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泣ける名曲ベスト1 【木綿のハンカチーフ】

みなさんこんにちやっほー!
激うまバインミープレゼンツ、泣ける名曲ベスト1のお時間です!
ここ最近で一番感動した名曲をご紹介させていただきます!!

タイトルの通り、「木綿のハンカチーフ」です!!


ないちゃうよ

早速Wikipediaの情報によると、
「木綿のハンカチーフ」(もめんのハンカチーフ)は松本隆作詞、筒美京平作曲による日本の歌謡曲で、1975年に発売された太田裕美さんの4枚目のシングル。 だそうです。

何と言ってもこの曲の歌詞が素晴らしく、実に奥深い内容となっているのですが、それを陽気なメロディーと軽やかな歌声で歌われており、幸せだった過去を思い出しながら、心に秘めた悲しみを抑えられているかのような複雑な心境を感じるような曲になっております。

では歌詞をご紹介していきます!

恋人よ 僕は旅立つ
東へと 向う列車で
はなやいだ街で 君への贈りもの
探す 探すつもりだ

まずは「僕」からのお話ですね。
東へ向かうということは東京でしょうか。
都会に出て出稼ぎするために故郷を離れるということでしょうかね。
今と昔では、列車に乗っていく距離感の違いは大きくあったことが推察されますね。

いいえ あなた私は
欲しいものはないのよ
ただ都会の絵の具に
染まらないで帰って 染まらないで帰って

対してこちらは「私」ですね。
ほしいものはあなただけ。
もうこのあたりから泣けてくる気もしますが、、笑
この短文で都会と田舎の違いを想像させるあたりすごいなぁと感心します。

恋人よ 半年が過ぎ
逢えないが 泣かないでくれ
都会で流行の 指輪を送るよ
君に 君に似合うはずだ

区切り区切りで男女が入れ替わっているようです。
このやり取りは手紙でしょうかね。
半年に一度程度のやり取りのようにも見えますね。

いいえ 星のダイヤも
海に眠る真珠も
きっとあなたのキスほど
きらめくはずないもの きらめくはずないもの

このいいえって言葉に時代も感じますが、純粋で一途な気持ちも感じられていいですよね。
前段と同様にどんな贈り物さえもあなた自身が返ってくることを願っています。

恋人よ いまも素顔で
口紅も つけないままか
見間違うような スーツ着たぼくの
写真 写真を見てくれ

おや、男性の心情に少し変化したように思います。
さっきは半年が過ぎとありましたが、今回は何年か経っているようにも見えますね。
都会の女性はメイクして口紅をつけるのが普通なのでしょう。
男性もかっこいいスーツを着て、都会の生活に馴染んでいるようにも見受けられますね。
都会が良くて、田舎は良くないという考え方に男性が染まりかけているようにも感じます。

いいえ 草にねころぶ
あなたが好きだったの
でも木枯しのビル街
からだに気をつけてね からだに気をつけてね

もう一行目からスーツを真向に否定していますね。
男性の今の姿を見ること自体は嬉しいことだとは思いますが、それ以上に心が離れていってしまうような気持ちが大きくて、あなたが好き"だった"のという過去の表現を使っているように思います。
木枯らしという冬直前の寒くなる時期に、ビル街にいるスーツを着たあなたを想像して、からだに気をつけてねと気遣う心が泣けてきますね。
この時の女性の、仕事の成功や、知識や身のこなしなどの成長よりも、何よりも元気に過ごしてくれることを考えているところや、男性のやりたいことをやりたいようにさせてあげたいけど、無理はしないでねという気持ちが見えて心が苦しくなります。

恋人よ 君を忘れて
変わってく ぼくを許して
毎日 愉快に過す街角
ぼくは ぼくは帰れない

何年も経ったあとでしょうか。
愉快に過ごす街角とありますが、楽しいだけの都会であれば男性も帰っていたかもしれません。
仕事の目標や、憧れの上司や、お金を稼げることなど、頑張ってその街で戦うことの楽しさもあるのでしょう。
一心不乱に頑張れる何かに打ち込みたいという気持ちが、恋人のことを忘れさせてしまったのかなとも思えます。

あなた 最後のわがまま
贈りものをねだるわ
ねえ 涙拭く木綿の
ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい

この最後のわがままでさえ、贈り物だけをお願いする奥ゆかしさに本当に泣けてしまいます。。
もう一度会いたいとか、都会に連れて行ってとか、他にもわがままはあったと思います。
それでも、都会で頑張っている彼を想って、少しも邪魔にならないように、それで涙を拭くために使うハンカチが欲しいって、これもまた健気な気持ちで心が打たれてしまいました。。。

この歌詞で出てくる男性も女性もどちらの気持ちも共感しやすく、本当に自分事のように思わせてくれるので、胸が2倍締め付けられる気持ちになります。

都会で目標に向かって一心不乱に頑張って、どこまで自分が戦えるかやってみたいという男心も、そんな男性を応援しながらも本当は一緒にいたいと思う女心もあって、それでもどちらも悪くなくて、時代が悪かったのだと言ってしまえるような、どこにもぶつけられない気持ちになります。
女心のわからない男性。そんな男性を想う女性。エモい。

こんな歌詞にあんな軽快なメロディーで、明るい女性の歌声なんてほんとにもうずるいです。
無表情の人の顔が前後の場面によって見え方が変わってくるという話もありますが、これも同じように、淡々と歌われるとこっちがある意味勝手に想いを想像してしまって、より一層気持ちが入ってくるというか、共感してしまうので、意図したかどうかはわかりませんが策略にもはまっていく感覚がします。

以上今回は激うまバインミーが最近感動した曲ベスト1を発表させていただきました!

いかがだったでしょうか。
ぜひ歌詞を見ながらゆっくり聴いてみてくださいね。

ではまた明日もよろしくお願いいたします!!


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