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第547回:円安と外債、それは第三次世界大戦に向けた調律

いや円安が凄まじいですね。今週は、というか最近は、実務が立て込んでいてほとんど相場をオンタイムで見られないのですが、毎回チャート見るごとに円安が進んでいて、円資産価値の毀損スピードに驚愕しています。120円で一旦は頭打つかと思いきや、あれよあれよという間に122円ですよ。このままいくと、125円、135円、そしてニクソン・ショック以来、未曾有の円安360円に向けて進んでしまうのではないかと畏怖しております。もちろん、インフレ、利上げ、そして有事と、完全に円安シフトの材料が整っておりましたので、本稿においては再三にわたりドルロングを推奨しておりました。想定通りといえばそれまでなのですが、スピードが予想以上に早く、2024年の新円シフトに向けて万難を排してデノミが進んでいるように見て取れます。

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