六本木アートナイトスイッチ報告。
先日「出演します」と告知していた六本木アートナイト。
こんな感じでした〜とnoteに書こうと思っていたらもう数日たってしまったったッタッター♪
そんなわけで今更ですが、気が向いた人だけどうぞ読んでみてくださいましっ。
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10/22（土）夜７時の六本木。
老舗のパジャマ屋「WIND」前にスイッチ台が設置されました。
スイッチ台の上には絵本が。
台手前に置いてある案内には「1ページ目を声に出して読んでください」と書かれています。
そう、これが今回この場所での「スイッチ」です。
お客さんが絵本を手にとって声に出して読み始めるとスイッチがON！
すると・・・
近くを歩いていた社長と秘書二人。
社長「ああ！なんだ？急に眠気が...！」
秘書１「社長！？」
秘書２「どうされました！？」
社長「眠い、ああ眠い...！」
秘書２「ああっ！ちょうどこんな所にパジャマ屋が！パジャマ専門店WINDです！」
秘書１「いいから早くパジャマ買ってきて！」
秘書２「ハイ！買ってきます！」
社長「ああ、眠い...！」
わずか20秒ほどの演劇が上演されるのです。
スイッチ台が設置されている19〜20時の1時間のあいだ、スイッチがONになるたびにこの芝居が繰り返されます。そう、何度も何度も何度も。
やー、実際何回やったんだろう？
ほぼ休みなく秘書役の私は社長のパジャマを買いに店に駆け込みました。終演時刻の20時には汗だくでした、、、
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こうして、六本木アートナイト2016の「スイッチ総研」は今回、総勢40名の俳優たちが六本木商店街13ヶ所に散らばって、それぞれ19〜20時、24〜25時の2回ずつ様々なスイッチを繰り広げました。(特別編として別時刻に六本木ヒルズでも4ヶ所で短時間開催もありました）
予想以上のお客様の数。予想以上のスイッチON。繰り返される数十秒の演劇。まさに修業のようでした。
同じ場所でも19時と24時ではスイッチの内容が違う場合が多いのですが、
このパジャマ屋「WIND」では24時にはオモチャの消防車がスイッチでした。
消防車のボタンを押すとサイレンが鳴り「火事か？」とパジャマ姿で男2人が現れて・・・という内容。
「WIND」の24時の回、お客様が撮影されたらしき動画がアップされていたのを見つけたので気になる方はどうぞご覧下さいませ。笑
https://www.instagram.com/p/BL5Baz0FMNf/
そんな24〜25時、私は “六本木での待ち合わせといえば” で有名な洋菓子屋さん「アマンド」にいました。
今回のスイッチはこれ。
「座ってください」
奥に座っているのは、アマンド店長役の俳優さん。私は今度は店員役です。
お客様がイスに座ると、スイッチON！
電卓を叩いてブツブツ言っている店長がお客さんに気付いて、
店長「ああ失礼しました、(履歴書らしきものを取り出し) ええと、週3日、8時間勤務希望、志望動機が「アマンドのケーキが大好き」ですか、やぁ嬉しいなぁ」
店員「（慌てて近寄ってきて）店長、違います！お客様です、応募の人じゃありません」
店長「え？あ！これは失礼致しました」
店員「失礼致しましたー！あちらに美味しいケーキたくさんご用意しておりますので〜（と、ショーケースへ促す）」
こんな感じ。
ちなみにですが、店内は通常営業しており、お茶飲んでる一般のお客様もいらっしゃいます。
ねえ今って夜の24時過ぎてんだよね？
...って何度も心の中でつぶやいた程、絶え間ないお客様。絶え間ないスイッチON。またもや修業、、、
「アマンド」外にはスイッチ待ちのお客様の行列ができたいたらしいです。ありがたや。
それなりに長い年月、演劇をやってきた私ですが、こんな体験は初めてでした。
大変な業務でしたが、ホント楽しませていただきました。
そして、夜中のアマンドになんと
六本木アートナイトに別の演目で参加されていた、もらすとしずむの10さんがご来店。いや、まさか、夜中のアマンドにご来店いただけると思ってなかったので驚きました。10さんありがとうございましたー！
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総勢40名近くの俳優たちが、ゴミゴミした夜の六本木の路上で怪我も事故もトラブルもなく、無事にスイッチ業務に専念できたのは陰で支えてくださったスタッフの方々のおかげ。本当に楽しい夜を過ごさせていただき感謝です。
この「スイッチ総研」、私は今回が初の参加でしたが、今まで国内数カ所で様々なスイッチを繰り広げてきています。今後も国内各地でで上演されることがあることと思います。もし、いつかどこかで観られる機会があったら是非スイッチONしてみてくださいね！楽しいよ！
以上、アートナイトスイッチ報告でした☆