例のシュライアー氏の本を買った話。

注意書き 僕は同性婚に賛成ですしトランスジェンダーをはじめとするLGBTQの方々が自分らしく生きられる世の中であってほしいと思っています。
ただ本を読めなくするという行為が気に入らないだけなので私は差別をする意思は全くないということを理解した上で読み進めていただけると幸いです。




去年の12月、KADOKAWAはアビゲイル・シュライアー氏の著書「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行を中止にした、ネット上での批判や誹謗中傷に屈した形だったが非常に残念な事でした、「この本がいい本なのか悪い本なのかは知らないが刊行して僕らに買わせてもらわないとそれが分からないじゃないか」それが僕の思いでした。
刊行を中止に追い込んだネット民に対しても刊行を中止したKADOKAWAに対しても僕は激しく憤慨していた事を昨日の事のように思い出します。
それから私はKADOKAWAの商品を新品で買うのをやめて一人で抗議をしていました。
(この間何らかの欲に負けて井口裕香さんの写真集を買ってしまったのはここだけの話)
そんな中ようやく産経新聞出版で発売されることとなり胸を撫で下ろしていました、これでこの本を見る事ができる、買うのは立ち読みしてから判断しようかなと僕は思いました。
しかしそれから産経新聞出版や多くの書店に脅迫が来て多くの書店では置かれることがなくなってしまいました、もちろん客の安全が最優先なので仕方ないなとは思ってはいるので書店に対する怒りとかはないのですが。
市街の書店を見てもこの本を見つけることはできませんでした。
そんな中今日私が好きな書店に久しぶりに行きました、もしかしてあるかもと思いありそうな場所を探してみたらなんとあったのです!
僕はとても嬉しくなりました、脅迫に屈せず戦ってくれる書店があったことに。
そしてちょっと立ち読みした後に買うことを決断しました。
正直なところ立ち読みで済ますことも考えていました、恐らく作者の思想は僕とは相容れないものかと思ったからです。
しかしそれ以上に脅迫に屈せずこの本を置いていたその書店の魂に感動しました。
私はこの本を買ったのと同時にその書店の心意気や魂も買ったような気がします。
果たしてこの本はいい本なのか悪い本なのか差別的な本なのか、まだ分かりませんがこれからじっくり大事に読んでいきます。




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