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Dreamforce2019のEinstein Keynoteに登壇して来ました! #DF19 #einsteinmoment

毎年この時期になると、Salesforceが開催する世界最大級のテックカンファレンスDreamforceに参加しています。

三度目の参加ということで、もはやベテランの余裕を持った参加予定だったのですが、ひょんなことからプロダクトキーノートスピーカーに選出され、あれよあれよと準備を進めてDreamforceのDAY2のEinstein Keynoteにお客様事例として取り上げられることになりました。ってさらっと書くと全く伝わらないのですが、関係者に言わせると「米国メジャーリーグオールスターにスタメンで日本人が出場する、つまりイチローレベル」というコメントを頂きました。キーノート自体の日本人の登壇が10年ぶりで、プロダクトキーノートは初めて?なのかな。プロダクトキーノートの全動画はこちらにあがっています。25セッションあった模様。

リバネスの紹介が始まるのがこちらで

僕が登場するタイミングがこちら(サムネは同じですが、違うスタートになってます)

今回は会場を見渡してもEinstein一色という感じで、めちゃくちゃフィーチャーされており、そんな中の登壇でした。

なんで登壇することになったんだっけ?

についてはこの前書いたのでそちらを参照ください

Keynoteチームのパワーを感じることができた

「吉田情事本番@DreamForce_2019」の写真_-_Google_フォト

日本人は担当営業とEinsteinの日本の担当なので、キーノートチームではないのですが、その他の外国人チームがもう本当にパワフルで感動した。この日のためにdemoを作り、話す内容を練習して臨んだ訳ですが、それぞれがきちんと準備を行い、前日夕方の通し稽古が終わった時はなんというか感動的でした。もう全く言い表せてないんですけども。良いチームだった!

このキーノート会場は、初日にマーク・ベニオフのオープニングキーノートを行い、3日目の朝にはオバマ大統領とマーク・ベニオフのチャットセッションが行われた会場で、HALL Fっていうメイン会場でした。

「吉田情事本番@DreamForce_2019」の写真_-_Google_フォト

人が入る前のHALL F

前日のリハーサルでは、めちゃくちゃテンションが高く行った我々も、当日はやはり緊張していてかたかった!やっぱり緊張するよね。右上から二番目にいるスキンヘッドの人がマルコさんっていうVPなんですけど、ユーモラスに、力強く現場をまとめ上げていて、よく慕われている人なんだなというのが伝わってきた時間でした。リハーサル参加できてよかった。

ちょっとしたハプニング

映像見てもらうとわかると思うのですが、前半が日本語でのプレゼンテーションになってるんですよね。先程postした10/14のnoteに登壇が決まりましたと書いてから、実は内容は全編英語で固めてきており、最後のオンラインミーティングで次はサンフランシスコで!って言ったあとに、non-nativeの場合は基本的に通訳を通すようにというお達しがあったとかで急遽プレゼンを組み替える事になりまして、実は現地に入ってから日本語の練習をしていました(笑 

Salesforce界隈は、文化の尊重、イクオリティ、多様性といった部分をかなり重要視しており、今回日本人が羽織袴で登壇して日本語を話すというのにも一つのメッセージが乗ったのだと思います。

結果的には良かったみたいですが、直前過ぎて本人はドキドキでした(笑

ちょっとしたハプニング2

壇上に上がって、最初にThank youと言った所で、一瞬フリーズした!危なかった。ここも前日の夜に考えていた部分だったので、準備していない所は真っ白になる。危なかった…。

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MayukhにThank youを言った直後に言葉が止まる

ちょっとしたハプニング3

実は入場曲選んでいいよって言われたのでB'zのultra soulを選曲しました。映像見るとわかるんですけど、実はステージ付近はあまり聞こえなくて。運良くピッタリあっていたらしいのですが本人の耳には殆ど届いておりませんでした(笑

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このシーンで流れていました

会社名が伝わりやすかった

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アシックスとDOORDASHに挟まれるリバネス

プレゼンしたあとに、羽織袴来てたのでちょこちょこ話しかけられたんですが、社名良いよねって言ってくれた人が結構いた。これは嬉しかったですね。会社紹介した部分もちゃんと聞いてくれていたみたいで、伝わってるじゃない!ってなりました(まぁ日本語パートなので伝えたのは通訳の美穂さんなのですがw)

