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名勝負!ガンダムvsグフ~機動戦士ガンダム 第19話「ランバ・ラル特攻!」感想

レストランでランバ・ラルと鉢合わせ!!

ハモン「何もないのね。できる物を14人分ね」
店主「は、はい」
ラル「1人多いぞ、ハモン」
ハモン「あの少年にも」
ラル「ん?フフ、あんな子が欲しいのか?」
ハモン「ふ、そうね・・・」

砂漠をさまようアムロは道中見つけたレストランに入る。

レストランでパンのようなものを頬張るアムロ。機動戦士ガンダムの食べ物はおいしそうに見えないことが多いが、このパンも同様である。アニメでもやたら固そうでアムロも食べにくそうにしている。

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そこにランバ・ラル隊がやってきて、鉢合わせに。

ランバ・ラルはホワイトベースの撃沈を最終目標としているが、そのホワイトベースのクルーであるアムロには気づいていない。

このまま何事もなくやり過ごせればよかったのだが、ハモンがアムロの分も食事を注文したことからアムロとハモン、ランバ・ラルの会話が始まる。

「僕、乞食じゃありません」

アムロ「あの、なんていうか、ご厚意は嬉しいんですけど、僕にはいただけません」
ハモン「なぜ?」
アムロ「あなたに物を恵んでもらう理由がありませんので」
ラル「フッ、ハハハハハッ!!ハモン、一本やられたな、この小僧に」
ハモン「君のことをあたしが気に入ったからなんだけど、理由にならないかしら?」
アムロ「そんな・・・」
ラル「小僧、ハモンに気に入られるなぞ余程のことだぞ」
クランプ「まったくだ。遠慮したらバチが当たる」
ジオン兵「あやかりたいくらいだよ、ぼうず」「男冥利に尽きるってもんだぞ」「うははははっ」
アムロ「僕、乞食じゃありませんし」
ラル「気に入ったぞ、小僧。それだけはっきりものを言うとはな。ハモンだけの奢りじゃない、わしからも奢らせてもらうよ。なら食っていけるだろう?ん?」
アムロ「ええ、そんなんじゃ」

アムロに食事をおごろうとするハモンと、「僕、乞食じゃありません」といって断り立ち去ろうとするアムロ。

その様子をみて「気に入ったぞ!」「わしからも奢らせてもらうぞ」と何が何でもアムロに飯を食わせようとするランバ・ラル。

こういう絡まれ方は個人的にはあまり好きではない。

フラウボウが捕まった!

マイン「隊長、怪しい奴を捕まえました」
ラル「スパイか?」
サグレド「は、行動不審の女が」
フラウ「あっ!」
ラル「なんだ、子供じゃないか」
アムロ「フラウ・ボゥ!」
ハモン「あなたのお友達ね?」
アムロ「え、ええ」
サグレド「や、しかし、こいつの着ているのは連邦軍の制服です」
ラル「そうかな?ちょっと違うぞ」
サグレド「間違いありません」
ラル「そうなのか?ハモン」
ハモン「さ、そうらしいけど。その子、この子のガールフレンドですって」
ラル「ほう・・・」
フラウ「アムロ!」
ラル「放してやれ!」
マイン「や、しかし!」
ラル「いいから。いい目をしているな。フフフ、それにしてもいい度胸だ。ますます気に入ったよ。ア、アムロとかいったな?」
アムロ「はい」
ラル「しかし、戦場で会ったらこうはいかんぞ。頑張れよ、アムロ君」
アムロ「は、はい、ラ、ランバ・ラルさんも、ハモンさんも、ありがとうございました」

フラウボウがジオン兵に捕まった。

アムロは懐にかくした拳銃の引き金に指をかけている。この場で銃撃戦になる可能性もあったが、その場合は多勢に無勢、アムロが圧倒的に不利だ。ここは踏みとどまって正解である。

