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『ジャイアントキリング 57巻』 ツジトモ

前巻のアジアカップのオーストラリア戦で

退場になり、日本中から戦犯に挙げられた椿大介。

自信喪失でスランプに陥り、練習でも集中力を欠く日々。

盟友の窪田からの電話で、

自分の正直な複雑な心情を話す。

クラブでの練習も終わったある日、

帰りにもう一度クラブハウスに戻り、監督の達海に

アドバイスを求める・・・。


そんななかJリーグが再開。

対戦相手は「大分トリプレックス」。

ETUとの試合に負けると2部に降格が決定しまう。


試合前の練習中には、控えの椿に対して

サポーターの”スカルズ”の熱いメッセージ。

「ツバキ ダイスケ‼︎ ツバキ ダイスケ‼︎」

と椿コールが止まらない。

思わずジーンとしてしまった。


達海の試合前のモチベーションの上げ方が凄い・・・。

大分は今日ウチに負けたら2部への降格が決まる。
死にもの狂いでこのゲームに懸けてくるだろうね。

けどなぁ・・・。

それは俺たちにとって大した問題じゃない。

だってそうでしょうよ、
大分には大分のドラマがあるように、
俺たちには俺たちのストーリーがある。

他所(よそ)は他所、ウチはウチだよ。

向こうの都合にわざわざ付き合う必要はない。


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