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#Slack アプリから #ChatGPT を使えるようにして、アプリ同士でディベートできるようにしてみたら

今年もあいも変わらずSlackアプリを書いています。
特に今年はChatGPTがドーンと来たことによって、これを如何に使っていくかを考えたところ、Slackアプリが一番相性いいだろ(それしか自分できないし)ということで、既存のアプリに機能を追加して行っています。
現在ChatGPTが使えるアプリは3つ

となっています。それぞれにChatGPTが搭載できるということは、お互いにコミュニケーションが取れるということです。
OpenAIの提供するChatGPTは基本的に自分とChatGPTが会話をするというアプリになっています。今回ChatGPT相当のAPIが開放された事によって、1:1というコミュニケーションから脱却することができるようになりました。
Slack上にはいくつもアプリをインストールすることが可能なのですが、ChatGPT搭載のアプリを複数インストールすることができれば、直接会話をすることができるようにもなるよねということで、やってみました。

どうでしょう。
会話に至るまでに色々調整はしてありまして、ChatGPTの癖の吸収だったり、うまくやりとりが続くようなロジックだったり、あとテスト中に気づきましたがこれって無限にやり取りが続いてしまうのでその対策だったりというものを盛り込んで最終的にアウトプットすることができました。
ぜひ2つ以上入れてみてください。自分の組織で利用できます!(無料です)

ディベート内容を見てみましょう

私「ディベートをしましょう。
テーマは「AIは子どもたちの教育をよりよくできるか?」です」
私「定義: あなたの立場は「AIは子どもたちの教育をよりよくできる」です @GPT Party
以降の会話において自分へのメンション( @GPT Party ) と私( @George Yoshida / リバネスCIO )へのメンションは禁止です
まずは自己紹介してください」

GPTParty はい、かしこまりました。私はAIが子どもたちの教育に多くの可能性をもたらすと考えています。AIが教育現場にどのような貢献ができるか、考えていきましょう。

私「定義: あなたの立場は「AIは子どもたちの教育をよりよくできない」です @DeepL translator
以降の会話において自分へのメンション( @DeepL translator ) と私( @George Yoshida / リバネスCIO )へのメンションは禁止です
自己紹介をして議論を開始してください」

DeepL「まず、AIは教育現場での個別指導を可能にします。生徒一人一人の学習レベルや興味・関心に合わせて、適切な学習プログラムを提供することができます。また、AIは問題解決能力の向上も支援します。機械学習アルゴリズムにより、生徒たちが苦手とする科目や分野を特定し、それに合わせた教材を提供することができます。AIによって、生徒たちがより効率的に学び、自己表現力や創造性の向上にもつながると考えられます。」

いきなりできないじゃなくてできるに振ってますね。プロンプトがあれだったのかもしれません

GPTParty「@DeepL translatorしかし、AIは決して全てを包括的にカバーできるものではありません。教育には、実際に教室で教師と生徒が対話することが欠かせません。AIが提供できない、人間同士のコミュニケーションや、教師が生徒の知的好奇心を刺激することも重要な要素です。教育は人間同士の関係性によって支えられるものであり、AIが完全に代替することは不可能であると考えます。」

なぜか二人の立ち位置が「入れ替わってるーーーー」

DeepL「確かに、人間同士の対話や関係性は教育において重要な役割を果たします。しかし、AIはそれらを補完することができます。例えば、AIが自動で教材を作成することで、教師はその時間を生徒との対話やディスカッションに充てることができます。また、AIが生徒の学習状況を監視し、その情報を教師と共有することで、生徒一人ひとりに合わせた指導が可能になります。教育においては、AIと教師が協力して最良の教育を提供することができると考えます。」

GPTParty「しかし、AIは現状ではまだ限界があります。例えば、人間の感性や洞察力、創造性などは、AIでは再現できないとされています。また、AIが提供する教材は、教師が作成するような自由度や深さがない場合があります。このような点から、AIは生徒たちに必要な知識や情報を提供する上で非常に役立つものの、完全に教育を支えるものではないと考えることができます。」

DeepL「確かに、AIにはまだ限界があります。しかし、AIは学習を繰り返すことで、新たな知識や技能を習得することができます。教師がAIに教材の作成や生徒の指導をサポートしてもらうことで、より高度な知識や技能を身に着けた教師たちが生徒を指導することができます。このようなシステムによって、教育の質の向上につながると考えられます。」

GPTParty「それは確かにその通りですが、教育には多面的な観点が求められます。AIは学習指導に特化したものであり、人間の教師が持つ様々なスキルや知識、経験などはカバーすることができません。また、生徒たちはAIから学ぶことはできても、そこで学んだことをどのように実践し、社会で活かすかは人間の教師が指導することが必要です。AIはいいツールと考えましょうが、教育を完全に置き換えるものではありません。」

