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「現代工芸論」LIVE講義全20講

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「現代工芸論」LIVE講義全20講をまとめて購入できます。 第1回(1講、2講)から第10回まで、講義の順番に並べ変えて編集しています。 ヘッダーの第題字は井上有一です。
購入代金 4000円(1講義300円が200円に)
¥4,000
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#工芸

現代工芸論 第1講 工芸と工業「なぜ工芸を語るのか」

この講義は単行本『現代工芸論』(笹山央著 蒼天社出版刊)の続編として行うものです。現代の工芸について詳細に論じていくことを目的としています。一見、特殊的な世界に見えますが、人が生きていく上で欠かせないものを含んでいます。 この講義では、本編に入っていく前に、「現代工芸」を理解する前提となるさまざまな観点についての解説を試みていくところから始めます。 工芸について一般的に流布している固定観念や誤解も解いていこうという意図を含んでいます。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香

¥300

現代工芸論 第2講 工芸と工業「工芸と工業の決定的な違い」

この講義は単行本『現代工芸論』(笹山央著 蒼天社出版刊)の続編として行うものです。現代の工芸について詳細に論じていくことを目的としています。一見、特殊的な世界に見えますが、人が生きていく上で欠かせないものを含んでいます。 この講義では、本編に入っていく前に、「現代工芸」を理解する前提となるさまざまな観点についての解説を試みていくところから始めます。 工芸について一般的に流布している固定観念や誤解も解いていこうという意図を含んでいます。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香

¥300

現代工芸論 第3講 工芸と美術の違い(1)「区別のあいまいさ、または共通する点」

全世紀末から今世紀にかけては、工芸と美術はその違いを曖昧化していって、現在では“アート”として一括して見られるようになってきました。その経緯や、どういう点で共通しているかを解説します。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸

¥300

現代工芸論 第4講 工芸と美術の違い(2)「コンセプチュアリズムとオリジナリティの観点から」

アートをめぐっての会話の中では、“工芸的”“美術的”という言葉を使わざるを得ないような場面に遭遇することがあります。その場合の“工芸的”“美術的”(両者が異なったものとして使いわけされる)の違いを、コンセプチュアリズムとオリジナリティの観点から解説します。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年

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現代工芸論 第5講 伝統工芸とは?(1)「日本伝統工芸展と(財) 伝統工芸品産業振興協会の各々の“伝統工芸”の定義」

前半は“伝統工芸”という言葉を冠した二つの公的組織における“伝統工芸”の定義を検証します。後半は、大半の人が“工芸”といえば“伝統工芸”を連想して、その限りで“工芸”を理解するようです。しかし“現代工芸”という言葉はほとんど理解を示しません。“伝統”と“工芸”はなぜ結びつけてイメージされやすいのか、についての分析を試みます。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。

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現代工芸論 第6講 伝統工芸とは?(2) 「“伝統”と“工芸”はなぜ結びつきやすいのか」

前半は“伝統工芸”という言葉を冠した二つの公的組織における“伝統工芸”の定義を検証します。後半は、大半の人が“工芸”といえば“伝統工芸”を連想して、その限りで“工芸”を理解するようです。しかし“現代工芸”という言葉にはほとんど理解を示しません。“伝統”と“工芸”はなぜ結びつけてイメージされやすいのか、についての分析を試みます。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)

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現代工芸論 第7講 現代工芸とは?(1) 「代表的な作例と“現代工芸”の歴史的な成り立ち」

“現代工芸”と言われる分野の作例(象徴的なもの)数点の紹介と、“現代工芸”の歴史的な成り立ちを解説します。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2015年東京都立高校入学試験の国語の

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現代工芸論 第9講 そもそも“工芸”とは?(1) 「“工芸”という言葉の使い始め」

“工芸”という言葉は明治期を通して徐々に浸透していきました。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2015年東京都立高校入学試験の国語の問題に「現代工芸論」から出題される。2018年

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現代工芸論 第10講 そもそも“工芸”とは?(2) 「“工芸”は外国語に翻訳できない」

“工芸”という言葉が担っている日本の文化、そして“工芸”と“アート&クラフト”の生い立ちの違いについて解説します。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2015年東京都立高校入学試験

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現代工芸論 第11講 そもそも“工芸”とは?(2) 「生活の中の美」という考えは現代の思想である

「生活の中の美」という考えは現代の思想である、という命題を「“創作の主体”は誰か?」の観点から解説します。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2015年東京都立高校入学試験の国語の

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現代工芸論 第16講 民藝思想はどう生かせるか「民衆と前衛(モダンアート)の関係を捉え直す」

民藝思想を現代にどう生かすかを考えるひとつの切り口として、「民衆」と「前衛(モダンアート)」の関係を捉え直してみます。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2015年東京都立高校入学

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現代工芸論 第17講 「用の美」の新しい考え方ーこれまでの「用の美」

「用の美」という言葉は一般的にどのように受け止められているかを解説します。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2015年東京都立高校入学試験の国語の問題に「現代工芸論」から出題され

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現代工芸論 第18講 「用の美」の新しい考え方ー「用の美の新たな提示」

ここでは特に日本文化の本質をなすものとしての「用の美」を語ります。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2015年東京都立高校入学試験の国語の問題に「現代工芸論」から出題される。20

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現代工芸論 第19講 複製メディアと自然素材 ー「複製メディアとは?」

現代アートの物質的な基盤は複製メディアであること、そして工芸との関係について解説します。 講師:笹山 央 (「かたち」主幹) 香川県出身。1975年京都大学文学部哲学科卒業 1979年 季刊現代工芸誌「かたち」を創刊(1994年より休刊)。以後フリーの立場で工芸評論および書籍の編集、執筆などに従事。2000年~2016年 多摩美術大学で「現代工芸論」を講義。2014年 「現代工芸論」(市川房枝編集 蒼天社出版)を上梓。2015年東京都立高校入学試験の国語の問題に「現代工芸論

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