菅野真文「「困難」なのは誰なのか」を読んで
思うところあり、菅野真文の論考「「困難」なのは誰なのか」『教育』12月号No.935(旬報社、2023年)を読む。
論者である菅野はいわゆる「教育困難校」で教鞭をとる高校教諭で、専門は、地理歴史・公民である。
自分のこととして
菅野は言う。学習における様々な主題において、生徒たちが、それを「自分事と考える」ことのできるような授業の重要性を(p. 26)。「社会の実態を自分事として捉えたうえで、どう生きるかを考える学習」の必要性を(p. 27)。
当事者であると