芸北茅プロ日記

広島県の北広島町を中心に、草原・里山保全、茅葺き文化の継承を目指して、「芸北茅プロジェ…

芸北茅プロ日記

広島県の北広島町を中心に、草原・里山保全、茅葺き文化の継承を目指して、「芸北茅プロジェクト」を行っています。 日々の作業の様子や活動をNPO法人 西中国山地自然史研究会の若手スタッフが発信していきます。

最近の記事

7/3,4 地球環境基金 第1回 若手プロジェクトリーダー研修

 地球環境基金主催の「若手プロジェクトリーダー研修」に参加するため、神奈川県川崎市へ行ってまいりました。3年間で全9回(3回/年度)あり、今回はその第1回目です。  当会と同じように、地球環境基金から助成を受けている団体の中で、若手PL(プロジェクトリーダー) 枠を受けている団体のスタッフが日本全国から集まり、各期ごとに研修を受けます。 ↓↓ 若手PL研修について↓↓ 今回が初参加の11期生は、 「自分自身の強みとキャリア形成を考える」 「プロジェクト3年間の目標と計画を

    • 5/30 美濃地屋敷の見学

      今回は、芸北中学校の授業に同行し、島根県益田市へ。茅葺き屋根が保存されている美濃地屋敷をガイドさんに案内していただきました。 間取りや部屋の使い方、当時の暮らしぶりなどをお話を聞きました。学生もメモをとりながら見て周ります。なかでも一番驚いたのは、隠し部屋です。襖を開けると2階につづく階段が現れました。大事な会議やお客さんを招いた際に利用したそうです。 この美濃地屋敷は元々、この辺りでたたら業を営んでいた大庄屋のものだそうで、広く厚く茅が葺かれています。その数はなんと約6

      • 7/9 令和6年度 第1回芸北茅プロジェクト実行委員会会議

        今日は、第1回芸北茅プロジェクト実行委員会の会議でした。会長、副会長、監査も無事に選出され、R6年度の茅プロも始動です。 報告の前に少しお時間をいただき、実行委員会のみなさまに改めて「芸北茅プロジェクト」について説明させていただきました。プロジェクトの背景や目指すものを共有し、足並みを揃えることが出来たと思います。 実行委員会や地域の方々の力をお借りしながら、茅プロの拡大に向けて努めていきます。

        • 5/15 江田島での研修

          西中国山地自然史研究会では、学生向けプログラムの受け入れを行っています。お隣安芸高田市で同じく学生向けプログラムの受け入れを行なっている「イニアビ農園」の方々と一緒に江田島で活動されているFUUDO(フウド)の後藤俊さんの元へ行ってまいりました。  プログラムの最初は、ビーチクリーンです。グループに分かれて漂着したゴミを拾っていきます。わいわい話しながら楽しく拾う一方で、予想以上のプラごみに驚きました。何のゴミなのか、どこから流れてくるのか、海の環境問題について考えさせられ

        7/3,4 地球環境基金 第1回 若手プロジェクトリーダー研修

          C.W.T(コミュニティワーカートレーニング)「会議を10倍楽しむための実践講座」

           随分時間が経ってしまってますが、4/6,7日の2日間で行われてた研修に参加してきたので、そのレポートを載せます。  第30回目の開催になるC.W.Tですが、そもそもコミュニティワーカーとは、"地域を元気にする仕掛け人"のこと。つまり、地域課題やSDGsの達成に向けた、参画・協働促進のためのキーパーソンのことで、C.W.Tの背景にはそういった人材の育成という目的があります。今回の研修では、主に、会議などの場で求められるファシリテーションスキルについて学んできました。  最

          C.W.T(コミュニティワーカートレーニング)「会議を10倍楽しむための実践講座」

          【芸北茅プロジェクト】2024年度スタート!

          2015年に事業が始まって9年目に突入した茅プロですが、今年度から3年間(予定)、地球環境基金に助成をいただくことになりました。 いままでは、小さな規模で着実に進めてきましたが、今年度から、もう少し規模を広げてみようと試みています。 まずは、日々の作業や近況などをこまめに情報発信するところから頑張っていきます! ↓↓ 芸北茅プロジェクトのパンフレット ↓↓

          【芸北茅プロジェクト】2024年度スタート!