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2024年のeスポーツを予想 今年のテーマは“海外進出”!

年始から大事件が発生し、新年を言祝ぐどころじゃなくなってしまって、なにかと自粛したりはたまた世のためになりそうなことをやっていたら、なんとあっという間に一週間が過ぎておりました。

正直、eスポーツどころではないという状況ですが、ここはeスポーツについて語るマガジンです。例年通り、今年のeスポーツを予想する記事から新年をスタートしたいと思います。今年もよろしくお願い申し上げます。

今年のテーマは“海外進出”

もうね、海外で勝つしかないんですよ。

別に日本の国力が低下とかなんとか言うわけではなく、リアルスポーツも含めて自国だけでやってけるのなんて世界でアメリカくらいなんじゃないですかね?

あと可能性があるのは中国か中東でしょうか。人口パワーとオイルマネーには勝てません。

じゃあアメリカに行け、ってことなのかというとそうではありません。世界大会で勝てなければ日本のeスポーツもないぞ、ってことなんです。

かつてのZETA DIVISIONの世界3位も盛り上がりましたが、リアルスポーツに目を向けても野球、サッカー、バスケットボール、ラグビー、バレーなどなど、盛り上がるのは世界大会しかないんです。

国内リーグなんて誰か見てますか? 客数が一番多い野球だってほとんどのチームは赤字経営ですからね。

eスポーツは浸透したものの

2018年のeスポーツ元年(諸説あり)から数えて6年目。もはやeスポーツという言葉は世間に浸透したといっていいでしょう。

eスポーツはスポーツなのか、というような低レベルな議論も聞かなくなってきました。

しかし言葉は知っていても実際にeスポーツを観戦した、自分でもやっている、という人はまだまだ少ないと思います。

それはメディアでの取り上げられ方を見ても明らかです。eスポーツがスポーツ新聞の一面を飾った、ということはまだわたしの知る限りまだありません。大会を地上波で生中継、なんてこともありません。

マイナースポーツが取り上げられるチャンス、といったらやっぱり世界大会なわけです。世間の関心は世界で活躍する日本人、ですから。

注目タイトルはLoL

なかでも最重要タイトルはLoLだと思っています。

世界ナンバーワンeスポーツタイトルであるLoLで勝つ。これがeスポーツ流行への特急券です。

eスポーツの問題点は、タイトルが多すぎるというとろです。みなさん、お好きなタイトルはあるかと思いますが、ここはひとまず、一つのタイトルに注力してeスポーツ全体の活性化につなげてはどうでしょうか。そのほうが、自分の推しタイトルの人気にもつながると思います。

その点、LoLは昨年最も視聴された世界大会があり、日本チームがそこに参戦できる道も、かなり細くなってしまいましたがなくはありません。LoLの大会、興味なくてもまずは見てみましょう。

他の可能性

他には格ゲーの盛り上がりも期待できます。

昨年のスト6の流行、今年は鉄拳8が出ます。そしてなぜか中東の王子は格ゲーが好きです。すでに日本プレイヤーは世界レベルの人が多数います。大きな世界大会さえあればワンチャンあると言っていいでしょう。

しかし世間一般に世界というのは西側諸国を指しています。アメリカ、ヨーロッパ以外の主催大会で優勝しても認めて貰えない可能性があります。

となるとVALORANTは引き続き注力する必要があるでしょう。そしてそこを入り口にしてCS2に流れてくれるプレイヤーがでること。なぜって世界でFPSと言えばトップはCSなんですから。

「CSから逃げた奴らがやるのがVALORANT」とCSプレイヤー言っているわけです。わたしはそんなこと思ってませんょ、念のため。

あとはオリンピックの動きにも注目です。eスポーツの大会としてはいまいちでしたが、オリンピックの知名度は馬鹿にできませんから。

eスポーツの未来は……

ここまで書いてきたことが決して簡単でないことはわかっています。

しかしそうでもしなければ、eスポーツはゆっくり沈んでいくだけだと思います。再浮上するためにもビッグウェーブが必要なわけです。

そんなビッグウェーブはなにも大会だけではありません。ドラマや映画のヒットがきっかけで流行る、なんて道もありえます。

そこで3月8日(金)全国公開の映画「PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~」なんですよ。

これは日本の劇映画で初めて「eスポーツ」を本格的に取り上げた作品で、実在の男子学生をモデルにeスポーツの全国大会を目指す学生たちを描いた青春ドラマです。

「MOTHER マザー」の奥平大兼さんと「蜜蜂と遠雷」の鈴鹿央士さんが主演。亘役は子役時代に「20世紀少年」などに出演した小倉史也さん。監督は「ロボコン」「のぼる小寺さん」の古厩智之さん。企画・プロデュースはあの「サクラ大戦」シリーズでおなじみの広井王子さんです。

実在する徳島県の高等専門学校がモデルになっています。「全国高校eスポーツ選手権」で活躍したKAMASE DOGSというチームが元ネタです。もし興味をもっていただけたら、過去の大会アーカイブも見ていただきたいですね。

この映画が大ヒットをすることでeスポーツ大盛りあがり間違いなし! ゲーム好きはみんな見に行きましょう!

以上、宣伝でした。

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