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CODEOWV作戦開始

こんにちは、月下です
このnoteは27時間テレビ100キロサバイバルマラソンが終わったあとに書いています。
文章にすることで感情を整理するタイプなので、今日の熱気と自分の思いをnoteに残そうと思います。


思い返せば5月25日、佐野さんの誕生日にマラソンの告知があって、「佐野さんの本業がいよいよわからなくなりそうだな」と感じたのを覚えています。

その日から当日まで、10キロや30キロと意味のわからない距離を毎日走って、月間走行距離が400キロを超えて、総距離が1000キロを超えて、必死に努力して日に日に細くなっていく佐野さんを見て、頑張れという気持ちと無理しないでという気持ちが自分の中で両立していました。
最初は、「優勝しなくたって、佐野さんが努力してることはわかってるから、元気に帰ってきてくれたらそれでいいんだよ」と思っていたけど、身を削って努力し続ける佐野さんを見ているうちに「こんなにも努力し続ける佐野さんが報われないでどうするの」という気持ちに変わっていきました。


そして当日、ついに佐野さんが100キロ走る日になりました。
放送前に開催場所が福島であることを知り、すごく驚きました。
FC開設4周年の日にリーダー本田さんの故郷福島を舞台に、勝就の初主演舞台初日公演開演時間と同じ18時30分に開幕する番組で佐野さんが100キロ走る、あまりにも揃いすぎていると思いました、佐野さんは本当にもってる人だな、と思いました。

いよいよ番組が始まり、OWV公式Xに1枚の写真が投稿されました。ゼッケンをつけた佐野さんとOWVTシャツを着た本田さんのツーショットでした。本田さんが、福島まで佐野さんの応援に来てくれていました。本田さんがその場にいてくれる時点で、悪天候に左右される事態は絶対的に回避されるのでそこに関してはホッとしました。(本田さんはOWVのイベント全て晴らす晴れ男。)

ついにマラソンがスタート。沿道には本田さんと佐野さんの練習を支えてくれた師匠の宇野けんたろうさんの姿が見えました。それからは何をしていても心ここにあらずといった感じで、「佐野さん今どんな感じかな」「怪我してないかな」とずっと脳内が忙しなかったです。番組内では企画が盛りだくさんで時間も限られているので、あまり中継されることはなかったのですが、うのけん師匠がご自身のXに5キロ〜10キロ終わるごとに動画を載せてくださり、それで現在の状況を確認することができていました。佐野さんは何十キロ走ろうとずっと飄々といつもどおりの顔をしていて、うのけん師匠の声かけに返事をする余裕もあり、ちょっと想像より佐野さんが凄まじくて若干びびった動画もありました。

残り50キロ、半分が終わった時点でOWVの公式Xに1枚の写真があるハッシュタグとともに投稿されました。

OWV公式X

50キロ走ったとは思えない跳躍の佐野さんの写真と、#CODEOWV作戦開始。驚くと同時に#CODEOWV作戦開始に胸がアツくなりました。
LOVE BANDITZの佐野さんパートの歌詞、このあと続く歌詞は「どうしたって successstory」です。いつだってOWVのためを考えて努力している佐野さんの残り50キロを応援するのにピッタリのハッシュタグだと思いました。

何度か中継が挟まり走っている様子が放送されるのですが、佐野さんは基本先頭を走っていて、テレビを見ればすぐに「OWV 佐野文哉」のゼッケンが目に飛び込んできました。きっと、テレビを見ているOWVを知らない人にも「OWV」の名前をアピールできていたと思います。あと、佐野さん本当にずっと元気そうで、めざましテレビの中継のときはとても大きな声で「おはようございます‼️」と言っていて、走りながらこれだけ大きな声を出せる人なんだからそりゃライブの生歌で音程外すわけないよな、と実感しました。

朝6時になり、Xのトレンド1位が#CODEOWV作戦開始、3位が#佐野文哉になりました。夜通し応援し続けたQWVや朝起きて応援を再開したQWVがポストし続けた結果でした。
OWVは、コロナ禍でスタートしたグループです。コロナ禍でスタートしたから、もちろん、最初はOWVに会うことすらできませんでした。QWVは、そんな中会えないなりにSNSで必死にOWVを応援し続けたファンダムです。実際に応援しに行くことはできないけど、離れた場所からSNSで佐野さんを応援するのは、QWVがコロナ禍で習得した得意分野です。
余談ですが、タグを押してみればインプレ目的のポストも増えていて、本当に1位なんだ、と変なところで感じました。

