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【豊岡演劇祭2020フリンジ参加】オンライン勉強会「劇作家による著作権との付き合い方勉強会:死後のライセンスについて」


2020年3月に開催予定でしたが延期となったイベントが、9月10日、豊岡演劇祭2020のフリンジ枠にて、オンライン勉強会という形で開催されることになりました。オンライン開催となるため、全国どこからでも参加が可能です。また、チケットをご購入頂いた方にはアーカイブ映像(抜粋)を配信致しますので、空いてるお時間に視聴が可能です。
皆様のご参加お待ちしております。

オンライン勉強会
「劇作家による著作権との付き合い方勉強会:死後のライセンスについて」

2018年の著作権保護法の改正により、日本での原則的保護期間が50年から70年になりました。
劇作家女子会。は「死後に戯曲が残る劇作家」になることを目指し、それぞれ活動をしています。わたしたちにとって、著作権保護期間のこと、その延長のこと、自分の死後のことは重大な問題です。
「わたしの死後を生き抜く戯曲のために、わたしは生前どのような準備をしておくといいのだろうか。」それを考えたくて、勉強会を開こうと思いました。
ゲストに著作権に造詣の深い弁護士の福井健策氏を、パネラーに演出家の川口典成氏と黒澤世莉氏をお呼びして、著作権について考えを深める会をつくります。

■主催:劇作家女子会。
■提携:豊岡演劇祭実行委員会
■パネラー
劇作家:オノマリコ、坂本鈴、モスクワカヌ(以上、劇作家女子会。)
演出家:川口典成(ドナルカ・パッカーン)、黒澤世莉
■ゲスト
 福井健策氏(弁護士・日本大学藝術学部 客員教授)

■日程:2020年9月10日 (木) 18:00 - 20:00
■参加費:2000円 *Peatixでのお支払いをお願いします
■配信方法:Zoomビデオウェビナー(PC使用を推奨)
*Peatixでのお申し込み完了後、事務局よりZoomの参加用URLをメールでご案内します

ご予約はこちらから→https://peatix.com/event/1588631

■ゲスト、パネラー方々のご紹介
福井健策氏(弁護士・日本大学藝術学部 客員教授)
弁護士。ニューヨーク州弁護士。1991年、東京大学法学部卒業。米コロンビア大学法学修士課程修了。
骨董通り法律事務所 For the Arts代表パートナー、日本大学藝術学部・神戸大学大学院客員教授。
専門分野は芸術文化法、著作権法。thinkC世話人。国立国会図書館審議会・デジタルアーカイブ学会ほか委員・理事を務める。
主な著書に『18歳の著作権入門』(ちくまプリマー新書)『著作権の世紀─変わる「情報の独占制度』(集英社新書)など。

川口典成氏(ドナルカ・パッカーン)
1984年、広島県生まれ。東京大学思想文化学科宗教学宗教史学 専修課程卒業。同修士課程修了。ピーチャム・カンパニーの代表・ 演出として活動。現在は、川口個人として演劇実験場であるドナル カ・パッカーンを立ち上げ、 日本における演劇と戦争との蜜月にある「歓び」を探求し、 2019年11月に森本薫『女の一生』の戦時下初稿版を初演以来 初めて完全上演。2020年7月にはコロナ禍のただなかで感染症 をモチーフとする野田秀樹『野獣降臨』を緊急上演した。 外部演出として、2015年に『ザ・モニュメント
記念碑』(作:コリーン・ワグナー)、2018年には同作品にて 東京、大阪、那覇の3都市公演。2020年に江戸糸操り人形の一 糸座『おんにょろ盛衰記』(作:木下順二)を演出。

黒澤世莉氏(日本演出者協会)
演出家。2016年までの時間堂主宰、以後フリー。スタニスラフスキーとサンフォードマイズナーを学び、演出家、脚本家、ファシリテーターとして日本全国で活動。公共劇場や国際プロジェクトとの共同制作など外部演出・台本提供も多数あり。「俳優の魅力を活かすシンプルかつ奥深い演劇」を標榜し、俳優と観客の間に生まれ、瞬間瞬間移ろうものを濃密に描き出す。俳優指導者としても新国立劇場演劇研修所、円演劇研究所、ENBUゼミ、芸能事務所などで指導を歴任。高校演劇審査講師、企業研修ファシリテーターなどアウトリーチ活動も積極的に行う。

坂本鈴(劇作家女子会。、劇団だるめしあん、劇団劇作家)
劇作家。熊本県出身。劇作家女子会リーダー。劇団だるめしあん代表。劇団劇作家所属。
16歳から劇作をはじめ、30本以上の作品を発表。劇団ひまわり、かわせみ座、劇団ポプラなど、児童劇団や人形劇団にも脚本提供し、中学校の演劇発表会の審査員や高校演劇大会の審査員、劇作ワークショップの講師を務めるなど演劇教育での活動も行っている。
東急Beセミナーの講座「脚本家デビュー」の講師を経て、現在月に1~2回のペースで「劇作勉強会」を主催。

オノマリコ(劇作家女子会。、趣向)
劇作家。神奈川県出身。東京女子大学卒。演劇とは無縁の学生生活を過ごしたのち、出版社に入社し退社。その後、ぽつりぽつりと戯曲を書き始める。
2015年2月、シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.7にて『解体されゆくアントニンレーモンド建築 旧体育館の話』を再演し、注目される。2016年1月、マグカル・シアター in KAAT『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』にて第61回岸田國士戯曲賞最終候補作にノミネート。瑞々しく色彩豊かなセリフ、言葉で時空間を飛び越えようとする作風を特徴とする。近年は大阪の高校生との作品創作シリーズ『大阪、ミナミの高校生』や、エスノグラフィーの演劇化等「劇作家が世界でできること」を考えつつ活動している。

モスクワカヌ(劇作家女子会。、劇団劇作家)
劇作家。1991年より3年半をモスクワで過ごす。劇団劇作家所属。
2006年に劇作家協会「戯曲セミナー」受講。2009年にミュージカル『この夜の終りの美しい窓』でデビュー。2010年には演劇専門誌「せりふの時代vol.56」の公募短編戯曲(選者・佃典彦)に『バースデイ』が入選掲載。2011年に自身の演劇ユニット“遊戯ヱペチカトランデ”を旗揚げ。13年には2時間超を十数曲のナンバーで歌いつづるミュージカル、『Mademoiselle Guillotine〜マドモアゼル・ギロティーヌ〜』を発表。その後はユニットを休止し、外部への脚本提供を中心に活動を続ける。近年は大阪府の高校を中心に、高校演劇のための脚本の書き下ろし等も行っている。2019年『おばけかいぎ』で子どもが上演する劇準入選(黒川陽子氏との共作)。

劇作家女子会。は「死後に戯曲が残る作家になる」を目標に集結した、坂本鈴、オノマリコ、黒川陽子、モスクワカヌによる劇作家チームです。 演劇公演やイベント、ワークショップ、noteで対談記事を公開する等の活動をしています。 私達をサポートして頂ければ幸いです!