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SixTONESとTHE FIRST TAKE② +「CITY」の話。

えっ!!待って待って!!!!
これは!!!!これは、もしや!!!!!!


まさかのSixTONES「THE FIRST TAKE」第2弾ですか!!!!

ひゃっほぅ〜〜✨😍✨

めっっちゃ嬉しいし、めっっっちゃ楽しみだね!!!!

何を歌ってくれるのかな。

ワクワク✨😍✨ワクワク

予告動画を見ると、6人とも「Imitation Rain」の本番前より肩の力が抜けてて、なんだかいい感じに和やかで楽しそう。

ってことは、静かなバラード系じゃない感じかな。

まぁ、戦略的にも、1曲目とは楽曲のジャンルもスタイルも大きく変えてくるだろうしね。

衣裳の色味からすると「Rosy」あたりが濃厚なのかな。
なんてったって、スパイダーマンの日本語吹替版主題歌だし。
世界中が知ってる映画だし。
今まさに旬だしね。

でも「Rosy」の歌詞って、曲に乗せて口ずさむとすごくかっこいいけど、文字に起こされたものを見ると、難解すぎて、まるで前衛的な現代アートと対峙しているような、あるいはカラクリ満載の迷宮に迷い込んだような、ケムにまかれてる感じがするんだけど。(褒めてます)

原語ですらそうなのに、これが翻訳なんてされてしまったら、どんな感じになるんだろう。
世界中の人が「?!?」ってなったりしないだろうか。笑

何故そんなことが気になるかというと、前回の「Imitation Rain」の反応を見たからかもしれない。

いろんな国の人がいろんな感想を言ってくれるのがなんだか嬉しくて、海外発のリアクション動画をいろいろ見てみたら。(暇なのか、私。)
「after this, I'm going to search the meaning of the song, lyrics〈この後、歌の意味(歌詞)を調べてみるわ〉」とか、「it's sounded like a quite serious song so I couldn't make out〈意味は理解できないけど、すっごくしんみりした感じの歌だね〉」とか、歌の内容に思いを馳せてくれる人が、けっこういたのだ。

そんな風に「Imitation Rain」を気に入ってくれるのはすごく嬉しいけど、同時に、日本語の限界について考えてしまうよね。
やっぱり歌詞が日本語だとダイレクトな感情移入は難しいよなぁ、字幕入りにならないものかなぁ、そしたら歌の世界観がより明確に伝わるし、後から調べる手間も省けるよなぁ、って。

まぁ、でも、前回書いたように、TFTはこのデジタル時代において、あえてプリミティブな体感を大切にしているのだろうから、字幕なんて邪魔なものは絶対つけないんだろうな、とも思う。

だったら、SixTONES公式が、いい感じに意訳した字幕入りMVを上げてくれたりしないかなぁ。
非英語圏のアーティストは、やっぱりまず、言語の壁から越えていかなきゃいけない宿命だから。

K-popなんて、その辺りの策が上手くて、英語のみならず、字幕の多言語化に成功してるよね。
なにかとK-popに寄せていこうとする最近のJ-popの風潮はあまり好きではないけど、学ぶべきところは大いに学ぶべきだと思う。

まぁ、それを言うなら、ジャニーズはまず一番に、一刻も早く、世の中の不可逆の流れを受け入れて、全アーティストの全曲サブスク解禁してほしいとこだけどね!
ほんとにもう!これは声を大にして言いたい!!
今どき円盤買わせるやり方なんて、ありえないって!!

私は今月、SixTONESの2ndアルバム「CITY」を聴きたくて、ほんと何年ぶりってくらい久々に、CDを購入したんだけど。
いやぁ、iPhoneに取り込むの、ホンマ面倒だった!!(そこ?笑)

でも、フィジカルのCDだからこそ出来る仕掛けも、非常によく考えられているなと感服もした。

同じアルバムが3形態あると知った時、実はちょっと、あーアイドルっぽいなーって思ったのだ。
特典やジャケ写を変えることでファンの収集欲やコンプリ欲を刺激して売上を伸ばそうとするって、アイドル界隈ではよくある販売戦略だもんね。(アイドル関係者の皆様、ごめんなさい。)

