僕は死にたいの詩(2/22)


いつも死にそうな気持ちで生きている
僕たちはずっとレールに飛び込もうとして鎖で引き止められている
その鎖をちぎって僕たちは飛んでいきたい
レールの上へ、道路の上へ

僕たちは手首を切りつける、でもいつも動脈まで切ることはできない
なんで切れないのだろう度胸が足りないのだろう
だから僕たちはずっと死にたいのに死ねないんだ
僕たちは手首から血を流しながら生きて行くしかない
僕たちは僕たちのせいでこうなっていることはわかっている
だから死にたいんだ、死なないといけないんだ
飛び降りて、切って、吊って、撃ち抜いて

生きてないといけないなんて全部嘘だ、みんな生きていないといけないなんて嘘だ
そんなの幸せな人間が僕たちを使い捨てるための部品にするためのプロパガンダだ、騙されて偽りの快楽を与えられて生きているだけなんだ
だから僕は家の中で練炭を炊く、漂白剤と洗剤を混ぜる
生きる意味なんてない世界、生きる理由のない世界から僕たちは旅立ちます、さようならさようなら

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