2位は直前までの企画の粗品ゲーム


中継が少ない中、うのけん師匠のポストを頼りに佐野さんを応援していたら、TLにバンビーノ石山さんの佐野さん応援ポストが流れてきました。バンビーノのお二人は、一度共演して以来何度も一緒にお仕事をして、個人的にはOWVのことを親戚のおじさんのような立場から可愛がってくれているなぁと思っているのですが、そんなバンビーノの石山さんの応援ポストを見て心が暖かくなりました。OWVは、佐野さんは、本当に周りにたくさん愛され応援されているんだなぁと思いました。

そして、ついに、ラスト5キロになりました。100キロマラソンは残り3キロの時点で女性のペース制限が外れる→その3分後に男性のペース制限も外れる、といったルールなので、この時点でテレビで中継が始まりました。最初にペースが外れたのは女性で唯一残っていた金田朋子さん。ペースが外れた瞬間ギアを上げて走り出す金田さん、めちゃめちゃカッコよかった。佐野さんのオタクだけど、金田さんに優勝してほしいと思ってしまうくらいにカッコよかったです。

3分経ち男性の制限も外れます。男性の先頭に立ったのは青山フォール勝ちさんでその後ろに大倉士門さん、その後ろは複数人(佐野さんここ)。
制限が解除されたあともしばらく金田さんが独走していましたが、次第に男性陣も距離を詰めてきました。
男性陣が金田さんを追い抜いた!と思ったら、先頭に飛び出してきたのは、佐野さんでした。

この時点でもう涙が止まりませんでした。モシモシのいけさんとワタリ119さんと3人団子になって走っていましたが、次第にいけさんと佐野さんの二人に。陸上トラックに入る直前、画面の外から「文哉いけ‼️‼️」と叫ぶ声が聞こえたのですが、うのけん師匠とマネージャーの塩見さん(多分)が先頭を走る佐野さんを応援していました。

トラックに入り後ろを気にする佐野さん、いけさんとの距離が気になるのかな?と思ったら確認した途端にものすごくギアを上げて加速しだしました。涙で、テレビが滲みました。なんてかっこいいんだろうと思いました。100キロ走っているのに最後の最後で加速する体力が残っている佐野さんに驚きました。
いけさんとの距離が近づいてきたとき、また佐野さんを応援するうのけん師匠と塩見さんの姿が見えました。佐野さんの顔は、見たことないくらいに必死で、力を振り絞っているような顔で。
そんな中流れているのは、吹奏楽部が演奏する、負けないで。「どんなに離れてても心はそばにいるわ」、きっと、佐野さんに関わるすべての人が、この日この時間にそう思っていたんじゃないかな、と思います。福島には来られなかった秀太と勝就も、佐野さんのご両親も、teamOWVも、みんなみんな、場所は違えど心は佐野さんのそばにいたんじゃないかなぁ。

最後の直線、いけさんが佐野さんを追い抜いて優勝されました。ゴールテープを切るいけさんの後ろには、少しスピードを緩めた佐野さんの姿がありました。佐野さんがゴールしたとき、ゴールで待っていたのは、腕にグッズのシュシュを4つして佐野さんのうちわを持ってOWVTシャツを着て泣いている本田さんでした。「好き勝手やってるけど最終的に帰ってくるのは本田くんのところ」、昔佐野さんはそう言っていました。OWVを有名にするために100キロ走ったあと、真っ先に佐野さんが帰ったのは、佐野さんを抱きしめてくれたのは、誰よりもOWVを愛しているリーダー本田さんでした。

ゴールしたあと、いつだって飄々としている疲れ知らずのような佐野さんが本当にしんどそうな顔をしていて、そんなになるまでOWVのために頑張ってくれたんだと思うと胸が締め付けられました。そして、そんな佐野さんのそばでずっと肩をそっと叩いている本田さんがいました。
ゴールで待っててくれたのが、福島まで駆けつけて夜もずっと沿道で応援し続けた本田さんで良かったし、最後までそばで声を出して応援してくれたのがずっと佐野さんと練習して佐野さんの努力を隣で見続けてきたうのけん師匠で良かったなぁと思います。

