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マンゲキ芸人座談会~ジュースごくごく倶楽部〜Vol.2

ギターの辻クラシック(ニッポンの社長・辻)
ベースの堂前タオル(ロングコートダディ・堂前)
ドラムのポイズン反町(シカゴ実業・山本プロ野球)
ボーカルのジンジャーエール阪本(マユリカ・阪本)
キーボードのあたし(滝音・さすけ)
ボーカル&ギターのエナジーなつみ(ねこ屋敷・河野)からなる
6人組パーティーロックバンド、ジュースごくごく倶楽部。 
マンゲキ芸人座談会・第2回は、ほぼすべての楽曲を作詞作曲するバンドの守護神、辻クラシックを中心に、ジュースごくごく倶楽部の音楽に触れました。

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――ジュースごくごく倶楽部の音楽のジャンルは何になるんですか?

辻クラシック(以下、辻):……ゴックンロールです。

ポイズン反町(以下、ポイズン):それ書いてほしくないやろ。なんかでつけてくれたよな。パーティー……

辻:パーティーロックバンドみたいな。

あたし:サイケ……サイケ入ってなかったっけ?

辻:サイケは入ってない。ジャンルはフロントの2人が決めて……。

エナジーなつみ(以下、なつみ)・ジンジャーエール阪本(以下、阪本):……。

阪本:アイドルです!

あたし:アイドルもジャンルちゃうやん。

堂前タオル(以下、堂前):でも一番近い気もするわ。

辻:僕らアイドルです。アイドルグループ。

阪本:曲は、ほぼすべて辻さんが作曲をしていて、ルーツは、だから昔の……。

辻:そうですね。オールディーズとか、ロックンロールとか、ブルースの感じを何となくやけどアニソンにもできるような感じに、ポップに。

阪本:ルーツがそこにある。

辻:ロックにはしようとしているんですけど……。

阪本:エナジーなつみも作詞作曲をしてくれていて。

なつみ:1曲だけさせてもらいました。

辻:それはまだリリースできてないんですけど、ライブでは毎回やっている曲です。

――ちなみに辻さんは音楽をずっとされていたんですか?

辻:20歳ぐらいの時にバンドは組んでいたんですけど、その時はもっとトガった感じで、サビとかあんまりないような。

ポイズン:へ~、そうなんや。

辻:もっとルーツのやつをやっていたんですけど、芸人でバンドやるってなって、音楽でトガるのってめちゃキモイなと思って(笑)。その時に、めっちゃポップにしようと。当時は、エフェクターとかも1個も使ってなくて。使うのはダサいみたいな。でも今は芸人なんでバンバン使ってます。ちょっとでも良くなるように。楽器もめっちゃヘタやったんですけど、それもトガって練習してなかったです。

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ポイズン:あかんトガり方。

あたし:あかんトガり方の詰め合わせやん。

辻:コードも少ない方がいいって、コード2つの曲とか作ってました。

堂前:さぼってるだけちゃうん。

辻:今はめちゃめちゃ、ギターも習いに行ってますし。

阪本:ほぼ全員です。行ってます。

堂前:僕がまだトガって行けてないです。

辻:トガるのやめてくれよ。

あたし:忙しいとかならわかるけど。

阪本:堂前さんは家でめっちゃ練習してはる。

ポイズン:葛藤してるやん。トガってる自分と。

堂前:落ち着いたらちゃんとレッスンに行きたいです。

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――阪本さんは何を習いに?

阪本:(即答で)トランペットです。

堂前:そんなことも知らんの?って顔してるやん。

阪本:一応、ライブで2音だけ吹くくだりがあるんで。はい。

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辻:この後も行くんやろ?

阪本:はい。

辻:この後、習いに行くからこいつビビッてました。大丈夫かな、時間……って。

阪本:まあまあ、間に合うと思いますけど、はい。

ポイズン:怒られるんよな、遅刻したら。

阪本:はい。

――バンドとしては、ショーとして成立する、ちゃんとしたものをお見せしようと。

ポイズン:そうですね。

辻:ミュージシャンの方に失礼のないように練習はしてます。

――前回、超能力戦士ドリアンさんと対バンされていましたが、ドリアンさんもコミックバンドの要素をお持ちで、ああいうバンドの方と対バンというのは、どんなお気持ちでしたか?

阪本:緊張しますね、やっぱり。

辻:ほんまはね、先にやりたいですよね。僕ら主宰のライブに出てもらっているので、やっぱり僕らが後になるじゃないですか。それがちょっとアレよな……。

あたし:テクニック的にやっぱプロはイカツイんで……。

辻:パフォーマンスもそうやし。

あたし:ただでも、やって思ったんは、むっちゃ成長しそうですよね。そういうプロの怖さを見られるので。

辻:確かに。

堂前:どんどんやっていきたいですね。

辻:ドリアンさんはサービス精神もあったな。

あたし:確かにね。今回、あんまりリハとかもできずに。お笑いの舞台が前にあって。

辻:副業な。

阪本:芸人の方が副業。

あたし:そこをちゃんとしなあかんなってくらい、すごかったな。プロとしてやっぱそこは。

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阪本:いつもワンマンの時はスタジオを取って練習してから行くんですけど、その日は仕事の関係でそれがなくて。割と練習がなくて、それまでにももちろん練習してますけど、その日は練習できてなかったので、……イヤでした。

ポイズン:だからずっと焦ってた。

阪本:焦ってた。なんかふわふわした状態でやっていました。

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――前々回のワンマンでは阪本さんは楽器も壊れて……。

阪本:壊れましたね。カズーっていう楽器が。

――今回は大丈夫でしたか?

阪本:あ、はい、毎回楽器が壊れるわけじゃなくて。

辻:3本くらい持ってきたよな?

阪本:そうです。もう壊れてもいいように4本です。置いときました。

ポイズン:壊すやん。

辻:壊す気満々。

あたし:差し入れでもらったからな、壊れたおかげでというか。ええのを。

阪本:そう。お客様にもらいました!

次回はバンドとして音を出す過程や、お笑いと音楽の見せ方の共通点、相違点などを語ってもらいます!

to be continued

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■ジュースごくごく倶楽部
ギターの辻クラシック(ニッポンの社長・辻)、ベースの堂前タオル(ロングコートダディ・堂前)、ドラムのポイズン反町(シカゴ実業・山本プロ野球)、ボーカルのジンジャーエール阪本(マユリカ・阪本)、キーボードのあたし(滝音・さすけ)、そしてボーカル&ギターのエナジーなつみ(ねこ屋敷・河野)からなる6人組パーティーロックバンド。

ジュースごくごく倶楽部INFO

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取材・構成/岩本和子
撮影/ポートワシントン・笠谷






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