日本一わかりやすい“しゃべり口調”ISO9001解説~箇条10~
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ISO9001の分かりにくさについて、以前の記事で紹介しました。
その思いに基づき、分かりやすく、しゃべり口調で各箇条を書いていきます。原文は敢えて記載しません。理由は、載せてしまうと難しい言葉が文面に表れてしまうことと、あとは著作権の関係ですね。。(こっちが本音)
この記事では、箇条10 改善 について書いていきます。
この箇条は、ISO9001の本質でもある“継続的な改善”についての箇条であり、仕事や仕事の仕組みを改善していくためのやり方が書かれています。
結局、一発逆転のいいものなんてありません。今あるものの良いところ悪いところをきちんと正しく把握して、良いところはより良く、悪いところは直していく、ということを着実にやっていくしかないんです。
現場の担当者やスタッフ部門の方にも深く知っていてもらいたい内容ですし、その現場を管理する管理層はもちろん、経営層の方々にとっても非常に重要な箇条です。
※注意点
この解説は、中小製造業の機械加工や板金加工、射出成形、あるいは機械組立の場面を主に想像しているものになります。
※注意点2
かなり噛み砕いて書いているので、多少のニュアンスの違いは勘弁してください。ただ、こう話した方が現場の人はまず分かっていただけるのではないかという私的な思いです。
10 改善
10.1 まずは一般的なことです
会社は、お客さまの要求事項を満足し、お客さまの満足度を高めるために改善していくことをはっきりさせて、その改善に取り組んでいかないといけません。
で、その内容には、次のa)~c)の3つのことを含めなければいけません。
a) お客さまが要求していることに応えるためであったり、将来期待されるであろう要求に応えるために、製品を改善しなくてはいけません。
b) 良くないことは無くしたり減らしていかなければいけません。
c) 仕事の成果や仕事のやり方を改善しなければいけません。
注記 ここでいう改善には、例えば、暫定的な処置、再発防止をするための恒久的な処置、継続しての改善活動、現状から大きく変えるような変更、会社としての改革、組織変更なんかも含まれます。
まぁ、当たり前のことですよね。
要望や期待に応えるためにどんどん改善していってちょうだいねってことです。その改善っていうのは、具体的な作業のやり方から組織変更みたいなことまで含んでますっていうことですね。
10.2 不適合及び是正処置
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よく分からない! 難しい! つまりどういうこと?! どうやって教えればいいの? そんなISO9001に関する疑問にお答えして、“しゃべり…
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