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【社員インタビュー#4】iPhoneに衝撃を受け、建築学科からエンジニアへ。エンタメ企業のモバイル開発組織を統括する。

名取弘平
株式会社GENDA プロダクト開発部
建築学科を卒業後、新卒でネット広告企業に入社し、モバイルエンジニアとしてのキャリアをスタート。その後はフリーランスを経て、約3年半ZOZOで「ZOZOTOWN」iOSエンジニア、2022年4月にGENDA入社。現在は、モバイルチャプターのリードエンジニアとしてGENDAのモバイル開発組織を統括。




建築学科からエンジニアのキャリアを選んだんですよね。どんなきっかけがあったのでしょうか?

大学3年のとき、iPhoneが日本に上陸して、お金持ちの友だちがそれを持っていて触らせてもらったのですが、結構衝撃を受けて...。スマホに関わる仕事に興味を持ちました。いろいろ調べて、アプリが自分でつくれると知って、エンジニアとしてアプリをつくる仕事に就きたいと強く思いました。建築学科からエンジニアを目指すのは稀だと思いますが、設計事務所でインターンをした時、自分には向いていないかもしれないな、と思えたのもキャリアを決めるいい経験になったと思います。

新卒では、目標に掲げていた通り、ユナイテッド株式会社というネット広告の会社にエンジニアとして入社しました。在学時、情報系の専門学校にダブルスクールで1年通って勉強はしていたのですが、やっぱり情報系出身の同期と比べるとついていくのが大変で...仕事をしながら遅くまで勉強をする毎日でしたね。2年弱そんな生活を続けていたのですが、つらかった記憶はあまりなくて、今振り返っても楽しかったなぁと思います。

努力量が凄まじいですね。そこではどのような経験をされたのでしょうか?

トータルで4年間いたのですが、3つの部署を経験しました。新規事業の部署で、ベータ版のようなアプリケーションサービスの開発に携わったあと、カジュアルゲーム開発を経て、ソーシャルゲームの開発まで経験させてもらいました。

それぞれ求められるスキルは異なりますよね。

はい、違うと思います。カジュアルゲームはとにかくスピードが重要でした。短いものだと2~3週間、長くても1ヵ月で完成します。逆にソーシャルゲームは1~1年半をかけて開発しますし、リリース後何年も継続して使われる想定なので組織体制もしっかりしているし、コードの品質や保守性などの正確性も重要視されていましたね。

モバイルエンジニアとして様々な経験をされたのですね。その後のキャリアを教えてください。

次を決めずに、会社を辞めてフリーランスになり、複数の企業の業務を掛け持ちしていました。フリーランスになったことで、対面でのコミュニケーションが減り、もっと人と話しながら仕事をしたいと思い、転職活動を始めて、モバイルエンジニアとして2018年にZOZOに入社します。

担当していたのは「ZOZOTOWN」のiOS開発だったのですが、自分がよく使っていたサービスの開発だったこともあり、楽しかったですね。ZOZOはアットホームでわいわいしてる会社で、フリーランスの時に感じていた孤独感もなく(笑)最後の半年間はチームリーダーも経験しました。

そこから、GENDAでのキャリアがスタートするのですね。

はい。キャリアについていろいろな可能性を考えている中で、GENDAがモバイルチャプターのリードエンジニアを求めていると知りました。当時モバイルエンジニアはいなくて、ゼロから組織を立ち上げていくのも面白いかなと思い、2022年の4月に入社しました。

現在は、モバイルチャプターのリードエンジニアだけでなく、グループ企業・GENDA GiGO EntertainmentやGENDA Gamesが展開しているオンラインクレーンゲーム(「オタクレ」「LIFTる。」「ギゴクレ」)のプロジェクトリードも担当しています。機能開発、スケジューリング、システム不具合の問合せの対応などもしますね。加えて採用活動も自分たちで行っています。

入社して1年、どのようなことを感じていますか?

リードエンジニアとしてGENDAに入って、必要なスキルは大きく分けると2つあると感じています。1つはもちろん開発スキル、2つ目は全体統括に必要なコミュニケーションスキル。前者は今までのスキルが活かせていますが、後者は今までやったことがない部分だなと。

これまでのキャリアの中で主にコミュニケーションを取っていたのは自分と同じテック側だったのですが、今は純粋持株会社のエンジニアとして、グループ企業の事業側、つまりゲームセンターの現場で長く働かれてきた方や、企画担当のテックとはあまり関わりがない方たちと一緒に仕事をしています。技術的にみると起こるであろうリスクや、開発に必要な要件などを伝えきる難しさを感じる場面がありますね。


グループ企業を横断するGENDAならではの難しさですね。

そうですね。開発スキルは活かせていると言いましたが、GENDAに入って学べていることもあって。今まではモバイルエンジニアでアプリ開発メインでしたが、プロジェクトリードをする立場になり、更にGENDAは様々な事業があるので、バックエンドやインフラ、DBの設計など専門分野以外を学ぶ機会が多くあり、自身の視野や知識が広がっているのを実感しています。今後も事業は増えていくでしょうし、エンジニアとしてのキャリアを考えたとき、新しく身についていくものが多い場所だなと感じますね。

モバイルエンジニアチームは現在何人いるのでしょうか?

私が1人目として入社してから、5人になりました。ゼロからチームになっていくのは感慨深いものがあります。モバイルチームは、エンジニアの中でも一番人数が多いのですが、個人的には、みんなでわいわい仕事をしたいタイプなので、メンバーが増えて楽しいです。でも、エンジニア全体としてはまだまだ人を増やしていく段階。GENDAをエンジニアにとって「憧れの会社」に成長させたいです。

では、最後にどんな方にGENDAに入ってほしいか教えてください。

エンタメ企業なので、少なからずエンタメに興味があるといいと思います。
GENDAは創業6期目、テックの組織作りが始まってからはまだ1年半しか経っておらず、技術面も組織面も課題や新たに挑戦できることが沢山あります。そういった環境で、自分で考えて積極的に行動できる人、また、様々な事業に携わる可能性が高い組織なので、どんなことも楽しめるような人と一緒に仕事をしたいなと思います。


ありがとうございました!