日本人が忘れてしまった本当の豊さ

 伊木ヒロシさんのYouTubeで印象的な言葉がたくさんあった動画があったのでまとめてみた。

 ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカという人の言葉です。

   貧しい人とは少ししか持っていない人ではなく
 無数の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ 
大勢の国民に選ばれたなら
国民と同じ暮らしをするべきだ。
特権層ではなくてね。
政治の世界で探すべきは、
大きな心と小さなポケットの人物だ。
日本は、今後はロボットを大衆化していく
最初の国になっていくだろう。
ただ、それに伴って、
これからは日本では様々な社会問題が
表面化してくるだろう。

確かにロボットは素晴らしいよ。
でも消費はしないんだから。
京都で泊まったホテルで
「日本人はイカれている!」
と思わず叫んでしまった夜がある。
「なんで、あんなものが必要なんだ?
 自分の手を動かして開ければ済む話だろう。」
 (トイレの蓋が自動で開閉するのを見て)
無駄なことに、囚われすぎているように思えたね。
あまりにも過度な便利さは、人間を弱くすると思う。
豊かな国であればあるほど、
幸福について考え、心配し始めている。
既にたくさんのモノを持っている国々では
たくさん働いて車を買い替えることなんかに
もはや飽きた人が出始めているようだ
東京は犯罪は少ないが、自殺が多い。
それは日本社会があまりにも競争社会
だからだろう。仕事をするばかりで
ちゃんと生きるための時間が残っていない。
家族や子どもたちや友人たちとの時間を
犠牲にしているからだろう。
ネクタイをしないというのは、
ネクタイよりも大切なものがある
ということを象徴しています。
(いつもネクタイをしていないことを聞かれて)
私が言いたいのは富を求めるあまり
絶望してはいけないということです。
人生にはもっと大切なことがあります。
愛情を育むこと、子供を育てること、
友人をもつこと。
そういう大切なことのためにこそ
人生の時間を使ってほしい
はっきり言えば、和平というのは、
素晴らしいビジネスなのです。

軍事費として無駄に使われている
お金を貧しい人や水、環境といった
さまざまな問題をケアするために
使うことができるということです。
人類の富には何らかの上限が
設けられるべきだと思います。
いったい何のために
それだけの富が必要なのですか?

ビル・ゲイツ氏は1日100万ドル使い続けても、持っているお金を使い切るには220年生きなければならないと言われています。
それでも彼は、世界一裕福な人というわけではないんですよ。


 日本でも経済格差が問題になっていますが、どう思いますか?

日本だけの問題ではないですね。
各国で起きています。
なぜなら世界の富は
日に日に一点に集中しているからです。
公正な社会を目指す。
それが政治の役割というものだ。
国家には社会の強者から
富を受け取り、弱者に再分配する義務がある。

幸せになるコツはなんですか?

モチベーション(目的意識)を持つことです。


<伊木さんのまとめ>

足るを知る、分かち合う(幸せ基準) ≠ 達成欲(エゴの象徴)

 

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