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勧誘の実態!?世帯収入は!?MLM参加している人としない人〇〇の違いが大きすぎる!?

前回の記事では、ネットワークビジネスの本場であるアメリカの、ディストリビューターの活動状況の市場調査の概要をお伝えしました。

今回はその項目の詳細に触れていきたいと思います。

勧誘は誰からされたのか/しているのでしょうか?

ネットワークビジネスに参画している人としていない人の年収の差はいかに!?

最初に参画したネットワークビジネス企業は?

前回の記事で「約半数(48%)の人が18~25歳に初めてMLMに参画している。全体の平均は29歳」とお伝えしましたが、この初めてのネットワークビジネス企業ははたしてどこなのでしょうか?

     企業名            回答者数
・Amway(アムウェイ)         103人
・Avon(エイボン)            48人
・Mary Kay(メアリー・ケイ)       38人
・Tupperware(タッパーウェア)     15人
・Pampered Chef(パムペアード・シェフ)  12人
・Shaklee(シャクリー)         12人
・Melaleuca(メラルーカ)        11人
・Herbalife(ハーバライフ)        10人
・他                   77人

AAPRより げじまゆの勝手な訳

大手ネットワークビジネス企業の名前が並びました。各企業の規模と並行する回答ではないかと思います。

因みにPampered Chef社は初めて聞きました。

どうやらキッチンツール(鍋、おたま・フライ返し、フードプロセッサーなど)を扱っている企業のようです。

これらの企業に参画した理由は、前回ご紹介した下記の通りです。

・91%の人が「収入を得るため」
・43%の人が「製品を安く購入するのも理由の1つ」
・9%の人が「製品を安く購入するためだけ」

AAPRより げじまゆの勝手な訳

誰からネットワークビジネスを紹介された?

この調査の中で、多くのネットワークビジネス企業はディストリビューター(販売代理店)へ「まずはあなたの友人と家族に製品を売る、もしくはリクルートする(勧誘する)」とアドバイスしているようです。

これは下記の通り、勧誘経路の調査結果にも反映されています。

 勧誘・登録経路            割合
・友達からの勧誘            約34%
・家族や親族から            約12%
・近所の人から             約9%
・SNSで知り合った人から         約8%
・所属する宗教団体の人から       約7%
・ボランティア/コミュニティ仲間から  約7%
・同僚から               約6%
・MLM企業の広告や資料から         約6%
・初めて会った人から          約4%
・その他                約14%

AAPRより げじまゆの勝手な訳

この調査発表は2018年です。

現在はSNSをビジネス拡大に活用している人も多くなってきているので、その割合は高まってきていると思います。

また「同僚から」はアメリカらしいと感じました。

アメリカでは「副業禁止」はあまり聞きません。

本業に支障がないのであれば、そこは自由な雰囲気もありますし、ハワイに在住していたころは、生活費の高さから、3足も4足もわらじを履いている人は多くいました。

興味深かったのは、ある業界の労働組合が賃金アップを求めてストライキ&デモ行進をしていたとき。

デモ行進に参加している労働者がヴィトンなどの高級ブランドバッグを持ちながら行進していたこと。

あまり説得力のないデモ行進だと、当時は話題になっていましたw

話がそれました・・・💦

MLM参画時の世帯収入

最初にネットワークビジネスに参画したときの世帯収入は、一般的に低い傾向にあるようです。

これは多くの参画者は20代半ばでスタートした人が多いことが要因の一つにあるようです。

 MLMスタート時の年収    割合
・$35,000以下/年        約56%
・$35,000 - $49,999/年     約17%
・$50,000 - 74,999/年       約14%
・$75,000以上/年         約13%

AAPRよりげじまゆ勝手な訳

一方で、ネットワークビジネスに参画していない人の世帯収入は、上記と比べるとはるかに高く、教育レベルも高かったそうです。

勧誘を断った、その理由を見てみましょう。

勧誘を断った理由

       断った理由            割合
・このビジネスは詐欺だと思うから       約60%
・物を売るのが好きではないから        約54%
・組織のトップにいる人が儲かる仕組みだから  約42%
・本業を持っているから            約39%
・このビジネスで成功できると思わないから   約35%
・この業界は飽和しているから         約27%
・製品やサービス内容が不満          約24%
・他の仕事を持っているから          約11%
・十分なサポートを得られないから       約6%
・その他                   約4%

AAPRより げじまゆの勝手な訳


前回の記事で、アメリカでもこの業界のイメージは悪いと書きましたが、この結果からもそれが良く表れているのではないでしょうか。


まとめ

今回は前回の概要を少し深堀した調査結果をご紹介しました。

勧誘経路や、勧誘を断った理由など、こちらも日本とはさほど大きな違いはないようですね。

ネットワークビジネスに参加している人と、していない人の世帯収入と教育レベルに大きな差があることはこの業界の特徴を表しているようですね。

ビジネス参加の入り口は大きく開かれている分、誰でも参加しやすいですが、すぐに/必ず成功するような魔法はどこにも存在していません。

勧誘を断った人はその点も理解しているのかもしれませんね。

次回も調査結果の詳細ご紹介に続きます!

待ってまーす!













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