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唐山翔自の笑顔

こんにちは、セタゲンゴです。

この5連戦で5連勝して上行こうぜ!って言ってただけに、1分4敗というのは、正直厳しい現実と言わざるをえません。

特にこの5試合で2得点っていうのは少なすぎます。

サッカーは点取らないと絶対勝てないスポーツですから。

でもまあ、私の立場からは余計なことは言いません。

監督コーチ、選手たちもみんなそんなことは百も承知だし、そのために日々必死に取り組んでますから。

だから今回は、その唯一の2得点を挙げた唐山翔自選手についての噺を紹介します。

©️MITOHOLLYHOCK

笑う男

東京V戦、徳島ヴォルティス戦で2試合連続ゴールを決めた唐山選手ですが、今シーズンここまでとても苦しい日々を過ごしてました。

持ち前の明るさでチームのムードメーカー的な存在。

©️MITOHOLLYHOCK

よくいじられてるし、本人も大阪のノリでいつもワイワイやってる印象ですが、一方でストライカーとしてはゴール決められない悩みを抱えてたわけです。


シーズン序盤からゴールを量産していた木下康介選手に、冗談で「どうしたらそんなにゴール取れるんや!」って迫ったことがあったんだそう。

木下選手は「お前は練習中からゴール前でパス受けると顔が笑ってるけどなんでだ?」と聞いたところ、

唐山選手は「ゴールを決めれるって思うと嬉しくて笑顔が出ちゃう」と答えたそうなんです。

そこでエース木下からの金言。

「チャンスのときこそ、いかに冷静に日ごろ通りできるかが大事。それがゴール前なら尚更だ。そのために練習から常に心掛けろ」

そう、唐山選手に伝えたそうです。



これは木下選手が謹慎中、フロント業務を経験してもらってたときに本人から聞いた話です。

木下選手は自分のことだけじゃなく、同じポジションの後輩のために、アドバイスをしてあげたいんだって話してくれてました。


この話を踏まえて、唐山選手の2得点を思い出してほしいのです。

どちらも豪快に突き刺すようなゴールではありませんでした。

でもどちらもとても冷静にコースを狙った技ありのゴールでした。

非常に集中していて、プレー自体も無駄がない。

まさに自然体の中で、ストライカーらしいゴールだったと言えるのではないでしょうか。


チームが勝てなくて苦しい時期だからこそ、20歳になったばかりの若武者が決める。

ゴールを決めてベンチ前に走っていったときのみんなの喜びようを見れば、彼がいかにチームの中で愛された存在なのかはよくわかったんじゃないかなと思います。

残り4試合ですが、唐山選手がさらにゴールを決めてくれることを期待して止みません。

是非皆さんも、ゴール前で唐山選手が笑っていないか、自然体でプレーしているかに注目していただければと思います(ゴール決めた後の笑顔は最高です)。

©️MITOHOLLYHOCK

いまこそ示せホーリーホックファミリー

チーム戦績について、言い訳を探せばいくらでもあるかもしれません。

でもそれをやっていては絶対にクラブは前に進みません。

だからこそ、今こそ今一度、水戸ホーリーホックというクラブの力を示す努力が必要だと思っています。

まさに己との戦いです。

このクラブを応援してくれる方々に、このクラブがある地域に暮らす皆様に、水戸ホーリーホックというクラブが勇気と感動を届ける存在なんだということを、今一度知っていただきたい。

それが必ず近い将来、まだ見たことない景色に繋がっていきますから。

次は10月2日、ホームでのジェフ千葉戦です。

この試合は5000人動員を目指して、今クラブをあげてプロモーションをかけています。

©️MITOHOLLYHOCK

この試合は来場者先着5000名にタオルマフラーのプレゼントもご用意していますし、抽選で500名にカッパーくんブルーミングTシャツも当たります。

子供たちが喜ぶホーリーくんのふわふわランドは無料開放ですし、スタグルも盛りだくさんだし、ガルパンの声優さんたちも来るし。

お隣の千葉県からジェフサポもいっぱい来るので、絶対ここはホーリーホックファミリーでスタジアムを青く染めたいなと思っています。

ホームの試合は後2試合です。

これが終わったら、W杯のため、長いオフに入っちゃうということは、、、

きっと皆さん、ホーリーホックロスになっちゃうと思うんですよね。

心揺さぶる試合をお見せしますから。

それが秋葉監督の、水戸ホーリーホックです。

スタジアムでお待ちしています。

頑張るときはいつも今
瀬田元吾

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