秋の大阪都構想住民投票まで

大阪市を廃止して4つの特別区をつくる住民投票が、コロナ禍の中で11月1日に行われようとしている。

すでに100日を切った。2015年に僅差ではあるが否決され、ここ数年再び住民投票が行われることになりそうだとは知っていたが、まあ否決されるだろうなどと高を括っていた。しかし、どうも今度は賛成多数で可決されそうだというニュースやツイッターの書きこみを数多く目にするようになり、慌てて大阪都構想に関するニュースや書籍を集めてむさぼるように読むようになった。これは・・・アカン・・・。というのが苦手なネットを活用してでも書いておかなければいけないと思った動機である。

財源不足による住民サービスの低下、そもそも維新政治が嫌い。大勢の人が大阪市廃止に危機感を募らせている。その一方で私の中では130年に及ぶ歴史の中で作り上げてきた「大阪市」というものが消滅することが認められないという気持ちが強い。(法令上、消滅すれば二度と元に戻らない)

大阪市廃止について、私は「反対ありき」だ。そも気持ちがどこからくるのか自分でもこれだといえない。今年秋、たとえ大阪市の廃止が賛成多数で可決されることが決まっても、残り100日間、大阪市を残すべきと訴えた人々がいることを記録しながら、都構想の問題点を浮き彫りにしながら、私自身の「反対ありき」の気持ちにも向き合う。そのような形で駄文を書いていきたいと思っている。



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