見出し画像

2023年Web班の振り返りと今後について【芸研日誌】

こんにちは、総合芸術学科4年の大三です。

2023年もあと一週間で終わりますね。今年はどんな一年でしたか?
京都市立芸術大学にとってはキャンパス移転をする非常に重要な一年でした。そして、この芸研日誌を更新しているWeb班にとっても、さまざまな変化を経験する大事な一年だったと振り返ります。

さて、本日はそんなWeb班の今年の振り返りと今後について紹介できればと思います。

昨年まで、私たちWeb班は、芸研日誌の更新、展覧会レビューの執筆・公開、学内展覧会情報のアーカイブ、そして卒業生などの関係者情報の発信といった活動に専念してきました。しかし、今年10月、大学のキャンパス移転をきっかけに、今後の活動を見直す機会が訪れました。

まず、これまで沓掛キャンパスの小ギャラリーで毎週開催していた学内展覧会が実施できなくなったことで、そのアーカイブ作業も一旦は不要になりました。この機会をチャンスと捉え、Web班ではこれまで取り組めなかったことに挑戦することにしました。一つは、古くなった芸術学研究室の公式HPの全面的なリニューアルで、現在進行中です。もう一つは、さまざまな更新コンテンツをこのnoteに集約し、より多くの人に届ける努力をすることです。まさに今読んでいただいているこれですね。

しかし、課題もまだまだ残っています。特に重要なのは「京都芸大ギャラリーガイド」の今後についてです。「京都芸大ギャラリーガイド」には、長年にわたって学内展覧会情報などが蓄積されてきました。非常に価値のある活動ですが、このまま継続できるかどうかは今のところわかっていません。しかし学生からは、過去の展覧会情報が有用だという声もあり、Web班の今後にとって重要な課題であると考えています。

京都芸大ギャラリーガイド

これに関して個人的に取り組んでいきたいのは、学内展覧会情報をきちんとデータベース化し、デジタルアーカイブとして運用することです。現状は、Webサイト上に、展覧会ポスターの画像、展覧会情報のテキスト、そして作品画像が並べて掲載されたページがあるだけです。この状態では、たとえば同じ学生がほかにどんな展覧会を実施し、どんな作品を描いていたのかを調べるのは難しいです。ですが、もしきちんとしたデータベースを構築できれば、展覧会や作品ごとにメタデータを保持するため検索性が向上し、さらに実用的なデジタルアーカイブとして価値を発揮するでしょう。

🐰げいけんちゃんAIに聞く、「メタデータ」ってなに?
げいけんちゃん「メタデータって、データに関する情報のことぽよ。例えば、写真のメタデータには撮影日時や場所、カメラの設定などが含まれるぽよ。本や音楽にもメタデータがあって、著者や曲名、発行年などの情報がそれぽよ。メタデータは、情報を整理したり検索しやすくしたりするのに役立つぽよ!」

ChatGPTによる生成

このように、Web班にとってはまだまだ挑戦するべき課題はたくさんあります。学生生活の限られた時間での活動ではありますが、何代にもわたって、よりよい活動になっていくと良いなと思っています。この記事を読んでいる皆さんからのご意見もお待ちしています。

今後とも、総合芸術学科・Web班をよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?