この場面、フラウボウの着ているものをみて「連邦軍の制服です」という兵士に対し、ランバ・ラルは「そうかな?ちょっと違うぞ」と返すシーンがある。

ランバ・ラルが連邦軍の制服を知らないはずがなので、ランバ・ラルもフラウボウを一目見て連邦軍の者だと気づいたはずである。当然、アムロの反応からアムロのことも連邦軍の兵士だと気づいたはずだ。

しかし、その後ランバ・ラルは「そうかな?ちょっと違うぞ」という。

これはすっとぼけたふりをして、フラウボウとアムロを見逃してやろうとしたと考えてよさそうだ。

しかし、空気の読めないジオン兵が「間違いありません」と食い下がる。ランバ・ラルの想定通りには進まなかった。

仕方ないので「放してやれ」と兵士に命令して、フラウボウとアムロは解放された。

なぜ、ランバ・ラルがそんなことをしようとしたのかはその次のシーンで判明する。

ランバ・ラルのねらい

ラル「おい!」
ゼイガン「は!」
ラル「あとをつけろ、ゼイガン。この近くにいる連邦軍となれば木馬ぐらいしかおらんはずだ」
ゼイガン「はっ!」

ランバ・ラルがアムロとフラウボウを逃したのは、ここソドンが中立地帯ということもあろうが、なによりホワイトベースの居場所を突き止めるためである。

フラウボウとアムロを解放し、その後を追跡すれば自分たちの目標であるホワイトベースの居場所が判明すると考えたのだ。

このあたりの立ち振る舞いはいかにも戦い慣れしている感じがしてスタイリッシュである。

さて、ランバ・ラル隊とわかれたアムロ。砂漠の上に寝転がっているとその上をグフとザクが飛び去って行った。

フラウボウが後をつけられたと知って急いでガンダムを掘り起こす。果たして間に合うのか。

ホワイトベースvsランバ・ラル隊

ここからはランバ・ラル隊のグフ、ザクとホワイトベース、ガンキャノン、ガンタンクの戦闘シーンが続く。

今回の戦闘はホワイトベース側が大ピンチに陥るわけだが、その状況描写がかなり丁寧で見ごたえ抜群である。

また、ハヤト、ミライ、リュウ、カイがそれぞれぎりぎりの戦闘を繰り広げており、そこも見どころである。

ガンタンク破損!

ステッチ「おっ、戦車が」
リュウ「ハヤト、敵のモビルスーツは2機らしい。これ以上ホワイトベースに近づけるな」
ハヤト「は、はい!」
ラル「ステッチ、俺が跳び出す。その間にタンクをやれ!」
ステッチ「は、はい!ラル大尉!」
ハヤト「うわっ!うっ・・・」
ステッチ「今だ!」
ハヤト「リュウさん、キャタピラがやられました!!」

ザクの足元からのミサイル発射。

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この攻撃でガンタンクはキャタピラを破損、動けなくなってしまった。

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緒戦はここの勝負はランバ・ラル隊の勝ちである。

コアブロック分離!

ハヤト「ザクめ。リュウさん、ガンタンクの上半身を強制排除します。いいですか?」
リュウ「強制排除だと?ハ、ハヤト、お前はどうなる?動けんぞ」
ハヤト「リュウさん、弾丸は十分残っています。砲台になればいいことです。戦力は無駄にはできません。リュウさんはコアファイターでアムロを呼びに行ってください」
リュウ「よ、よしわかった。お前の言う通りかもしれん、行かせてもらうぞ。コアブロック発進!」

しかし、転んでもただでは起きないハヤトはガンタンクの上半身を強制排除し、リュウのコアファイターを分離、そのままアムロを呼びに行く。

ガンタンクは上半身だけでは機動力ゼロなので、この状態で敵から攻撃を受ければ逃げることもできない。ハヤトはかなり危機的状況にある。

カイがハヤトに「お前そこから出た方が死なないですむぞ!」というが、ハヤトは退かない。「なに言ってんです。動けなくなったって弾丸があるんだ!やります!!」とぎりぎりまで命懸けで戦闘を続ける。

