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バナナと手を切れ!栗と和解せよ!

前回、筆者はバナナに対し警鐘をならした
賢明なる読者諸君は、すでにお読みだとは思うが、念の為リンクをはっておこう。

今回は、逆に信頼できる果実について考えてみたい。

それはズバリ、である。

ま、タイトルに書いてあるからズバリも何もバレバレなのだが。

栗がスゴイ理由

1:トゲトゲに身を包んでいる

バナナがあれだけ「どうぞ食べてください」とでも言わんばかりなのに対し、「触れることすら許さない」というこの拒否感!

2:硬い皮に覆われている

そのトゲトゲを攻略したのち、待ち受けているのはカッチカチに硬い皮、通称”鬼皮”である。
ちょっとした道具を使わなければ、むくことは困難。
この二段構えの圧倒的ディフェンス力

3:最後に待ち受ける皮

ここまでで、ほぼ攻略したと言って差し支えないが、栗の最後の抵抗、渋皮が待ち受けている。
ここにたどり着いたものであれば、難なくクリアできるだろうが、栗のゲームセットまで諦めないこの姿勢、見習いたいものである。

4:たまに虫に食われている

そのディフェンスをほうほうの体でクリアしたと思ったら、先に虫が食ってやがる!!
ここまできたのに、これでは諦めるほかない…。

5:そのままでは食べられない

ここまでクリアしたとて、そのまま食べられるわけではない。茹でるなり焼くなりの調理が必要である。
ちょっと検索したら、面白いサイトがあったので紹介したい。

”シンプルを極める!”と、題しているのに、これだけの手間が必要なのだ。
めんどくさっ!
一応、付け加えておくが、通常、皮をむくのは茹でてからである。
皮についてまず書きたかったので、順番が前後してしまったことはお詫びしたい。

6:味付けしないとイマイチ

茹でたり焼いたりして、ようやく食べられる、となっても、味をつけないと、ちょっと素朴すぎる。

しかし、これだけのミッションをクリアした後に出来上がる、栗ご飯やら栗きんとんやらモンブランやら天津甘栗やらの料理は最高に美味い!
困難な道を抜けた先にある達成感。栗にはそれが有る。

栗と和解せよ

お手軽バナナと比べて、食われてたまるか!というこの栗の執念。
人類などに屈しないという鉄の意志を感じるではないか。
人間でも、こういう人のほうが信頼できる。人類は栗を仲間に引き入れよ!

ところで、筆者が以前、中華街にでかけたとき、このような気になる看板を見かけた。

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何者かが、強引に甘栗を販売している
一体、何が目的なのか?
ひょっとして、甘栗のイメージを貶めようとする、奴等の作戦なのではないか?
みなさん!悪質な業者には気をつけて!甘栗は優良店からご購入を!

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