錬を選んだほうが戦力的に得をしやすい。
逆に高難度で挑戦するブロック数が伸びるほど、確定入手できるキャラクター強化よりもメタファーを多く取得したときの相乗効果のほうが期待値が高くなるので格闘(激闘/死闘)を選びたくなる。

どのメタファーを選択するかも含め、基本的には好みで選んでしまっても構わない。
ただし単体で機能しないメタファー(シールド獲得をトリガーにする効果など)を選ぶときは使用キャラ・音骸を確認してから選ぶように。


各音骸の特徴

深層空想秘境で選択できる音骸は鳴鐘の亀、無冠者、燎原の炎騎、そしてVer1.1で追加された雲閃のウロコの4つ。
しかしステージで実際に選択できるのは(一部難易度を除き)ランダムに選出された2つのうち1つであるため、気に入らなければ中断して入りなおす手間が生じる。

出現した選択肢から選んでプランを立てるのもいいが、メタファーよりはまだ選択の融通が利く部分であるため、本項ではそれぞれの音骸の長所について述べていく。

・鳴鐘の亀
安定性を求めるならコレ一択

音骸スキルが生存力を高めるシールド付与なのはもちろん、シールドの獲得と維持によって発動する各種バフが非常に強力。
一方でシールドに頼りすぎて被弾が増えてしまうとバフが剥がされてしまうほか、凝縮属性のメタファーには他属性と比べてダメージ倍率に影響する効果が少ないため、その辺りのケアも必要になる。
幸い凝縮属性を得られる協力キャラクターにヴェリーナがいるため、音骸の性能を高めつつ他属性のメタファーから火力補助を貰ってくるといった動きも自然に行える。

・無冠者
「俺自身が無冠者になる事だ」
音骸スキルを使用することで普段と違う挙動が起こり、操作キャラは無冠者となって戦場を動き回ることになる。
電導・気動属性のメタファーを集めて性能を強化すると変身時間や変身までに必要な固有ゲージの溜めやすさも変わっていき、選択した操作キャラそっちのけで活用できるようになる。
この変身状態の利点は「被ダメージを無冠者が肩代わりしてくれる」「補助寄りのキャラでも攻撃性能をある程度補完できる」ことにあり、その点を上手く活かせるキャラならば選択肢に挙がるだろう。

・燎原の炎騎
火力を追い求めるなら他の追随を許さない幽波紋スタンド
前述したように共鳴者の攻撃ヒットに合わせて協同攻撃を自動でおこなってくれる。
この音骸自身の攻撃力はさることながら、音骸強化のために取得する焦熱属性のメタファーがどれも火力特化で無駄がない。
コンボを継続しないと効果を発揮できないメタファーも存在するためプレイングの難易度は上がるが、それを差し引いても発揮できる火力とそのダメージ値は壮観そのもの。
周回速度も他とは段違いに早くなるため、爽快感と周回効率を追い求めるのならこの音骸を選ぶといいだろう。

・雲閃のウロコ
新たに実装された多段攻撃の申し子

操作キャラの重撃と共鳴スキルで固有スタックが溜まり、音骸スキルの6連続攻撃でスタックを消費して追加ダメージを与える仕様となっている。
燎原の炎騎がヒット数の多い通常攻撃と相性の良い音骸だとすれば、こちらは重撃や共鳴スキルを多用するキャラクターと相性が良い。
他の音骸3種が音骸スキルよりもその副次的効果に重点が置かれていたのに対し、こちらは音骸スキルそのものが火力を発揮する性能のため気動属性のメタファーを腐らせずに済むのもポイント。
操作がややテクニカルにはなるが効果自体は悪くないので深層空想秘境に慣れてきたプレイヤーは特別調査の達成ついでに触ってみるといいだろう。

Ver1.0時点で既に完成されてたのでぶっちゃけ雲閃くんの影は薄い


今回のまとめ


深層空想秘境は操作キャラクターが一名のみという仕様から生存力を重視する立ち回りが求められる。
その一方で数多くのバフが得られることから火力でごり押しし、やられる前に殲滅する動きが周回における最適解となる場合もある。

いずれにしても操作キャラクター、選択した音骸の強みを伸ばせるようにメタファー等の組み合わせを考えるべきで、当記事で紹介した組み合わせも参考にしつつ色々と試していただければと思う。

しかし本文が思いのほか長くなってしまったため、一旦ここで区切ってメタファーやキャラクターごとの立ち回り解説は次回へ持ち越しとしたい。




やれることがたくさんあるわりに報酬がすぐに尽きてしまってかなしい。
それでも何度もプレイしたくなる鳴潮随一の激オモロコンテンツ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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