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C.W.T(コミュニティワーカートレーニング)「会議を10倍楽しむための実践講座」

 随分時間が経ってしまってますが、4/6,7日の2日間で行われてた研修に参加してきたので、そのレポートを載せます。

 第30回目の開催になるC.W.Tですが、そもそもコミュニティワーカーとは、"地域を元気にする仕掛け人"のこと。つまり、地域課題やSDGsの達成に向けた、参画・協働促進のためのキーパーソンのことで、C.W.Tの背景にはそういった人材の育成という目的があります。今回の研修では、主に、会議などの場で求められるファシリテーションスキルについて学んできました。

 最初のオリエンテーションでは、OARR(オール)を全体で共有しました。
OARRとは、目標:Outcomes、日程:Agenda、心構え:Rules、役割:Rolesの頭文字を取ったもので、研修や会議の参加者がどんな気持ちでどこを目指せばよいのかはっきりさせるために最初に共有しておくことが重要だそうです。
 続いて、アイスブレイクの手法をいくつか体験し、アイスブレイクの重要性を、対人関係における個人の成長のプロセス、チームでの成長のプロセスを示した理論を元に、個人、チームにとってどういう状態が望ましいか学びました。
 その後、会議の現状を棚卸しして、会議の基本作法についてレクチャーを受けました。会議の組み立て方から、進行の際のテクニック、記録の方法などを教わりました。
 いよいよ実践に入ります。4人3グループに分かれ、テーマ決めから始まりました。参加者が持ち寄った、会議について悩んでいることや困りごとなどを出し合い、たくさん出てきた中から4つに絞りました。各グループ内で担当を決め、それぞれ自身の会議を設計していきます。ファシリテーター1回、参加者3回の計4回、会議を体験しました。会議が終わると、ファシリテーターにフィードバックをし、振り返ります。その後、他の2グループが同じテーマでどういう進め方をしていたのか、順番に見てまわりました。
 
 実践を通して、12人それぞれの会議の進め方を見ながら、自分なりの会議の持ち方、ポイントなどを見つけることができた。
「会議が変われば社会が変わる」
「良いファシリテーターは良い参加者」
今回は会議のファシリテーションを学びましたが、アクティビティや対人のコミュニケーションに活かせることも多く、茅プロの拡大に向けて協働する際に活かせそうです。


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