基礎編(構造)
一級建築士製図試験における「計画の要点等」について、当研究所では建築計画、構造、設備、環境負荷低減の4分野に分類しています。
記述試験が本格的に出題されるようになった平成21年度からの過去問傾向を分析し、効率的な学習方法を考えていきます。
今回は「構造」です。構造は必ず出題される分野です。まずは用語集で基本事項を確認してみてください。
出題傾向分析
過去の出題傾向から見ていきます。令和2年から、記述問題が現在のスタイルへ変更された平成21年までを遡りながら分析します。
全記述問題のうち構造に関する設問だけを抽出して、この分野の出題傾向をつかみます。
・令和2年 高齢者介護施設
設問数は全部で8問でした。このうち構造に分類できるものは3問です。
①耐震ルート計算、耐震性の確保
②車寄せ屋根、庇等となる部分の構造(イメージ図:必須)
③支持層、基礎構造、基礎底面レベル
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