戦え日本人!そしてなぜバトロワ系ゲームが人気になったのか

日本で競技性の高いゲームが流行らない理由に、日本人は皆「戦うのが嫌い」というのがあるんじゃないかと、以前から思っている。

初期のころowをやっていた友人が、もうowをやらないと言い出した時があった。理由を尋ねると「勝てないから」とのこと。たしかに、その友人はあまり上手い方では無かった。
負けたというとき、そこからどうするか?”勝てるようにがんばる”か、”つまらないからやめる”かの2種類の人が居ると思うが、日本人は後者が多いと思う。なんの根拠もなく、なんとなくだけども。

国民性というやつなんだろうか?
例えばMMORPGなんかでも、PKはやめてという意見が昔から多かった。一時は雨後の竹の子のように乱発していたMMOだが、システム的にPKは出来ない、というゲームが多く見られた。
PKがあるの良いんじゃねーか、女子供はすっこんでろ!とか思っていたが、多数派の意見を取り入れたということだろう。

だが、ほぼ同じ程度の腕前の筆者はそれなりに楽しめていた。筆者は格ゲー全盛期からのゲーマーなので、わりと対戦というものに慣れていたというのはある。
実際に相手を目の前にしての対人戦、1ゲーム毎に50円からのお金がかかる。なので、緊張感はすごかった。当時のゲーセンというのは、今と違って不良のたまり場的な場所でもあったので、「(立ち途中)タバコ投げつけ→リアルファイト」のコンボを決めるファイターを目撃するなんてこともたまにあったりね。
そんなんでメンタルを鍛えられていたからなのか、もともとの性質なのかは自分でもよくわからんが、対戦で負けても「もう一戦!」て、なってしまうんよね。

バトロワ系が何故人気?

そんな昨今、意外なほどに流行っている種類のゲームがある。
H1Z1から兆しが見え始めPUBGが大ヒット、Fortniteや荒野なんちゃらという類似品も出始めた所謂、バトロワ系シューティング・ゲームである。
100人のプレイヤーが集まって、「これからみなさんに殺し合いをしてもらいます」てなゲームなんだが、100人のうち最後まで残った一人のみが勝利という、勝つことが難しいゲームなのに、なぜ人気なのか?

考えてみたが、まず、勝てる可能性が低い。いや、それじゃマズイだろと思われるだろうが、それが逆に勝てなくて当然という思考になるんじゃないだろうか?なので負けてもショックが小さい。10位以内にはいれたら、惜しい!てな感じで嬉しさすらある。
そして、負けたらさっさと次のゲームにいけるので、実はチャンスが多い。これがミソで、もう1回、もう1回とついつい止められなくなってしまうのだ。そのせいか、実はみんな意外と勝ったことがあるようで、Twitterを見ていても勝利画面のスクショがよく流れてくる。もっとも、筆者がフォローしているのはゲーム達者な方がほとんどだから、そのせいかもしれないけども。
もし、最後の一人になるまで観戦しないといけない、とかだったらここまで流行ることはなかったろう。
あとは、戦闘より物資集めをしている方が長い。むしろなるべく戦闘は避けたほうが上位に入りやすいということ。チームならおしゃべりしながらできるし、乗り物を運転してドライブ気分が味わえたりとか、やりようによっては案外のんびりしたゲームだったりする。

そこまで計算していたのかは分からないが、こう考えると、なかなか良くできたシステムじゃないか?

相変わらずの駄文で申し訳ない

てな感じで考察してみたが、読んでくださったみなさんはどう思うだろうか?ま、そんなことより筆者が言いたいのは「もっと戦え日本人!」てことなのだが、こんなこと言うとあっちの人からアレ認定されちゃうのかねぇ?


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