TOP10驚愕の売上ダウン!
先日、アメリカで発表された「2023世界ダイレクトセーリング企業売上TOP100ランキング」が発表されたことと、そのTOP50社をご紹介しました。
売上の数字を見ると、Amway社は1兆円越え、他TOP14社が億越えで、大きな売り上げを上げている様子ですね。
今回は、先日のランキングからは見えにくい業界の状況についてみていきたいと思います。
衝撃の数字!実はTOP10の多くが売上ダウン!
まずTOP10社の2022年売上と対前年比を見ていきましょう。
まず驚くのが、TOP10のうち6社の半分以上が売上ダウンしています。
この理由について、DSN(Direct Selling News)は何もコメントをしていません。
10位のUtitility Warehouse社の売上がTBAなので、9社で計算するとTOP10のうち、66.6%が売上ダウンです。
しかし売上がTBAなのに、なぜ10位にランクインされているのでしょうね
アメリカの不思議・・・!?
唯一2ケタでプラス成長しているがeXp Reallty社ですが、こちらは世界展開をするリアリティー(不動産)業のダイレクトセーリング企業のようです。
恐らく不動産を扱う資格を持っている人が対象のビジネスと思われますので、一般的に言われる、誰でも参加できるネットワークビジネス企業とは違いがあるかもしれません。
となると、Pm-International社以外は軒並みダウンということですね。
この背景として、パンデミック発生の頃には一時的に業績が上がったとする企業もありましたが、2022年は落ち着きを戻しつつ、生活状況もパンデミック前に戻りつつある中で、一時ネットワークビジネスに携わったものの、やはり離れていく人も多かったのではないでしょうか。
その背景にはビジネスの進め方が50年以上も前から変化がなく、代理店になったものの、新規開拓に行き詰り、限界を感じているのではないでしょうか。
勧誘や製品購入を勧めるために、人に会いに行くには時間とコストがかかります。
しかし皆さんが感じているように、成約率は決して高くはありません。
経費だけ大きくなり、収益はゼロ or 少ないままの方も多いでしょう。
経費だけが大きくなると「赤字」になりますので、当然焦ります。
すると勧誘や製品の購入を無理に勧めてしまったり、などなど。。
この状況は日本だけではなく、残念ながらアメリカでも同様のようです。
このあたりの詳細はまた別途、記事にしていきたいと思いますが、
ネットワークビジネスに携わっている/いた 皆さんはいかがでしょうか?
業界が変わらなければこの業界は縮小していくのみで、発展はとても難しい、と元MLM企業の社員である私は感じています。
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