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キャバクラオーナーによるキャバクラ、ガールズバー経営で成功する極意~利益2~

頑張って6カ月で初期投資分を回収できたら、そこから先の利益は税金と福利厚生を考えてしっかり資金管理しましょう。
これは何も、節約して貯金しましょうということではなく、無駄な浪費をせず投資に回すことを考えましょう、ということです。
この投資というのも、株やFXをやりましょうということではありません。

例えば、お客様が長く居ても楽しめるようなダレない為の設備やよく来店してくれて使ってくれるお客様がいたら誕生日プレゼントを用意するとか、近くのお店のお祝いごとに積極的に参加するとか・・・

福利厚生としては社員旅行やイベント賞金、普段よりお高めの食事会、スーツやドレス支給など、頑張って働いてくれる従業員が喜ぶような何かを用意してみましょう。
実際に一番喜ばれるのは現金なのですが、ここで現金以外のモノに興味を示したりするスタッフやキャストは絶対に大事にしてください!
説明するまでもないかもしれませんが、この業界はお金を稼ぐためにこの仕事を選んだ人が多いです。
そんな中で、目先のお金より自分自身の成長のためだったり、自分以外の誰かの力になりたい、という理由で仕事に取り組める人は必ず伸びます。
そうした人達は目先の現金ではなく、他のことに興味を持ちがちです。
でも気づいたら賞金もしっかり取れるようになります。

こうした投資は、売上のように目に見えるものは勿論、目に見えないプラスにも繋がりますのでちゃんと見極めて、お金を使うべきところに使うようにしたいところです。

キャバクラやガールズバーでは経費を削減して利益を増やすことはあまり得策ではありません。
無駄はもちろん駄目ですが、無理な経費削減を推し進めるとスタッフやキャスト、お客様にもせこい印象を与えてしまいます。
経費削減より売上、特に客単価をいかに上げるかが大事だと思います。

これは私の個人的な感覚ですが、普段10万円位使ってくれるお客様はたまに会計が8万円だと安く感じます。
私は担当スタッフやキャストに「たまにはこういう日を作るのはどう?」と提案したりします。
で、次の時にぎりぎりまで頑張ってもらったりします。

普段1~2万円のお客様もいらっしゃいますが、こうした方にはチョコレート盛り合わせやおしんこなどの軽めのフードで若干の単価アップを取りにいきます。
こうしたお客様には無理を言いすぎず、イベントなどのために貯めておいてもらったりもします。

お店の格や価格設定にもよりますが、ウチのような中級、安めの価格設定のお店ではお客様のお財布事情はなるべく把握してギリギリになりすぎないように意識しています。


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