「見ろよ！ジンベイザメでっけえ！」 周りの子供に紛れてはしゃぐ大男。 見た目とのギャップについ笑いが溢れてしまう。 今日、俺たちは横浜の水族館に来ている。 というのも、久しぶりに2人のオフが重なったからだ。せっかくだし、デートっぽいところに行こうという話になり、國神が水族館を提案してくれた。 水族館に来てからはやれイルカショーだの、やれクラゲだのと俺をあちこち連れ回しては水槽の生き物に目を輝かせている。 「おい、はしゃぎすぎだろ。」 俺そっちのけで水族館を楽しむ國神に少
バレンタイン、それは世間が浮き足立ち、甘い匂いが漂う季節。俺にとっては気恥ずかしさもあるけど、どんな感情よりも憂鬱さが勝るイベントの１つだ。 学生時代、毎年紙袋いっぱいのチョコを貰って帰るのは流石にしんどかった。プロになった今は直接渡されることは無いが、個数は昔よりも増えたので、食べきれないのが申し訳なくなる。 わざわざどうして俺にチョコを……。 いつもそう考えながら受け取ってきたが、まさかこの歳になって、自分がチョコをあげたさにうずうずすることになるとは思うまい。 「あ
暗い海の底で、空を見上げながら死んでしまいたいと思った。 バンがいなくなってからの世界は何者でもくすんで見えた。 色のない世界で紡ぐことのできる音なんてありやしないのに、あの子は今日もやってきて、 「音楽をやめないでください。」 だって。 知ったような口を聞くなよ。お前に僕の何が分かるんだ。って、ずっと追い返してきた。 でも、海の底で考えてるうちに気づいたんだよ。 お前こそ、何も分かってないじゃないかって。 バンがどうしていなくなったのか、バンが僕のことをどう思って
これはリヴァライDAY1にアリーナA3ブロックで参加していた女の当日レポートです。 この文章はRe:valeに関連する全てのコンテンツのネタバレを含みますので、お気をつけください。 また、文章は全て殴り書きとなっております。 これから寝ますのでお休みなさい。 DAY2の人、楽しんできてね。 以下、会場入り前から始まります↓ 会場入り前 会場近くのでかい駅に行けばオタクいると思ったのにいなかった ポムの樹で死ぬほど泣いてる赤さんはいた ユキ担に私が連れてきたたくさんのいの
バン「お前から誘ってくるなんて、昔じゃ考えられなかったな〜。しかも店まで予約するなんて。」 ユキ「そうね。まあ、僕もこの5年で店の予約ができるくらいには成長したよ。モモのおかげでね。」 バン「それはモモくんに感謝しないといけないな〜。」 ユキ「そうだ。バンにあったら言おうと思ってたことがあったんだ。この前モモが 『今度アイナナ寮に行った時にバンさんに差し入れするスイーツ何にしよう？ユキ、バンさんの好み知らない？』 とか言ってきたんだよ。僕には家に来る時、直近で話した
モモ「2人とも、今日は来てくれてありがとう！めっちゃ楽しかった！急に呼び出しちゃってごめんね！」 龍「とんでもないですよ、こちらこそいつも呼んでくださってありがとうございます☺️うちは天も楽もあんまりスポーツに興味は無いから、こうやって皆でサッカーをしてると、弟たちと遊んでる時のことを思い出します☺️」 三月「十さん弟たっくさんいますもんね！うちは、一織があんまり外に出て遊ぶタイプじゃないんで、こういうのは結構新鮮です。」 モモ「あ〜うちもいるの姉ちゃんだし、部活でガチ
