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リンクする「いま」と「むかし」。<第4回>月刊浅草ウェブ【公式】メールマガジン

こんにちは。
暦の上ではもう秋とはいえ、相変わらず暑いですね~^-^;!
そろそろ旬も過ぎるというのに、スーパーで西瓜が目に入ると素通りできない、編集人・まい子です(笑)。

コロナと猛暑に虐められつつ、レギュラーの取材はもちろん継続中。それ以外の時間は、もともとの出不精にますます拍車がかかり、おのずと家仕事がはかどってしまう(笑)・・・。

「現在」の記事を書く一方、ウエブに掲載するための「過去」の記事をせっせと発掘し・・・浅草の「いま」と「むかし」を行ったり来たりしているうちに、気づいたことがあります。
それは、いつの時代を生きる人も、詳細こそ違えど、根っこの部分では同じような問題を解決すべく、日々奮闘しているということ。

例えば、浅草喜劇のスーパースター・デン助こと大宮敏光氏の、「月刊浅草」創刊号への寄稿『デン助参上!起て浅草(上)』。

じつに半世紀前の浅草と、現代の浅草が抱える問題点が酷似しているのには、驚かされるばかりです。

そして、今月スタートの新連載「浅草誌半世紀・名随筆の足跡〈第1回〉」より作家・村上元三の『気にしない、気にしない』。
当時のテレビ時代劇役者・製作陣についてのボヤキ(?)が綴られています。

冊子版「月刊浅草」最新号(9月号)の『波乱万丈俳優記⑱』で、筆者の沢竜二先生は、本物の時代劇を継承できる役者が消えつつある危機的な現状について触れていますが、この問題もやはり、昭和40年代後半に村上氏が危惧していたことと、奇妙にリンクしているのです。
(気になった方は、冊子版も是非ゲットしてみて下さいね(笑)!)

こんな風に時間軸を飛び越え、ウエブサイトと紙上を自由に往来しながらの読み比べも、「月刊浅草」の新しい楽しみ方のひとつとして定着していったなら、編集人冥利です^^。

ではでは、いつものように今月の編集部オススメ記事も、あわせてご紹介してまいりましょう! 

☆おかげさまで、8月10日に港区立三田図書館で開催された「学びと遊び!よろず江戸文化入門講座【第1回】」は好評のうちに無事終了致しました。そこで、講座のメインテーマとなった、川端康成と浅草誌に関連する記事2選。

おなじみのレギュラー陣より、さらに2選。

☆今回は、ちょっぴり切ないポポ君・・・。

☆大作家先生たちの、屈託ない一面が・・・!


・・・そして最後に、インフォメーション3選で〆させていただきますね(笑)。

『浅草ユーチューブ!』
お待たせいたしました、メルマガ読者さまからもリクエストいただいていた月刊浅草ウェブの公式チャンネルが、ついに誕生!
まだ生まれたてのほやほやですが(笑)、これから試行錯誤しながら皆さまに楽しんでいただけるようなコンテンツを徐々に増やしてまいりますので、ご視聴&チャンネル登録、どうぞよろしくお願いいたします^^♪

https://www.youtube.com/channel/UCG1jVDK3jbb6y69CNUfmPWg

記念すべき第一弾は、ウェブ連載「心と表現」も大好評、朗読家・熊澤南水さんの「南水・ひとり語り」
他とは一線を画す独自の世界観を、是非ご堪能下さい!

https://www.youtube.com/watch?v=pqU4kCrGZLM

『よろず江戸文化入門講座・第二回「カツベンを楽しもう!」
活弁士・麻生子八咫師匠、またの名を〝元気なこやたおねえさん〟が、ワクワク楽しい実演と興味深い講義で、魅惑の活弁ワールドへといざないます。どうぞ皆さまお誘いあわせの上、三田図書館へ!
(ご予約:03-3452-4951)

2021江戸文化ポスター第2回0823修正版[3497]

『沢竜二プロデュース公演』
コロナ禍で苦境に立つ大衆演劇界の後輩たちにも活躍の場を!と頑張っていらっしゃいます。
一説によると、歌舞伎よりも歴史があると云われている大衆演劇。どなたさまにも肩ひじ張らずに楽しんで頂ける、極上のエンターテインメントです!
(チケット購入:03-3367-5051/沢竜二事務所)

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それでは皆さま、引き続きコロナ&熱中症対策万全に、どうぞ安全で、健康な毎日を・・・!

9月1日・高橋まい子






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