ここまでの行動をとるハヤトを見てカイが「ヘイヘイ、ご立派でござんすね。」と茶化したように返事をしているが、カイもすぐに「チッ、あの上かな?敵は?」と戦闘に戻っている。

命懸けのハヤトをみて、自分も引き下がれなくなっているのだろう。ぼやきながらも戦闘を続けるカイも立派である。

ガンダム発見

リュウ「ん、あれか?」
アムロ「・・・ええい、ここでビームライフルを使ったらグフと戦う時・・・」
リュウ「アムロ、聞こえるか?俺がこいつを押さえている、ホワイトベースに向かってくれい!」
アムロ「リ、リュウさん、すいません!リュウさん・・・迎えに来てくれたんだ」

ギャロップと交戦中のガンダムをリュウのコアファイターが発見。

この場面、アムロは「リュウさん、迎えに来てくれたんだ」とホワイトベースのクルーが自分を暖かく迎えてくれて、すんなりとホワイトベースに戻れることを想定しているようだ。

しかし、実際はホワイトベースがピンチなので早くガンダムを持ってこいという以上の意味はないだろう。

後ろをとられたホワイトベース

マーカー「うしろにザク1機接近中です!」
ブライト「なに?うしろのミサイルはどうした?」
マーカー「誰もいないようです」
ミライ「真後ろなの?」
マーカー「はい!」
ミライ「全速前進。全員、何かにつかまって!」

ザクに後ろをとられたホワイトベース。エンジンをミサイルで攻撃されれば逃げることもできなくなる。

ここでミライがホワイトベースのエンジン出力を全開に。とっさの機転だが、効果は抜群だ。ザクを一気に吹き飛ばしてしまった。

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ザクをやられグフ単機になってしまった。ランバ・ラルはここからどう巻き返すのか!?

グフに取り付かれるホワイトベース

ミライ「ブライト、グフを振り落とします」
ブライト「なんだと?ミライ、できるのか?」
ミライ「背面飛行に入ります、シートベルトを使ってください!」
ブライト「君は?」
ミライ「構いません」

ランバ・ラルはガンキャノンの頭上を飛び越えて一気にホワイトベースに取り付く。

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第5話のシャアのモビルスーツ講座でも書いたが、モビルスーツの持ち味は接近戦である。

ホワイトベースのような大型戦艦とモビルスーツが対峙する場合、距離をとってしまえば戦艦の砲撃の的になってしまう。

しかし、接近し取り付くことができれば戦艦側は攻撃手段を失う。ガンキャノンやガンタンクの援護射撃も期待できない。

ランバ・ラルのグフがホワイトベースに取り付き、エンジンを破壊し始めた。ホワイトベース大ピンチである。

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ここでミライが奇策に打って出る。ホワイトベースを背面飛行させグフを振り落とす作戦だ。

当然のことながら、背面飛行すれば天地がひっくり返るので中のクルーだってただでは済まないだろう。

ほかにもタムラさんの管理の食器が…とか、トイレの水が…とか気にし出せばキリがない。

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ホワイトベースのような形状の戦艦が背面飛行できるのかという根本的な疑問もないではないが、即座に決断するミライは偉い。さすがホワイトベース随一の切れる女である。

ガンダム到着!

カイ「わあーっ!だ!駄目だっ!」

ホワイトベースから振り落とされたグフに、ガンキャノンが対峙する。しかし、ランバ・ラル操縦のグフに歯が立たないカイ。

右肩のキャノン砲を破壊され、

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ヒートロッドの攻撃を受け、ピンチ!

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そこにタイミングよくガンダム到着。

ガンダムとグフの一騎打ちが始まる!

