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乗り越える

いま、カウンセリングがアイデンティティの再構築に差し掛かっていて。
これまでは無意識に、自分をいつわって生きてきたところがあるのだけれど、これからはやめようと決心しました。
ありのままの自分で、正直に生きてゆくことにします。
ただ、まだまだ私の中に「人から受け入れられたい」という色気が残っていて、なかなかそれが乗り越えられません。
知らずしらずではあるけれど「ちょっとでも人からよく見られたい」という欲が、はたらいてしまっているのでしょう。
とはいえこの欲は私の中に常にあるので、こうやって感じ取れていること自体、貴重な経験なんだろうとは感じます。
本当はもうとっくに私は自由なのに「これがあるからやりたいことができないのか」、って…。
不自由さの原因を見える化することができているのは、苦しかったカウンセリングのおかげだなぁ、と。
早く「ああ、こんなのが私の中にあったんだぁ」と、ほほえましく見られるようになりたいと、こころの底から思います。

私は、人は誰も自分の見ている現実を、自分自身でつくっていると信じています。
これが信じられるようになったのは、私にとってこれ以上ない、大事な大事なプレゼントでした。
もちろん私の内側だけに限られたことではありますが、信じざるを得ない証拠のようなものも、いくつも見せてもらいました。
だからこの「人から受け入れられたい」という欲求、つまり潜在意識下にある「私は人から受け入れられない」という思い込み(ブロック)を許容し、意識しないでいられるようになれば。
きっと私の人生には、これまでとは違った力学が働きだすはずなんです。
でも、そう分っていても、思いどおりにいかないのは。
これまでの私がいかに、この原初のブロックに囚われ、力を奪われてきたかの証拠でもあります。
そうか言い換えればそれって、最後まで母親に認めてもらえなかったことが、私の中でどれだけ深い傷になっているかでもあるんだな。
まぁ、いっろいろあったんですわ。
でもこれ、みんな自分で決めてきたことで。
生まれてくる前の、万能感でパンパンだった私には、お茶の子さいさいのことに思えてたんです。
「私なら母親を幸せにできるはず」って、一点の曇りもなく、信じてた。
そのときの私はいまも、私の中にいてくれてるはずなんですけどねぇ。

いまはまだ正直、無力感でいっぱいだけど。
ここから一歩ずつ、ゆっくりでいいから、焦らず。
それでも着実に、生まれる前の自分に近付いて行こうと思います。
私がこうなってしまった背景も、いまの私には全部わかってる。
「しょうがなかったよねぇ」と、これっぽっちの疑いもなく、言える。
でもこの三次元で長く生きてきてしまったぶん、理解だけでは抜け出せない思い込みが、いまの私の中にはあるんだってこと。
こうして歯痒い思いをしている自分が、いまここにいるんだってこと。
そのことを見ないようにするのではなく、しっかりと見て、受け入れて。
その自分とこれからは、ともに生きていこうと思います。

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