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「プログラミングの勉強を始めたんですよ」と彼は言った

僕もかつて言ったことがある。

プログラミングに限らず、最近僕がやってるTableauだったりEinstein Analytics(現Tableau CRM)だったり、そもそものSalesforceだったり、そして日本人なら誰もが一度は思うであろう「英語」。勉強を始める人は少なくないだろう。

ツールを使い始めると今度はその定着で困ってしまうみたいな壁がやってきたりして、それだけではないけどとにかく次から次へと壁が立ちはだかるのが現実世界の習わしだ。自分の知らない道は茨が敷き詰められている。

そんな時に、「勉強を始めたんですよ」の人は弱く・脆いのだ。諦めてしまう。それはなぜだろうか。

「手段と目的を履き違えるな」みたいな話を聞いたことがないだろうか。今で言えばハンコだろうか。押印をする目的は、決済者の承認を保証する為だ。日本はこれまで印鑑に証拠能力を認め、その印影が存在することによって承認を保証してきた。しかしこれが徐々に電子決済へと移行していくのがやっと時代の流れになってきたし、これはもう抗えないだろう。コロナ禍で押印のために出社するなんて(爆笑)みたいな事が話題になったこともある。もう時代に合わないのだ。そしてこんな事が起こる。

印鑑を押す事が目的になってしまっている例だ。本来進化すべき方向性は、承認したという事実を保証する手段を如何にして提供するかであって、押印するという手段を残すということではない。

これと同じことなんですよね。勉強っていうのは。

はんこに置き換えられるのが、勉強しようと思っているツールそのものです。それは手段なはずで、本当はその手段を使って何かを解決するという目的がある。その目的を明確にできていればいるほど、不動の精神で邁進することが出来ると思うが、逆に目的が分からないものに対しての勉強は続かない。これに尽きる。

目的をもてと言われても

個人的にはなかなか難しい領域もあるよなとは思います。英語はまだ会話したい相手が想像できれば良いと思うけど、noteの最初に上げたSalesforceだったりBIツールだったりについては、なんとなくこんな事が出来そうだよねと思っていても、未経験者には恐らく想像がつかない。僕は全くの未経験から立ち上げたので、最初は本当に大変でした。導入金額の大きさも、それを持って売上を上げるんだという意識もあったから逃げ出さずにやり遂げたけど、やり遂げるプロセスの中では「勉強しよう」なんて一ミリも思わなかった。やるしかなかったから。

ただ、出来る限りやりたいことを明確化したほうが折れずに遠くまで行けると思う。それも別にものすごく遠くのことじゃなくて良くて、小さな一歩でも構わないので、まずはこれをやりたいを明文化する。そんな所から始めたら良いのかななんて思っています。これをやろうと思ったら、このスキルが絶対に必要っていう状態が一番吸収力が高い状態だと思う。

今朝たまたまFacebook見てたら、レペゼン地球が解散するとかいうのを見かけて、久しぶりに見たDJ社長の動画と、表題のプログラミングの勉強始めた話がリンクしてしまったので書いてみましたとさ。

自分のやりたいことに邁進しような。

勉強が出てくる順番が後だってことが分かると思う。

noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。