うのけん師匠がポストされたゴール直前の佐野さんの動画で、うのけん師匠はずっと「文哉ここから切り替えろ!いけ!このためにやって来ただろ!!」と大きな声で佐野さんの事を応援していて、塩見さんは何度も「文哉いけ!!!負けんな!!!」と叫んでいて。佐野さんがアツい人だから、佐野さんの周りにはアツい人が集まって、そして佐野さんが努力し続ける人だから、それに応えようと佐野さんを全力で支えて応援してくれる人が集まるんだろうな、と感じました。レース終盤、ずっとそばで見守ってくれた人があれだけ大きな声で応援してくれたら、どれだけ心強いか。うのけん師匠はその後のポストで「絶対に勝たせたかった。ごめん。」と仰っていて、それだけアツい気持ちで自分の事のように応援してくれる人が佐野さんの師匠であることに、私が嬉しくなりました。アツい人の周りにはアツい人ばかり。

佐野さんとうのけん師匠


佐野さんが、ここまで努力をしてくれるのは、OWVを世に知らしめるためです。OWVを愛しているから、団体競技が嫌いだった佐野さんが自分の足で、teamOWVのすべてを背負って戦いに行ってくれる。それは、グループのためだけじゃなくて。佐野さんは前日にThreadsで「QWVがQWVとして胸張って生きていける世の中にしてくるわ」と投稿していました。佐野さんは、OWVのためだけじゃなくて、QWVのためにも全力を尽くしてくれる人です。2022年のツアーでも佐野さんは「好きなグループ聞かれてOWVって答えたら「誰?」「日本人?」とか言われちゃうかもしれない」と言っていて。佐野さんはずっと、QWVが胸張ってOWVが好きですって言えるようにするために努力し続けてくれていました。

佐野さんは、優勝してOWVを有名にする事を目標にしていたけど、でもね、Xを見ていたら、OWVとイベントで同じになったグループのファンの方々だったりOWVを知らない方々、赤坂ミニマラソンで佐野さんを知った方々が佐野さんの走りに感動しているポストがたくさん流れてきたの。OWVって言うんですねってポストがたくさん流れてきたの。全部、佐野さんがOWVを有名にするために自分の身を削って、身一つで戦い続けてくれたからだよ。佐野さんが努力し続けてくれたおかげで、OWVは着実に有名になっていってるよ。赤坂ミニマラソンで佐野さんを知って100キロマラソンでまた佐野さんに気づいた人がいるのも、佐野さんの一つ一つの努力が結びついたから。佐野さんの努力は、全部形になってOWVに還元されてるよ。

私は佐野さんが努力し続ける姿から「人生で無駄なことなんてない」って学んだけど、いつもいつも、佐野さんが何か新しいことに挑戦するたびにその想いが強くなります。
teamOWVのために惜しみない努力で最高の結果を持って帰ってきてくれる佐野さんを応援していること、私は胸を張って全世界に伝えたいです。QWVとして、胸を張って生きていけます。

正直なことをここで一言だけ言ってしまうと、
本当に悔しい!!!!!!!!!!!!
でも、佐野さんが前を向いていることも努力をこれからも重ねていくことも全部わかっているから、ここで最後にしてもうこの言葉は言いません。
でも、その思いを抜きにしても私は今日のこと一生忘れないと思います。夜通しみんなとSNSで佐野さんを応援して、佐野さんがいつものキラキラの笑顔のまま走る様子を夜中に見て神にすがるような気持ちで応援して、最後まで走り抜ける佐野さんの姿に感動して泣いたこともその時の気持ちも全世界全部忘れないと思います。
この思い出をずっと忘れないままこれから先も何十年も佐野さんのことを応援し続けるんだろうなぁと思います。

佐野さん、本当にお疲れ様でした。
佐野さんを応援できていることが、OWV佐野文哉の存在が、私はもうずっとずっと誇らしいです。
teamOWVの事をいつだって考えてくれる佐野さんを応援させてくれてありがとう。
これからも、ずっとずっとQWVとして胸張って生きていくからね。
私はOWVを心から愛してるQWVです、って。


2024.07.22 月下

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