DI&ケーブル試聴会

雨ですね~じっくり読んで下さい。興味のある人には面白く無い人にはチンプンカンプン(笑

7月6日に越谷のライブハウスで開催した「ベースマンの集い」で多分、全国でも珍しい各社が出しているDI(ダイレクト・インジェクション・ボックス)を聞き比べるイベントでした。中々大音量で聴く機会が無いので集まったミュージシャンが目を見張るほどの音の変化に驚いていました。

この日は、カミナリケーブルの山口さんとDIとマイクを提供してくれたマス工房の増田さんが参加してくれました。コンシュマー代表として大野楽器の石田さんも参加してくれて、ステージでは普段聴けない開発裏話やケーブル関係ではプラグやメッキでの音の違いや径の違いなどを爆笑トークを交えながら進めました。

各種メーカーの音の違いを書いておこうと思います。これはあくまでも僕の主観でありますので決して品質評価では有りませんので誤解の無いようにお願いします。

まずは日本で一番売れているのではないか?という

BOSSのDI-1

これはですね音の上と下がばっさり無いと言う感じです。これだけ聞くには標準のサウンドです。よく聞くベースの音でした。

次はRADIALのDI

これはですね意外と僕は好みでした。中低域に独特の腰がありまして、音楽は選ぶかもですが良い音のするDIでした。中低域が好きな人はお奨めです。

次はKLARKのDIです。

良くも悪くもPAらしい音ですね。如何ようにもイコライジングできると言う音ですが、僕には薄膜が一枚かかって感じました。

次はですね、マス工房のmodel 382 です。

つないで音を出した瞬間にミュージシャンからどよめきが起こりました。音がいいとニヤってしてしまうのはサガでしょうかね(笑 高音域が100KHz以上まで伸びきっている事が実際に音でも感じさせてくれました。明らかに音の質が他の製品とは大きく違いました。

次はおなじマス工房のmodel 341 です。

これはですね江川ほーじんモデルの原型となったAC駆動のDIです。この子は最終段にトランスを抱いているために真空管アンプを彷彿とさせるウォームな印象があります。実はこの中では一番好きなモデルです。柔らかいけど高音域までシッカリ伸びて腰があります。

ドラムを入れて演奏して試しましたが、マス工房のDIでのベースは埋もれることも無くしっかりとコード感、ピッチ感を出してくれました。他のDIの事はここでは書きません。

そして圧巻は最後に雲河トオルさんに1曲歌ってもらいました1コーラスをシュアーの58でそしてフルコーラスをマス工房のmodel255で歌いました。

超志向性のマイクmodel255はカブリのないぶん非常にナチュラルでオフマイクで歌っても細かい音まで再現します。これは是非一度聞いて欲しいと思います。この日持ってきたのは厚いゴールドメッキバージョンで100万円しますが黒いバージョンなら40万で買えます。高いですがそれだけ、いやそれ以上に価値のあるマイクです。

このイベントはオファーがあれば各地で開催してみたいと思います。多分カミナリケーブルさんもマス工房さんも協力してくれることと思います。

因みに参加ミュージシャン全員がカミナリケーブルを無料で貰って大感激の一日となりました。

この日の模様を動画で見ることが出来ます。メーカー名などを言っているので非公開です。ご覧になりたい方はメッセージ下さい。メッセージでアドレスをお教えします。

カミナリギター

http://kaminari-guitars.com/

マス工房

http://www.masskobo.com/j/info-j.htm

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