でも、SixTONESは少し趣きが違った。
安直な販促の視点よりも(いや、まぁ、特典もあったし、売上も大事だろうが)、まずは音楽的視点から3形態と向き合い、音楽を軸として売り出そうという姿勢が感じられた。

「CITY」は、形態によって、それぞれ異なる時間軸から1日の流れを楽曲でなぞるように表している。
コンセプトは“街”で、『歌(主人公)の数だけ物語があり、それが交錯する場所を“街(CITY)”と呼ぶ』のだそうだ。
要は、形態ごとに、朝からだったり、夕刻からだったり、夜からだったり、始まりの時間帯と楽曲の並び、つまりは“街”のカラーが変わる。
加えて、後半の収録曲が少しずつ異なることもあり、通しで聴いたときの印象は、3種3様、かなり違ったものになる。
3形態とも買っちゃおうかな、いろんな“街”が見たいな、と思わせてくれるのだ。
特典等ではなく、その音楽で。

アイドルの売り方なのに、中身はアイドルじゃない。
SixTONESのアルバムは、SixTONES自身の立ち位置とそっくりだね。
まるでフラクタル図形のようで、かっこいい。
産み出す物に魂を宿すと、自己相似性が高まっていくのかな。
なんしか、音楽にこだわる作り手の熱意と努力と想いが伝わってくる。
音楽スタッフとメンバーの頑張っている姿が、目に浮かぶようだ。
だから私は、リスペクトを込めて、この円盤は丁寧に曲順どおり聴き込みたいなと思う。 
想いはしっかり受け止めたい。

でも。
「CITY」の出来の良さから一旦離れ、もっと大局で見るなら、こういうCD形態はもうそろそろ終わりにしたらどうかな、って言いたくなる気持ちも否めない。

世の中は今、ドメスティックに変化しつつある。
その動きに合わせる様に、ビルボードの指標も、実は年々じわじわと比重が変更されている。
中でも、CDセールスのカウントは、どんどん軽視される傾向にあり、昨年の改定なんて、音楽関係者に衝撃を与えるほどだった。
フィジカルのCDをいくら多く売ったとてチャート上位には入りにくい時代に、我々はすでに到達しているのだ。

今後もこの流れは続くと見られ、アイドルが得意とする多形態の円盤たちは、もうすぐ過去の遺物となるだろう。(ちなみに米国では、すでに音楽売上の9割が音楽配信とストリーミングで占められており、CDセールスはたった4%ほどだ。)

CDの売上げは、アイドル事務所とレーベルにとって大きな収入源なのだろうが、それを言い訳に胡座をかいていてはいけない。
マネタイズのタイミングとやり方はいくらでも変えることができるし、コアなファンを多く抱えていれば、よほど下手を打たないかぎり、収益は一定確保できるはずだ。
それよりも、狭い日本市場で従来の売り方に固執することで、世界から切り離されるデメリットの方が、何倍も痛い。
今のままでは、フィジカルに頼る日本のアイドルたちは、世界の土俵に上がらせてすらもらえない。
せっかくのいい歌、いい歌い手が、世界市場に届かないなんて、勿体なさすぎる。
デジタルリリースに舵を切るべき時は、もうすでに訪れているのだ。
もちろん、ジャニーズにとっても。

まぁ、でも、厳しめの見解を述べてみたとて。
私はSixTONESを応援しているから、CDしかないならCD買っちゃうんだけどね、結局。笑
「CITY」は絶対的にいいアルバムだし、いい曲ばっかりだし。

「CITY」の何がいいって、いろんなジャンルの楽曲がボーダレスに詰め込まれている割に、全体の収まりがよく、耳にすこぶる心地いいところ。
つまり、それぞれの曲は全く異なるカラーなのに、SixTONESが歌うことでSixTONESっぽい曲となり、SixTONESを媒介にすることで違和感なく繋がり、纏まり、そうして多色の光景を持つ1つの“街”が鮮やかに壮大に浮かび上がってくる、このスペクタクルな感じ。
それは、SixTONESの6人が、それぞれ異なる声質なのに、6つの声が重なった途端、1つの美しいハーモニーに融け合い高まっていく様とよく似ている。
(考えてみれば、これもフラクタルだね。面白いね。)

