【生成AI仕事活用術~文章生成AI活用のヒント#4】
はじめに――文章生成AI、実際使いこなせてますか?
生成AIが話題になってしばらく経ち、実際に使用してみたという方も多いのではないでしょうか。
一方で使ってはみたものの、いまいち活用方法がわからない、同じ生成AIを使っているはずなのに、他の人が使った時の方がよりよい回答を得ているように思える、そんな悩みをもっていませんか。生成AIの回答は役立たないと思ったことありませんか。
このシリーズでは、ビジネスパーソン向けに、生成AIを活用し業務の効率性を向上させるためのヒントや知識を紹介していきます。ぜひブックマークして、試してみてください!
文章生成AI活用のヒント#4――「継続的なコミュニケーションを通じて得られる回答を最適化する」
このシリーズではこれまで文章生成AI仕事活用術として、「出力項目・形式の指定」、「役割付与」、「好きな例文の提示」という3つのヒントをご紹介してきました。今回はシリーズ最終回になりますが、「継続的なコミュニケーションを通じて得られる回答を最適化する」をご紹介します。
文章生成AIに対し、質問や要求を一度きりにするのではなく、人間との会話のように、継続的にコミュニケーションをとることで、より適切な情報やアドバイスを引き出すことが可能です。
それでは、例を用いてこのヒントを活用してみましょう!
仮にあなたが社会人向けオンライン学習塾の社員で、サブスクリプションサービスの導入を検討しているとします。しかしあなたにはサブスクリプションサービスに関する詳しい知識がありません。まずは文章生成AIにサブスクリプションサービスの仕組みについて教えてもらうことにしましょう。
サブスクリプションサービスの仕組みの全体像が理解できました!なお、質問文に「ステップバイステップ」と明記したのも一つのポイントです。ステップバイステップと記載することでより詳しい回答が生成されます。
次に、オンライン学習塾でサブスクリプションサービスを導入する際に各ステップで考慮すべきポイントについて文章生成AIに整理してもらいましょう。表形式での整理を依頼します。
表形式で整理されたことでサブスクリプションサービスのビジネスモデルを検討する上で考慮すべきことが理解できましたね。最後に社会人向けのオンライン学習塾におけるサブスクリプションサービスを具体化する上で考慮すべき要素についても追加で質問してみましょう。
文章生成AIとのコミュニケーションを重ねたことで、サブスクリプションサービスへの知識がなかったところから具体的な新サービスを検討するところまで仕事を進めることができましたね。この後も必要であれば文章生成AIに追加質問することももちろん可能です。継続的なコミュニケーションでより役立つ回答を得ることができるのです。
まとめ
このシリーズでは、4回に分けて文章生成AI仕事活用術を紹介してきました。
前回までの記事でご紹介した3つのヒント「出力項目・形式の指定」、「役割付与」、「好きな例文の提示」と今回ご紹介したヒント「継続的なコミュニケーションを通じて得られる回答を最適化する」を併せて使用することで、読者の皆様が仕事においてこれまで以上に効果的に文章生成AIを活用できるようになることを願っております!
このシリーズは今回が最終回となりますが、今後も当アカウントにおいて生成AIの活用に関する発信は続けていきますので、フォローの上楽しみにお待ちいただけると幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?