マガジンのカバー画像

今日もどこかで野遊びを…

7
キャンプにおけるエッセンシャルを随筆でつづるキャンプレポート本編です
運営しているクリエイター

#キャンプエッセイ

マイベストキャンプ場のランキングに変動が…

マイベストキャンプ場のランキングに変動が…

自宅でのリサーチ時、新潟方面で第一候補に上がっていたのは妙高高原だった。

ところがしかし、高過ぎる標高がネック五月の標高1300mとなると石油ストーブが必要となってしまう上、まだ冬季閉業だったのだ。

そんな時、ひょんなキッカケから見つけたのがこのキャンプ場だった。

聞けば、2018年辺りにかのスノーピーク社監修のもとリニューアルされたキャンプ場だという。

サイトバリエーションは多岐に渡りA

もっとみる
キャンプは趣味の集合体だと気づくと爆発的に面白くなる

キャンプは趣味の集合体だと気づくと爆発的に面白くなる

久し振りに凄まじく忙しい週末だった。

懐かしさすら感じてしまう肉体的な疲労感は心地よいもの…

かつて頭脳労働しかしてこなかったため現在の仕事を選んだばかりの頃は完全に体力が追い付かず死ぬ死ぬ言いながら動き回った物だけど…労働の価値という物を

根底から変える充実感がそこにあった事を思い出す週末でもあった。

キャンプがあるから頑張れた日々

キャンプと同様の達成感がある事への気付きこれほどに疲

もっとみる
ソロキャンプで悟ってしまったキャンプにおける重要なこと

ソロキャンプで悟ってしまったキャンプにおける重要なこと

先週の休みは諸用で石巻の友人宅にお世話になった手前、二週連続のノーキャンプは避けたいバースデー

オッサンを意識して早、数十年が経ち誕生日に対する思い入れなどとうの昔に失っている枯れぎわの男は…それでも妻の看病にこの1日を費やすか?

それとも満を持し、単独で荷物を積み込みハンドルを握るのかを迷う。

…悩みに悩んでいる姿を見たか見ないか妻が言った

「私は大丈夫だからソロ行っておいで!」

「そ

もっとみる
極上の夜に寒さ痛すぎる朝、そんな新幕デビューソロキャンプ

極上の夜に寒さ痛すぎる朝、そんな新幕デビューソロキャンプ

今から三年前の二月の事

夜半過ぎから吹き始めた風が
猛威を奮っていた。

自宅が揺れているんじゃないか?

そんな錯覚があるほどの二月暴風の夜
天が吠えているかのような風音に

自宅ベッドの中で何度も起こされた。

翌朝、天気はすこぶる良く気温は二月とは思えない。10℃超えの暖かさだが昨夜の名残りのように風だけはそのまま残っていた。

そんな風の心配に加えここ数日食欲の落ちていた愛猫を気遣い妻は

もっとみる
きっと忘れない花見キャンプ

きっと忘れない花見キャンプ

4月の訪れと共に毎年西の方から聞こえてくる桜の便り。今年は早まるかと思っていたもののほぼ例年通りの東北の開花だった。

ちょうど私達が住む福島北部沿岸が満開を迎えた数日後に満開を迎える場所を検索しまくるわけだが、結局のところ山形に足が向き今季の山形キャンプのスタートとなるのは毎年の事。

今年も山形chaiさんの入念な情報を頼りに満開の桜の真下にビンテージCABANONの設営が完了したのは午後一時

もっとみる