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鬼滅の刃大好きな上の子が「鬼滅の刃なんて嘘だよね!」と言った理由。

皆様 あけましておめでとうございます。
ジェンダーレス母ちゃんの中村 炎です。

*

7歳の上の子は、鬼滅の刃が大好き。

学童に全巻置いてあるらしく、
それを読んで嬉しそうに鬼滅の刃の話をしている。

時透無一郎に憧れて、髪を伸ばしているほど。

多分5年はかかるけど、頑張ったらいい。



アニメは見せていなかった。

ちょっとグロすぎる描写が気になって。

漫画と違って、色がついて、動いて、音がする。

漫画を読むのとはまた訳が違う。


ただ、クラスのお友達のほとんどが映画を観ているような今の状況で、羨ましがるのは やはり時間の問題だった。


R指定がある以上、母である私は、
アニメを全部観て、映画も一人で観に行き、漫画も全巻読み、下見を欠かさなかった。
#鬼滅の刃は面白い
#大好き
#一人でしっかり見たかっただけ



映画を観た感じ、これは、パワハラ会議ほどのグロさはない、と判断して、


7巻まで読んできたら、映画に行こう。

と約束をして、一緒に観に行った。

もちろん、
怖かったら途中で出てもいいこと、
嫌だと思ったら目や耳を塞ぐのも方法のひとつだということ、
絶対に無理はしないこと、
キミの大好きな無一郎はほとんど出てこないこと、
を話した上で。



映画を観たあとは、
映画館を出た途端に、モールの中を
獣の呼吸で駆け回るのを止めるのに必死になった。



取り押さえて感想を聞くと、

・伊之助がカッコよかった。

・猗窩座が強かった。

・自分を、自分の心を、大切にしたいと思いました。


と、あぁ、見せてよかったかも。
と思わせてくれる感想で、

その後も、大好きな気持ちが、いい方向に進んでいるようだった。



年末に放映されたTV版は、

パワハラ会議を除けば、
そこまで怖いシーンがないので、
上の子の影響で "ねじゅこ" が大好きな、
3歳の下の子も、一緒に見ることにした。

3歳を私の膝の上に乗せ、
右手で7歳の肩を抱き、

柱合会議の血が出るシーンは、下の子には、
ここ ねじゅこ 痛い痛い だから見ないよ、
と言って目を塞ぎ、

問題のパワハラ会議は、上の子にさえも、ここは見てはいけない、と、
カットして絵本を読んで凌いだ。



さすがにパワハラ会議は子供には見せられない。


通常刀を振りかぶって切るようなところは、
振りかぶった瞬間に目を瞑れば間に合うが、
無惨様はそんなご丁寧な殺り方をしない。


突然の血しぶき、あの音は、子供には早すぎると判断した。


案の定、翌日の学校では、パワハラ会議がトラウマになっている子も多くいたようで、

当日には「えー魘夢 見たいのにー。」とブーブー言っていた上の子も、
「見なくて良かったー。」と感謝してくれた。





さて。

年末のある日のことである、。

子供たちと一緒にお風呂に入っていたら、

上の子が 突然、こう言い放った。

「鬼滅の刃なんて 嘘だよね!」


鬼滅の刃大好きな この子が、そんなことを言うなんて。

私は驚いて、理由を聞いた。

何かあったのかと心配にさえなった。




すると、答えはこうだった。。


「だってさ、


   あんな鬼、いるわけないよ!


   普通 赤鬼とか だよね!」




…え…可愛い。。



子供、可愛いよ 子供。



今年も溺愛して参る所存。



皆さん、

そんな我が家を、今年もよろしくお願い致します。

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