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劇作家女子会。feat. noo クレバス2020 『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』 (作:モスクワカヌ 演出:稲葉賀恵) 出演者オーディションのお知らせ

本公演は、2020年第20回AAF戯曲賞特別賞を受賞したモスクワカヌの脚本『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』を、演出家に文学座の稲葉賀恵さんを迎え、劇作家女子会。とモスクワカヌ個人ユニット『noo』の共同主催で上演を行うものです。
 コロナ禍による緊急事態宣言中の2020年の日本を主な舞台に、劇作家のモスクワカヌが2020年5月7日から6月25日まで連載していた「50日間連続で一人芝居の短編の新作を更新する」という企画を原型にした作品の世界観を、舞台上での上演と映像作品との組み合わせで立ち上げていきます。

劇作家女子会。feat. nooはこの作品を2023年9月に上演いたします。つきましては、本作品の出演者を募集いたします。皆様からのご応募、心よりお待ちしております。

<公演概要>
劇作家女子会。feat. noo クレバス2020
『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』
作:モスクワカヌ 
演出:稲葉賀恵

稽古日程:2023年  8月下旬より稽古開始予定@都内稽古場 
上演日程:2023年9月27日(水)~10月1日(日)
※9月25日が小屋入り、26日まで仕込み日を予定。
上演会場:シアター風姿花伝(東京都新宿区)

<オーディション概要>
エントリー受付期間:2023年4月1日(土)23:59
第一次審査(書類):第一次審査の結果は4月3日までに全員にご連絡します。
第二次審査(実技ワークショップ):2023年4月9日(日)、10日(月)
※どちらか1日
会場:東京都内(選考通過者に詳細をお送りします)

◆作品内容
 本作は、2020年5月7日から6月25日まで作家がwebで連載していた企画を原型にした作品です。2020年3月以降の、主に緊急事態宣言中の日本で暮らす人々の話を聞き、その話から着想を得た1人芝居を毎日1本、50日間連続で公開していく企画で執筆した50作に、新たな書き下ろしも加えて再編した作品が、今回の上演台本となります。作品全体はフィクションではありますが、作家自身や取材に協力してくれた人々の実体験がエッセンスとなっているものも多く、大勢の他者の目や言葉を通して、2020年の3月以降、主に緊急事態宣言中の日本を書いたものになります。
※本作は台本がweb上で閲覧可能です。募集要項の参考資料にリンクがありますので、応募の検討材料に是非ご参照ください。

▼トリガーアラート▼
本作は、直接的ではないものの、下記を想起させる表現を含みます。
希死念慮 自殺 虐待 性暴力

◆募集役について
・エントリーフォームの志望動機の欄に、脚本内に登場する人物で演じたいキャラクターをご記載ください。
※複数書いて頂いても大丈夫です。
※役の年齢性別の設定に関わらず「応募条件」を満たす方はエントリー可能です。

◆オーディション参加費
※二次審査に残られた方のみ
1,000円(税込)

◆応募条件
・2023年4月1日時点で18歳以上の方。
・第二次審査(実技ワークショップ)に参加できること。
・稽古~本番期間に責任をもって参加できること。
・舞台芸術の経験者(演出家に指示される内容を記憶し実践する身体能力を有すること)。
※劇団、事務所等のご所属がある場合は、応募の了承を予めご確認ください。

◆待遇謝礼
あり(出演料)
※本オーディションの参加に関しての謝礼や交通費の支給はありません。
※公演のチケットノルマはございません。

◆エントリー方法
1)以下のエントリーフォームより、以下の内容を記入の上、ご応募ください。
第一次審査エントリーフォーム
https://sgfm.jp/f/62203f8c11ae10a633a90f4a474e01ab

以下の必要事項をエントリーフォームに記入してください。
氏名もしくはアーティスト名(フリガナ)
年齢
住所
日中連絡のつく電話番号
メールアドレス
職業・所属
写真2種(①顔写真(正面からのもの)②全身写真)*3ヶ月以内のもの
舞台経験・経歴
志望動機(200字程度)
ウェブサイト(あれば)

※選考結果は応募者全員に、メールでご連絡いたします。
※お送りいただきました個人情報は、オーディションの選考のみで利用いたします。

作家:モスクワカヌからのメッセージ
 世界中が未曽有の事態に直面していた時期、後世の人々が振り返るための公的な記録や歴史の教科書に載るような出来事は、おそらく多くの専門機関に記録されます。ですが、世界の危機のさなかでも、朝起きてご飯を食べて、仕事に行ったり仕事を失くしたり、誰かといたりいなかったり、流行歌にあわせてうちで踊ったり踊れなかったりして生活していた1人1人の話は、簡単に見えなくなるものです。
 書くのなら、そんな小さな個人の話を書きたいと考えた作家が、ニュースで知ったり自身で体験したり、様々な人に聞き取り取材をしたものから『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』という作品は成り立っています。
2023年の今年、2020年のパンデミック下に生きた人々を描いた本作を演劇作品として立ち上げます。
留まらぬ時の流れのなかで、たった3年前なのに、すでに違う世界のようなあの時、あの場所へ、共に手を携えていける方と出会えたら幸いです。
皆様のご応募、お待ちしております。

演出家:稲葉賀恵からのメッセージ
 モスクワカヌさんのこの意欲的な台本を共に立ち上げてくださる方を広く募ります。
 台本に興味を持ち、積極的にアイデアを出し合いながら作品創りを共にして下さる方を希望しています。
 当日は台詞を読んでいただき、軽く動いて頂く予定でおります。
 沢山の新しい方々と出会える場に出来ましたら幸いです。ご応募をお待ちしております。
お問い合わせ先
mail: feat.noo.mw@gmail.com
tel: 03-4213-4290(土・日・祝祭日を除く平日10:00-18:00)
〔制作:合同会社syuz’gen〕

◆ハラスメント防止対策ポリシー
・個人の尊厳を尊重した現場づくりを徹底いたします。
・暴言、恫喝などの威圧的な言葉や言動、いかなるハラスメント・差別も許しません。
・身体的接触などを必要とする場合の説明を徹底いたします。
・トラブル時の責任の所在や、ハラスメント相談窓口を設置いたします。
・本公演にあたってはキャスト・スタッフを対象にハラスメント防止のためのガイドラインの作成、ハラスメント防止研修を実施いたします。

◆参考資料
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/item/Itsnotabut.pdf


劇作家女子会。は「死後に戯曲が残る作家になる」を目標に集結した、坂本鈴、オノマリコ、黒川陽子、モスクワカヌによる劇作家チームです。 演劇公演やイベント、ワークショップ、noteで対談記事を公開する等の活動をしています。 私達をサポートして頂ければ幸いです!