森友問題は財務省の安倍政権打倒の策略やった。そんなん知ってたけど、本に書かれたその国賊ぶり。
結果的に毎日のように安倍さんを取り上げていますが、それだけ今の日本の政治状況は、まさしく「安倍さんが蒔いた種」が、そこかしこに埋まっている、ということなんやと思います。トップ画像の「月刊 Hanada 2023年4月号」、目次には「総力大特集 安倍なき日本の針路!」とありますね。コピペしてみましょうか。
文字通り、日本の針路を左右する多くの問題に、全て安倍さんが絡んでるわけですね。ま、一国の首相やから当たり前と言えば当たり前ですが、そんなこと言うたら、岸田くんも首相やけど、そのレベルの差はまさに「雲泥」やな。岸田はしょせん、財務省のポチ。
とりあえず一番気になってた櫻井よしこさんと橋本五郎さんの対談「『安倍晋三 回顧録』の衝撃!」は、櫻井よしこさんの有料動画「言論テレビ」の2/10放送分の一部採録、ということでした。安倍さんが首相を辞任したのは2020年8月、その直後の「2020年10月から、一回につき2時間で18回、計36時間のインタビューを行いました」と。
この本の監修を務めた元・国家安全保障局、局長の北村滋さんが、常にいっぱい資料を持って同席してはったそうです。2022年1月には、いよいよまとまって出版される予定やった、と。
そして7月に不幸な事件が起こった、と。もし安倍さんがご存命であったなら逆に、「内容は半分以上は削られていたでしょうね」と橋本さんは言うてはりました。うーむ。悔しいけど、その部分はラッキーなんやろか。
オバマと「すきやばし次郎」に行った時の話は有名ですね。そもそもオバマは安倍さんのことが嫌いやったんですね。冗談も言わず、いきなり店に入るなり「アメ車が全然走ってへんやないか、日本はもっとアメ車を買え」と言うた、と。
そしたら安倍さんは、「外に出てみよか。BMW、ベンツ、フォルクスワーゲン、何ぼでも走ってるで。アメ車は左ハンドルしかないし、CMも出さへんし、東京モーターショーにも出てへんやないか。それでは売れへんで」と言うたら、オバマは黙ってしもた、とか。(もちろん、大阪弁とちゃいますよ。)
オバマの広島訪問については、これを安倍さんの真珠湾訪問とセットで設定する話もあったけれど、安倍さんは、真珠湾は軍事攻撃、広島は無差別殺人やから、一緒にするなと国賊・外務省の要望を蹴ったんやそうです。まあ結果的には真珠湾に行きはりましたが、その前年(2015年)の米議会での「希望の同盟」演説が、しっかり効いていたと思いますね。
習近平は、安倍さんが首相に返り咲くほんの少し前に総書記になったもんやから、安倍さんの訪中を要請するに当たって、いっぱい条件を付けて来たんやそうです。靖國、尖閣、歴史認識問題とかですね。安倍さんは、それなら首脳会談はせんでもええ、とずっと蹴っていたわけですね。
得意の絶頂にある習近平に対しても、原則は絶対に譲らへんかった、と。一方で「一帯一路」や「AIIB」に対しては、できる部分は協力したら?というスタンスやったそうです。安倍さんは超現実主義者、リアリスト、なんですね。櫻井さんの話です。
いやあ、もう先の先をちゃんと読んではったんですね。その通りになってるやんか。そして財務省との戦いの話については、既にマスゴミでさえも、少し報じていたようですね。櫻井さんの話です。
自らの省益のためには政権さえも倒すというのは、財務省だけでなく、外務省も厚労省も同じ、とも言うてはりますね。いちいちその通りですね。櫻井さんの発言の最後の部分をコピペしておきましょう。
とは言え、安倍さん暗殺の真相解明は、日本の警察によって中途半端に幕引きされようとしています。たしか「憲法改正」にドライブがかかるはずやったのに、昨日書いたように、LGBT法やら同性婚やら夫婦別姓やら、コオロギの話がいきなり出て来て、東京都は小池都知事がソーラー義務化とか、どうでもええ話ばっかりが前に出て来ています。
最初にコピペした現在の日本の諸問題、安倍さんやったらどうしはったんやろか、と考えて、一つ一つ、しっかり監視して行くことにしましょう。
【文中リンク先URL】
https://www.fujisan.co.jp/product/1281697388/new/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?