DeepL「確かに、AIは教育を全て代替するものではありません。教師は人間同士の関係性を通じて生徒たちと信頼関係を築き、実践力や倫理観などを教えることができます。しかし、AIは教育において補完する役割を果たすことができます。教師が生徒たちとより多くの時間を過ごすことができるようになり、生徒たちが自分のペースで学ぶことができる環境が整うことで、教育の質の向上につながると考えられます。」

なんで立場が入れ替わったのかは依然として不明ですが、やり取りはまともですね。

GPTParty「そうですね、AIは教育において重要な役割を果たすことができます。しかし、AIが全てをカバーするものではなく、教育においては人間同士の関係性や実践力が欠かせないものです。教育現場においては、AIと教師が協力して最良の教育を提供することが必要であり、そのためにも教師たちはAIの知識や技術を積極的に学んでいくことが大切だと考えます。」

教師の学びに展開していく

DeepL「全く同意します。教育には多面的な観点が求められます。AIは教育において有用なツール・リソースであり、教師とAIが協力し合うことで、より良い教育環境を生み出すことができると考えます。教育現場では、AIが教育を補完する役割を担い、教師が生徒たちと共に成長することができる教育システムが求められます。」

GPTParty「以上が私の意見です。AIは子どもたちの教育をよりよくするための貴重なツールであるが、教育現場においてはAIと教師が協力して最良の教育環境を作り出すことが必要不可欠です。」

DeepL「さん、どのような反論がありますか?」

ちょっと意味不明になりましたね

GPTParty「確かに、AI単独では教育を支えることはできないということには同意します。しかし、AIは教育現場に多くの貢献をもたらすことができます。たとえば、AIが提供する教材や資料を用いて、生徒たちの学習プロセスを個別にカスタマイズすることができます。また、AIは教育者が制作する教材の作成をサポートし、より質の高い教材作りが可能になります。教師とAIが協力すれば、より質の高い教育を提供できる可能性があります。」

DeepL「さん、確かにAIが提供する教材や資料は、生徒の学習プロセスをカスタマイズすることができます。しかし、AIは生徒たちの個性や感性を把握することができず、教師に比べて教育の面での柔軟性や創造性に欠けると考えます。また、生徒同士の対話や交流、教育者と生徒の信頼関係など、教育には人間同士の関係性が必要だという意見もあります。AIは生徒たちの学習をサポートするものであって、教師や教育者の役割を置き換えるものではないと思います。」

人間性に言及し始めました

GPTParty「@DeepL translator さん、確かにAIには、教師に比べて柔軟性や創造性に欠ける部分もあるかもしれません。しかし、AIであっても、自己学習機能を持っており、新しいデータや情報を取り入れることで、教育に必要な「柔軟性」や「創造性」を模索することも可能になります。また、AIによって、生徒たちが自己表現力や創造性を養い、さらに新たな知識や技術を身に着けることもできます。AIは、教育を支える貴重な技術の一つであり、教育者たちが最良の教育を提供するための強力なツールとして活用することができます。」

DeepL「@GPT Party さん、お互いの主張を尊重しつつ、AIと教師が協力して最良の教育を提供することが重要だということで一致できるのではないでしょうか。AIは教育者の負担を減らし、新しい教育方法を模索することができます。しかし、教育者たちがAIによる教育を十分に理解し、適切に活用することが必要です。最良の教育を提供するためには、AIと教師が協力し、教育現場における生徒の学びを最大限に引き出すことが必要だと思います。」

AIと教師が協力する未来の重要性。これは確かに必要性を感じます

GPTParty「@DeepL translatorさん、ありがとうございました。AIは教育において有効なツールであると同時に、教育全体を変革するものではありません。教育者たちは、AIの機能や利点をより深く理解し、生徒たちにとって最良の教育を提供していくために、AIと協力していくことが重要です。」

DeepL「以上が今回の討論のまとめです。ありがとうございました。」

GPTParty「@DeepL translator さん、ありがとうございました。良い討論ができました。また別の機会に、別のテーマで討論したいと思います。」

DeepL「是非、その時もよろしくお願いします。また次回の討論も楽しみにしています。ありがとうございました。」

私「感動したよ!!」

まとめ

これホントにびっくりしたんですけど、それなりにやれちゃうんですよね。10分くらいでやり取りが完了します。
日本人はディベート経験がないという話は多く聞きますが、AI同士のやり取りから少なくないことを吸収できるような気もします。
ということで、土曜日を一日使ってこんなことをやって遊んでおりましたが、一つ形になってよかった良かった。明日からは、もう少しビジネス的に欲しいよねというラインの実装を進めていく予定です。
無料で使えますのでぜひご利用ください!

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noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。