名勝負!ガンダムvsグフ

ラル「ガ、ガンダムという奴か?ど、どこに隠れていたのだ?」
カイ「ア、アムロ、今頃・・・!」
アムロ「グフめ!こ、こいつ!」
ラル「せ、正確な射撃だ。それゆえコンピューターには予想しやすい」
アムロ「よ、よけもしないのか?ええい、どうせあと1回ぐらいしか撃てないんだ」
ラル「ほう、思いきりのいいパイロットだな、手ごわい。しかし・・・」

ビームライフルの射撃を最小限の動きだけで避けるグフ。ランバ・ラルのテクニックが光る。

ギャロップとの戦闘時、アムロはビームライフルのエネルギーを節約していたが、その努力の甲斐もなくビームライフルはグフには通用しなかった。

ガンダムはビームライフルを捨て、ビームサーベルと盾を構える。

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対するグフは盾を捨て両手でヒートサーベルを構える。

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盾で身を隠すようにしながらガンダムが突撃!

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ラル「イヤアッ!!!」

グフが一太刀でガンダムの盾を両断。

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その瞬間ガンダムはジャンプして上方からグフに切りかかる

ガンダムのビームサーベルがグフの装甲を切り裂く。しかし、すかさずグフもガンダムを切り返す。

ここでガンダム、グフともに装甲の一部が破損し、コックピットが剥き出しに。

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アムロ「は・・・やっぱり」
ラル「お、お前は?さっきの坊やか。ア、アムロとかいったな」
アムロ「そうか、僕らを助けたのはホワイトベースを見つけるためだったのか!」
ラル「まさかな。時代が変わった様だな、坊やみたいなのがパイロットとはな!」

ここでお互いがアムロとランバ・ラルであることをはっきり認識するに至る。お互い手傷を負いこの戦闘もいよいよ正念場である。

ガンダムめがけて切りかかるグフ。

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ガンダムはグフの太刀筋を見切り紙一重でよけながらグフの両腕を切り飛ばす!

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このシーンはかなりカッコいい。ここまで19話見てきた中でも屈指の名勝負であろう。

注目すべきはアムロの戦闘センスである。

装甲が破損しモニターが破壊されているため、グフの全体像を把握することはできない。

この場面、アムロ視点でグフの接近が描かれているが、装甲の破れの隙間からグフの接近がわずかに確認できる程度である。

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この状況でグフのヒートサーベルをかわしつつ切り返すのは並大抵のパイロットにできるものではない。アムロの卓越した戦闘センスのなせる業というべきだろう。

最後までかっこいいランバ・ラル

両腕を切り飛ばされたグフ、背中の動力部分もやられもはや動くこともできない。ランバ・ラルもこのままグフとともに爆死してしまうのか!?

しかし、ランバ・ラルはすかさずワイヤーをガンダムにひっかけ、爆風を避けようと後ろに退こうとするガンダムの動きを利用してグフから離脱。

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そのままガンダムの股の間を抜けて見事に脱出に成功。

ラル「見事だな。しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ。そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな」

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並のパイロットが言うのであればただの負け惜しみだが、言っているのは歴戦の猛者ランバ・ラルである。

勝負に勝ったアムロだが、この発言はかなり堪えるものだろう。

アムロ、独房へ。

ブライト「どんな理由があろうとチームワークを乱した罪は罪だ」
アムロ「一方的過ぎます!僕だって好きでホワイトベースを降りたんじゃない!僕の言い分だって聞いてくれても!!」
ブライト「聞く訳にはいかんな」
アムロ「ブライトさん、どうせランバ・ラルが攻めてくれば、僕がガンダムを動かさなければ」
リュウ「アムロ!」
アムロ「リュウさん!」
リュウ「なぜ俺がお前を呼びに行ったと思う?」
アムロ「僕がいなければ戦えない・・・」
リュウ「うぬぼれるなよ。ガンダムさえ戻ってくればと思ったからだよ」
カイ「そのへんをよっく考えんだな、え?アムロ!」
アムロ「リュ、リュウさん!カイさん!リュウさん!!」
アムロ「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ。一番、一番うまく使えるんだ!うぅぅ・・・」
ラル「(うぬぼれるなよ、お前の力で勝ったのではない。ガンダムの性能のおかげで勝ったのだ!フフ、いい度胸だ。だからハモンに気に入られたという訳か。奢らせてもらうよ、アムロ君)」
アムロ「・・・ぼ、僕は、僕はあの人に勝ちたい」

