【書店さんへのご案内】「新型コロナウイルス危機で日本の政治・経済はどうなる？」ブックフェア

『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』著者の田中信一郎です。ふだんは、千葉商科大学で政治・経済・環境を教えています。

本書をお読みいただくと、頭の中が整理されると同時に、さらなる疑問が湧いてくるはずです。コロナ危機に、政治家はなぜ的外れな対応を繰り返すの？ なぜ、働いても暮らしが良くならないの？ どうして、ネットで暴言を浴びせられるの？ 国会は何をしているの？ そして、将来の社会はどう変わるの？

このブックフェアでは、政治・経済についての色々な疑問に答えてくれる本を集めました。これからの日本は、前例なき人口減少社会。読者のみなさんの行動こそが、時代を切り拓く力になります。

「新型コロナウイルス危機で日本の政治・経済はどうなる？」ブックフェア・選書リスト

※ フェアを開催していただける書店さんには、パネル（A4〜A3サイズ）と選書リスト（田中信一郎さんの推薦コメント入り）をご提供いたします。
※ 現代書館以外の書籍につきましては、各出版社様へ直接ご注文ください。

①『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない――私たちが人口減少、経済成熟、気候変動に対応するために』田中信一郎 著／現代書館　定価1700円＋税　ISBN978-4-7684-5872-3

コロナ危機で、わたしたちは「好景気に依存する社会システム」を
選択してきたことのツケを支払っています。的確な生活保障ができ
ないのも、危機対応ができないのも、わたしたちの選択の結果です。
本書は、そのことを分かりやすい文章で解説しました。

②『日本のオルタナティブ』金子勝、大沢真理 他 著／岩波書店　定価1700円＋税　ISBN978-4-0006-1394-1

社会保障や教育、外交、安全保障など、より広い観点から問題を知りたい方にお勧め。『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』の事実上の姉妹書。

③『人間使い捨て国家』明石順平 著／角川新書　定価860円＋税ISBN978-4-0408-2327-0

働けども働けども、生活が苦しいのはなぜか？そのメカニズムと対策を解説。これも『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』の事実上の姉妹書。

④『野口悠紀雄の経済データ分析講座』野口悠紀雄 著／ダイヤモンド社　定価1600円＋税　ISBN978-4-4781-0940-3

日本の経済がどうなっているのか、経済学を苦手とする人でも、
基礎からデータでしっかり理解できる一冊。

⑤『国会をみよう』上西充子 著／集英社クリエイティブ　定価1600円＋税　ISBN978-4-4203-1087-1

日本の政治がどうなっているのか、政治学を苦手とする人でも、
国会の現実から分かるようになる本。

⑥『#KuToo』石川優実 著／現代書館）定価1300円＋税　ISBN978-4-7684-5868-6

ネットでの女性差別と誹謗中傷に反撃！ 靴から始まる社会革命。本を読むのが苦手な人でも、サクサク読めます。

⑦『資本主義の新しい形』諸富徹 著／岩波書店　定価2600円＋税　ISBN978-4-0002-8733-3

資本主義が限界にきているのではないか？社会の本質と格闘したい人にお勧め。文章は平易に書かれています。

⑧『石橋湛山』増田弘 著／ミネルヴァ書房　定価3500円＋税　ISBN978-4-6230-8092-2

将来を鋭く見通せないのは、日本人の特質でないかと、諦めかけている方！大正時代から戦後日本を見通していた先人から学ぼう。

⑨『プログレッシブ・キャピタリズム』ジョセフ・E.スティグリッツ 著／東洋経済新報社　定価2400円＋税　ISBN978-4-4923-1523-1

アメリカが咳をすれば、日本が感染する。日米関係を重視する方には、アメリカ経済を読み解く本書をお勧めします。

⑩『グローバル・グリーン・ニューディール』ジェレミー・リフキン 著／NHK出版　定価2000円＋税　ISBN978-4-1408-1810-7

文明的な行き詰まりを感じる方には、この一冊。産業革命から始まった炭素文明が、新たな文明へと転換していることを理解できます。

⑪『凡人のための地域再生入門』木下斉 著／ダイヤモンド社　定価1550円＋税　ISBN978-4-4781-0390-6

特別な才能・人脈がなくても、一人から始められる地域再生。小説仕立てで、解説もついているので、誰でもスイスイ読めます。

⑫『戦略参謀』稲田将人 著／ダイヤモンド社　定価1600円＋税ISBN978-4-4780-2446-1

なぜ、あなたの会社は行き詰まっているのか？本書には、打開のヒントがたくさんあります。小説形式なので、分かりやすい。

田中信一郎
千葉商科大学基盤教育機構准教授、博士（政治学）。明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了。国会議員政策秘書、横浜市、内閣府、内閣官房、長野県、自然エネルギー財団などを経て現職。著書『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』（現代書館）、『国会質問制度の研究』（日本出版ネットワーク）、『信州はエネルギーシフトする』（築地書館）。