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エピソード 4. 36歳でアメリカへ留学!~ネットワークビジネス企業へ再就職

アメリカへ行く!

36歳でした。

そう、変わらず私はアホだったのですw

当時の隣の部署がマーケティング部でした。
アメリカ本社と英語で電話やメールをする華やかな部署。
日中は英語が聞こえてきます。
全てが呪文。
何を言ってるかわかりませんw

そして夕方。
毎日のように向かう先は、魅力的なバーが連なる小さな街。

そこではガイコクジンが多く、日本人のお客さんも英語で会話。
ここでも呪文。
会話に入れないことがしばしば。。

たまに日本語を求めて日本人に話しかけたりw

社内でもプライベートでも、いつしか私の周りは
英語を話す人たちばかりになっていたのです。

この先、英語が話せないと仕事が無くなるかもしれない!

危機感を感じました。

しかし多忙な本業と英語の勉強の両立は
私には無理だとも理解していました。

どうしたらこの問題を解決できるのか?

冷静にその時の自分の状況を確認しました。

36歳(再就職できる年齢ギリギリか⁉)
独身😭
彼氏いない😭😭

留学するには今しかない!!

単純素直即行動w


そこから準備に半年ほどかけ、断腸の思いで退職届を提出したのでした。

退職日は号泣です。
定年まで働きたいと思っていたほど大好きな会社だったのですから。

☆社と社員の皆さん、そして共に歩んできたディストリビューターの皆さんには本当にお世話になりました🙏

こうして元ド田舎娘(もう娘じゃないですがw)は
アメリカへ飛び立ったのでした。

飛行機


留学先はアメリカのある大学に付属する語学学校。

そこの大学生と共に朝から夕方まで
ビッチリ勉強漬けの毎日を過ごしました。
自費での留学なので1円たりとも無駄にするものか!
と意気込んでいましたねw

語学学校はさておき、私は当時36歳。
輝く✨(←ココ大事!)アラフォーですw

このまま独身で居続けるわけにはいきません。
人生をより充実させるために留学の目標を立てました。

・TOEIC750点以上
・旦那候補を見つける

たった1年間の留学でしたが、見事に両方達成しました〜!🎉

「夢はかなう」w

留学直前のTOEIC点数は、、、何と320点!
TOEICにそんな点数があったのかと自分でビックリしましたw

それが帰国直前には800点に!
旦那候補も無事獲得し、現在の愛する旦那様になってくれています。

やるときはやるのです!w

目標を設定して行動し、努力をした結果、
私の世界はまたまた大きく変わったのです。

そしてもう一つ、留学先で人生を変える大きな衝撃を受けました。
それは、、、


「人間は自分らしく生きていい」


当たり前のことかもしれません。

しかしそれまでは周りの目ばかりを気にして生きてきたのです。
それが当たり前だったのです。

この服を着たら周りにどう思われるのか?
このメイクをしたらどう思われるのか?
こんなことを言ったらどう思われるのか?
〇〇でないといけない、
〇〇しないといけない、などなど。

正直疲れます。

自分を表現することは、
周りの同調から外れること=変わった人=生きづらくなる

この概念が私のそれまでの人生にこびりついていたのです。

しかしアメリカでは何を着ようと、
どんなメイクをしようと、
Tシャツに穴が空いていようと、
何をどう行動しようと、

他人は全く気にしないのです。

「自分の好きなように自分を表現すればいい」
「自分がやりたい事をやればいい」

36年間担ぎ続けてきた重荷が一気に軽くなったのでした。


こうして充実した留学生活を終え、日本への帰国準備を進めていました。


そして帰国の日。
ここでも衝撃的なことが、、、(またかw)

見てはいけないものを見てしまったのです。

アムウェイの、あの輝かしいトップリーダーご夫妻が
空港にいるではありませんか!
奥様はノーメイクでしたが、それでも飛びぬけて綺麗でした。

さすがアムウェイのトップリーダーだなぁ。
年々若返っていく感じ。。

私は憧れの眼差しで見ていたのです。

そして搭乗時間。

そのリーダーご夫妻はいつもファーストクラスを利用しています。
今回も早めに搭乗していました。

さすがあのご夫妻、ファーストクラスかぁ、と目はハート。


やっとエコノミークラスの私の登場時間です。

自分の奥の方にある予約席に近づくと、、、、

何と!

そのトップリーダーご夫婦が私の席の近くに座っているではないですか!

そこだけファーストクラスだった訳ではありませんよw

噂は聞いていましたが、事実だったんだ・・・
と大ショックを受けたのでした。

噂とは、、、

トップリーダーで稼いでいるように見えても実は収益は驚くほど少ない。
(アムウェイに限らずネットワークビジネス全般)

各地のグループメンバーさんのフォロー、
セミナーやアフターなどで忙しく、
移動や外食などの経費へと消えていき、
手元にはほぼ残らないのです。

今では分かります。

SNSでキラキラな投稿をしている人たちを多く見かけます。
あれはほぼ嘘でしょう。
高級ホテルのラウンジに行き、
あたかもそこで宿泊し、頻繁にお茶をしているかのように写真を撮る。
まるで自分が高収入を得て時間的余裕があるかのように。。

ホテルロビー


実際の企業経営者や有名なYoutuber達も、
キラキラ投稿はほぼ詐欺だと注意を促しています。

夕食を食べるだけに、自家用ジェット機で飛んでくる経営者の友人は、
決してキラキラなどはしていません。
安価なTシャツを愛用しています。
さすがに穴は空いてませんがw

皆さん、キラキラ投稿に憧れなど抱かないようにご注意くださいね!

げじまゆLINE公式バナー2


機内で衝撃的なシーンを見てしまった私。
この現状は好ましくない、、
会社が望む現状でもないはず、、、

私の心は複雑にざわざわしていたのです。


帰国後はある外資系IT企業の派遣として順調に就職が決まりました。

この企業は半分以上の社員がガイコクジンでした。
留学から帰国したばかりの私には最適な環境であり、ここでも楽しく
充実した毎日を過ごすことができたのです。

もう英語は呪文ではありません。
自分のスキルがアップしたのを感じられました。

その半年後、人材紹介会社から外資系ネットワークビジネス企業大手の〇社の募集に応募しないかとの話を頂き、喜んだ私は二つ返事で進めていただくことになったのです。

面接は順調に進みました。

今回はガイコクジンとの英語面接も設定されていました。

留学で鍛えた英語力をここで発揮します。

おバカ卒業です!🎉
(筆記試験が無かったのが救いw)

面接は見事にクリアしました!
(TravelとTroubleを聞き間違えたのはヒミツですw)

また好きな業界で働ける!と、それはそれは喜びました。

〇社ではマーケティング部に所属となりました。

☆社とは違い、企業の規模もコンパクトな分、
オフィスも社員数も予算も、様々なことがコンパクトでした。

その分社長との距離は近く、気軽に毎日挨拶ができる環境でした。
時には休憩室で雑談をしたり。

今回は英語ですよ!留学で鍛えましたからね。
・・・結構ドキドキしていましたがw

本社や韓国支社のマーケティング部スタッフと英語でメールを交わしたりと、数年前と状況が大きく変わった環境を楽しんでいました。

そして心地よかったことの一つがA社と同様、
「ディストリビューターの皆さんが第一」の認識だったことです。

そして今でも尊敬する上司に出会えたことです。

またもや上司に恵まれ、私は本当に運がいい♪

こうしてディストリビューターから運営会社側へと、
私の人生は目まぐるしく変わり、
その都度私のキャリアはアップしていったのです。

次回最終エピソードへ続く。。

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