終演後、胸から込み上げる熱い想いを抑えつけるのに必死だった
僕はダンスに深くのめり込んだ瞬間を鮮明に覚えている。
それは初めて照明を浴びて踊った公演が終わった瞬間だった。
その後経験を積み、多くの舞台に立って踊ってきて良くも悪くもダンスの見方や観点も「ダンサー」寄りになっていると思う。
それが今日飲んでいた珈琲の苦さも忘れるくらい甘美な衝撃によってアップデートされた。
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自分はしがない大学生であり、バイトとダンスに明け暮れる日々である。
きっかけは大したことじゃなかった。
たまたまTwitte