羽織袴強い

キーノート登壇の話を、トモさんというサンフランシスコ在住のサポーターに話した時に、せっかくだから羽織袴で出たら?と飲み会の席で盛り上がったのがきっかけで、そこから調整を始め、現地の了解を得るのがギリギリになったので滋賀から新幹線で運んでもらっいギリギリで到着。

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トモさんと

栄時(EIZI)という、ビジネスマン向けに簡素化して簡単に来られる羽織袴を作ってくれているのでそちらを調達して現地へ。日本知ってるとか、現地に家族がいるみたいな人が、声かけてくれました。さっき見てたよ、良かったよっていうのが一番多かったかな。みんなに楽しんでもらえるのは良いですね。

反響どうなの

反響自体はこれからの部分も大きいと思うのでそこは置いときますが、当日の終わった直後に、同様に研究や大学周りで仕事をしている人3組程度から声をかけてもらいました。興味あるからミーティングしようって。

もう一つ面白かったのが、どうやらプレゼンテーションスキルの教育をやっているという50台くらいの男性に話しかけられて、うぉぉぉ直後にダメ出し&営業なのか!?と緊張が走ったのですが、日本語パートも英語パートも完璧だったよって言ってもらえて安堵。日本人は特に苦手な人が多くてっていう事を最初に言っていたので指摘が来ると思ったわ(笑

応援ありがとうございました

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実は、知人チームが応援してくれまして。非常に心強かったです。リバネスJapanからはそもそも参加を決めていたのが僕だけだったのでソロ参加になったのですが、サンフランシスコにはもう10年以上リバネスとして通い続けており、快く応援を引き受けてくれた皆様に支えてもらいました。外村さんも直前に調整してくれて登場。皆さんには感謝しかないです。日本のSalesforceチームの皆さん、パートナーの皆さん、そして参加してくれたユーザーの皆さんに集ってもらえて助かりました。隣に座っていたジェシカと一緒にガッチガチに緊張する所でしたが、かなりほぐれました。

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リバネス立ち上げメンバーの一人のSakiさんと

実はもう2つセッションがあった

一つはブレークアウトセッションで、内容はほぼ同じでEinstein予測ビルダーのセッション。

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Dreamforceの初めてのセッションで緊張しまくりな私

内容は、キーノートよりも多くて、こっちのほうがヘビーだったのですが、右側のサラさんがめちゃくちゃトークが早くて、スピード感が合わなかったなぁ(笑。

もう一つは写真ないんですけど、ラウンドテーブルセッションになっていて、参加者と一緒にディスカッションするというしびれるセッションでした。

話した中で何が重要だったのか

プレゼンだとさらっと一言なのですが

We found success by really understanding the question we wanted to answer.

という一節があります。

Einsteinを使うに当たって重要なのは、自分たちがAIを使って答えてあげたいと思っている質問って本当はなんなの?というシンプルな質問ですが、これが究極に大事。一朝一夕に見つかるものではないし、Einsteinがどこまで使えるのかを試行錯誤しないと最終形態にはきっとならないのですが、これによって目的が達成されます。

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キーノート直前に緊張をほぐしにくるEinsteinくん。出来る奴

Einsteinの予測ビルダーが返してくれるのは、0〜100までのスコアです。どんなリストに対して、どんな優先順位をつけたいのかを考えるのが肝です。

Einsteinを使う前までのリバネスは、大量のリストが全部並列の優先順位で存在していました。これをEinsteinを使うことによって優先順位付けを行い、我々スタッフの仕事に優先順位をつけてあげることができます。可能性の高い所に時間をさくことが出来るようになるのです。もし、沢山の相手(データ)があるのにそのクオリティを測ることができないでいるのであれば、使ってみることをおすすめします。プレゼン動画を見ればわかるのですが、なんと1モデルが無料で使えるようになりましたので。

SNSより

意外と公開範囲が狭い人ばかりでFacebook埋め込みできなかった。


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オフィシャルで撮ってもらった写真はまだ手元にないので、届いたら追記するやもしれません。

noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。