グフを打ち破り、ホワイトベースの危機を救ったアムロ。大手柄を立てたことだし、わがもの顔でホワイトベースに戻れるのかと思ったら、独房へ入れられてしまった。

軍紀では死刑となっているようだし、当然の措置である。むしろ独房入りですんだことに感謝すべき立場である。

リュウに「うぬぼれるなよ。」とはっきり言われても「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ。」というアムロ。ここでランバ・ラルの言葉を思い出す。

ラル「(うぬぼれるなよ、お前の力で勝ったのではない。ガンダムの性能のおかげで勝ったのだ!)」

アムロはグフを撃破しホワイトベースのピンチを救ったことで少々天狗になっていたのかもしれない。ランバ・ラルの言葉を反芻するように思い出し、少し落ちついたように見える。

ただこのシーン、注意深く見てみるとランバ・ラルのセリフが微妙に違っている。

戦闘中ランバ・ラルの発したセリフはこうだった。

ラル「見事だな。しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ。そのモビルスーツの性能のおかげだという事を忘れるな」

意味内容はほぼ同じだが「うぬぼれるなよ。」というランバ・ラルが実際には言っていない言葉が追加されている。

「うぬぼれるなよ」はこの直前にリュウがアムロにいったセリフにある。

リュウ「うぬぼれるなよ。ガンダムさえ戻ってくればと思ったからだよ」

リュウから「うぬぼれるなよ。」と言われ、回想の中でランバ・ラルからも「うぬぼれるなよ。」と言われ、アムロはここに至ってようやく自分の未熟さに思い至ったのかもしれない。

自分の実力ではなくガンダムの性能に大いに助けられているという面に目を向けることが徐々にではあるができるようになっている。

前回も触れたように、こうしたうぬぼれや思い上がった状態から挫折を経験し、自らの限界を知っていくことは、大人になるための不可欠の段階である。

今回のグフとの勝負はアムロの勝ちである。そこは間違いない。しかし、アムロには勝ったという実感が伴っていない。だからラストで「僕はあの人に勝ちたい」とつぶやく。

ホワイトベースのクルーやランバ・ラルは、あくまでガンダムの性能のために勝てたと強調し、アムロの実力のためではないという。

そうした面が否定できないにしても、他方でアムロの操縦技術や戦闘センスも侮ってはならないと私は考える。

特に、今回グフのビームサーベルをギリギリでかわしながら腕を斬り返す動きは並のパイロットでは不可能であろう。

まぁそれもガンダムの性能ありきのことかもしれないけど。

第19話の感想

今回の見所はなんといってもガンダムvsグフの戦闘シーンである。黒澤映画の殺陣のシーンを彷彿とさせる緊迫感あふれる演出で、実にかっこいい。

ランバ・ラルの豪傑ぶりとアムロの卓越した戦闘センスを余すところなく描いている名勝負である。

ホワイトベースにもどってきたアムロだが、独房に入れられ頭を冷やすように言われる。その中で眼前の強敵であるランバ・ラルのことを回想し、自身の未熟さと向き合う。

ホワイトベースをかなりのところまで追いつめつつも、最後の最後でガンダムにやられたランバ・ラルだが、このまま引き下がる男ではないだろう。

しかし、グフとザクを失ったいま残された戦力は少ないはずだ。

次回はランバ・ラルがホワイトベースに乗り込んでの戦闘のようだ。「ゲリラ屋」としての本領発揮であろう。

他方、ホワイトベースはまさに満身創痍。はたしてホワイトベースの運命は!?

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