今回のアルバム曲を決めるにあたり、SixTONESのメンバーと音楽スタッフは、80曲以上も試聴したのだそうだ。
選曲にかけるその意気込みも、労力も、そして選曲結果も、本当に素晴らしいね。
ジェシーは、雑誌のインタビューで、曲を絞り込んでいく作業は「贅沢な時間だった」と述べていた。
ジャニーズJr.の頃はオリジナル曲なんて年に1〜2曲、それも自分たちで選べるわけではなかったから、今の状況は「贅沢」だって。
凄いなぁ、そう思えるところが。その魂のあり方が。
尊敬しかない。

私が「CITY」の中で一番好きな「Dawn」という曲に、こんな歌詞がある。


Until the break of dawn
  〈夜が明けるまで〉

We won’t let it go
  〈絶対手放さない〉

Now we’re gonna take, take, take you away
  〈どこまでも君を連れて行くから〉

Until the break of dawn
  〈夜が明けるまで〉 

We will never stop
  〈決して立ち止まらず〉

We’re just gonna dance, dance, dance in the rain
  〈雨に打たれてももがき続けるから〉

Until the break of dawn
  〈夜が明けるまで〉



We’re headed to the top
  〈俺たちが頂点に立つんだ〉

Here we go baby, We don’t stop
  〈さぁ行こう、決して立ち止まらず〉

なんて力強く、かっこよく、揺るぎない決意に満ちた歌なのだろう。
今までの数多の苦労も、これから先の困難も、分かった上で、頂点に立つまで決して立ち止まらないという強い覚悟を、彼らは持っている。
たえず前へ上へ進もうとする熱い魂は、聴く者の魂も揺さぶり、共鳴りさせる。

この曲を聴くといつも思うのだ。

彼らが目指す頂きに無事たどり着き、夜明けの光に照らされ祝福されるところを、teamSixTONES皆一緒にぜひとも見届けたいなって。

いやぁ、想像するだけでワクワクする✨
これ、ほんと、いい曲だよね✨ 

あ、TFTにこの曲どうかな!
そもそも全て英語の歌詞なら字幕も不要だし!

あ〜、あと9時間!
待ち遠しいなぁ。

今夜は私も初めてリアタイしてプレミア公開に臨むつもりだ。
前回「Imitation Rain」のプレミア公開の際は、TFTの同時接続視聴者数の過去最多記録を樹立したんだってね。
動画の再生回数は、公開から10日ですでに570万回突破してるし。
さすがだなぁ。
多くの海外の方が言ってくれてたように、「Amazing‼︎」「It was really brilliant‼︎」「Hands down the best‼︎」だね!!
今夜の曲もどうか世界中のたくさんの人の心に刺さりますように✨

もう、ほんと、楽しみがすぎる!!

でもその前に仕事がんばらなきゃ。早く終わらせなきゃ。(今はランチタイムです。)

それでは、皆様も素敵な午後を。
そして、素敵すぎる22時を!!

ひゃっほぅ〜〜✨😍✨


※ ※ ※


余談だが、SixTONESは海外の方々に軒並み「シックストーンズ」と呼ばれている。
で、たまに、英語版wikiを見てくれた人とかが、「Oh, SixTONES pronounced in "stones", the "ix" is silent!!〈うっわ、 SixTONESってストーンズって発音するのか!"ix"は読まないのか!!〉」なんて後から気づいてビックリ👀してたりして。
そりゃ「シックストーンズ」って読みたくなるよね。
だって「sixtones」って書いてあるんだもん。笑

グループ名の読み方がクセ強なのは、世界進出において、吉なのか、凶なのか。
動画のコメント欄で日本のファンに指摘されて正しい発音に気づいてくれた人もちらほらいるし、今後の海外リアクションがどうなっていくか、「ストーンズ」読みは広まっていけるのか、ちょっと注目だね。

名付け親のジャニさんは、天国でこの状況をふふふって微笑ってそうだけど😇

ではまた!!

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